九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

改めて総括 1970

2017年08月31日 22時17分16秒 | Weblog
アギーレから始まったロシアへの長い路は本日、ホームでのドン引きスタイルでチケットを手にした。
お疲れ。

まあこの監督は、スカウティング重視だな。
ゲームプランの組み立ては歴代トップと言ってもいい。要するに勝つためには何でもするタイプの監督。
だから、日本サッカーをこうしようというよりは目前の試合を全力でいくタイプ。
それはそれでいいが観ていて面白いかは別。

但し、今日のオージー戦ではっきりしたのは、あの守備でゼロに押さえられるのはこのレベルまで。
フランスやドイツ、ブラジルにはボコボコにされる。
ハリルもそれは想定するだろうが。

結局日本が世界で目指すには繋ぎたおしてボールを保持して相手に主導権を渡さないサッカーしかないと思うよ。今日はオージーのミスに助けられたがこの先はこんなに甘くない。
今日のように中盤でボールを刈り取るのは無理になる。
だからインサイドハーフに新戦力が欲しい処。
ターゲットは大迫が通用するからインサイドハーフだな。
岡崎や香川は厳しい立場になる。ハマるポジションが無いから。
後は右サイドの人材。
今日の浅野くんじゃキツいわな。殆んど消えるし、サイドからの組み立ても出来ない。
久保が安定すればいいが、南野もいるし右はまだまだ競争だろうね。

オレとしてはアギーレのスタイルが良かったがこうなった以上はハリルに何とかしてもらうしかない。
とりあえずはおめでとうございました。
コメント (2)
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VSオージー 1970

2017年08月31日 19時55分54秒 | Weblog
日本は2列目が突っ込みすぎるな~
やり過ぎると長谷部の両脇のオージーFW2枚が捕まらなくなるぜ。

逆にオージーのCBはフリーズしてて穴だなw
コメント (6)
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随筆紹介  私の幸福感    文科系     

2017年08月31日 14時17分23秒 | 文芸作品
 随筆  私の幸福感   S・Yさんの作品です                                         

 閉塞感のある田舎がイヤで、都会(下町だが)に暮らし始めて三十余年になる。そんな私が歳をとるごとに土に触れる生活に憧れるようになった。人生とはわからない。
 夫とは相性はよくないが、幸い、自然や生物好きという点だけが一致しているので老後を共に暮らすには都合が良かった。裏庭の離れの一軒家を壊し、花壇と畑にすることに夫は異を唱えることもなく、町中だが、憧れの「晴耕雨読」生活に入ってまもなく一年になる。

 この夏は茄子、とうもろこしなど夏野菜を毎日収穫。玉葱、じゃが芋も見た目は悪いが自家製で間に合っている。それがなんとも嬉しい。自分たちが作ったものを食する幸せを堪能している日々。はたからみたらどうってこともないのだろうが、こんな些細なことに幸せを感じるなんて、私自身が一番驚いている。
朝起きて台所から裏庭に咲き乱れる花々を見ながら朝食の準備にかかる。裏庭に出て野菜を採る。庭は井戸水を使っているので、もぎたてのトマトやきゅうりを冷やす。「あー、この味、この味だった」ドレッシングではなくて塩だけでかぶりつく。あー、きゅうりの歯ごたえ、トマトの酸味、こたえられない。この味をずうっと求めていたような気がする。

 家を解体した後にダンプ4台分の土を入れて改良したり、太陽光発電の設備を入れたりと、老後のための蓄えをずいぶんと費やしてしまった。老後の楽しみであった海外旅行は遠のいてしまったが、それでも今の暮らしに私は満足している。
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随筆   酷いスイミングスクール    文科系

2017年08月31日 14時14分12秒 | 文芸作品

〈やっぱり、息継ぎの時に下半身がかなり沈んでしまう。これじゃーこの昇級試験もダメ、パスしないだろう。八級に上がる試験は難しいとずっと聞いてきたけど、もう四回落ちることになるんだなー……〉。Mスポーツクラブ三階観覧席のガラス越しに一階の二五メートルプールを懸命に泳いでいるハーちゃんに目を懲らしながら、僕はそう呟いた。
 三〇分後、着替えて戻って来たハーちゃん。苦笑いと自嘲とを混ぜ合わせたような顔で近づいてくると、黙って通知表を渡す。案の定、五項目各四点ほど計二〇点の点検項目が今日も一つ埋まったきり。あと三つほど残っている。

M総合スポーツクラブのスイミングスクールに孫のハーちゃん、もうすぐ七歳の女の子が通っている。大変流行っていて、土曜日などは一レーンに子ども十数人。つまり、六レーンなら八〇人を見て、これが一時間。ウイークデーの参加者は少なくなるにしても、土日のそれぞれ数時間だけでも何百人になろうかという大変な人気教室である。
 今のハーちゃんは、二五メートルをしっかりしたフォームで泳げるようにするクラスに居る。ところで彼女は、前のクラスまでは、スポーツ好きの僕が傍らで教えてきたこともあって、このクラスに入る直前には既に二五メートルを泳ぎ切ることが出来ていた。これは、僕自身が確認していることなのだ。それが、このクラスで確か八か月ほどになる現在、フォームも悪くなっていて二五メートルを泳ぎ切るのもあっぷあっぷなのである。当然二か月に一度の昇級試験にも、もう四回も落ちている。頑張って通っている彼女が落ちて帰ってくる日などは、可哀想でならない。

 さて、ハーちゃんの通知表のあちこちに目を配っていると、たまたま四月に赴任した新しい担当の先生が通りかかった。そこで、思い切ってこう切り出してみたのである。
「お尋ねしたいんですが、この子はこのクラスに入ったときはもう二五メートル泳げていたんですよ。それがいまは……?」
 と通知表を示しながらの僕の言葉に対して返ってきた返事に、僕はまー驚いたこと! なんと、平然と、こう返してきたのである。
「悪い癖がついたんでしょうね」。
〈そんな事は分かりきっている。悪い癖がつくと、子どもの場合は特に長い長期停滞が起こることも。でも、だからこそ悪い癖を付けないようによく注意していて、付いてしまったら芽の内に摘み取るべく早いうちに直すのがスクールというものだろう。それを「よくある普通のこと」と放置して憚らぬこの応対は一体何なんだ?!〉
 これが、月四時間のプール使用料金も含めてだが八千円というお金を取るスクールなのである。“それにしても……クラス人数の多さはどうなっているのか? ”などなど、返す言葉を考えているうちに、その先生は向こうに行ってしまった。
 なお、このスクールには別料金を払う特別授業というのがあって、速く進みたい人はこれを希望することも出来る。すると当然こんな推察も自然に起こってくるというもの。
“普通クラスで悪癖がついた子どもは儲けもの。昇級したければ金を出すだろう”。そう言えばこのスクールはハーちゃんと同じ癖を持った子が過半数とも見えるほどに異常に多いのである。この癖は、クロールでは最も多いものということも付け加えておこう。

 まー、こういうスクールを選んだ親が悪いのだ。この悪癖も。長期停滞も。そして昇級試験に何回も落ちることによってスポーツ成功体験を乏しくして、水泳を嫌いにするというやり方も。ついでに、普通の成功体験を得ようとすると大金が必要になる仕組みまでも。これら全部ここを選んだ親が悪いのだから、この責任は大金払って取り返せということも含めて、親の選択なのである。これらは、「事前によく調べたら分かること」なのだから。ただし、どう調べて良いのか? 

四年近くかかってこういう内情が分かった以上、このスクールを止めさせようと思う。幸いすぐ近くに僕が通っている市営のスポーツセンターがあって、そこのプールには有志先生らが家族的にやっている小集団の子ども教室がいくつもある。皆が微笑みながらやっている雰囲気が楽しそうで、子ども同士の会話などもずっと多そうだ。料金も遙かに安い。
 Mスポーツクラブに通っている連れ合いの料金は「月」八〇〇〇円。対するに、市営クラブ・ジムにだけ通っている僕の高齢者定期券は「年」四二〇〇円で、毎日通ってもこの値段は変わらないのである。別に高齢者向けプール回数券は一一枚千円で、ハーちゃんの小学生料金一回二百円を含めて僕と二人の教室なら一回三百円。こりゃ、僕が当分ここに時間を使うことになるのかな。

コメント (1)
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