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ハリルジャパン(108)開幕先発・柴﨑岳は強豪・アウェイで勝ち点1   文科系

2017年08月21日 10時50分17秒 | スポーツ
 20日、スペイン1部リーグ開幕に、10番をつけた柴﨑はそのラストパスを買われて、2列目攻撃手として先発。後半30分近くまで好チャンスを作り続けた。柴﨑が見つけるスペースに身方が合わせられない場面がいくつかあった後に、身方足元へのパスに換えていったようだ。
 相手は去年7位で、今期ELリーグにも出場しているアスレティック・ビルバオ。ゲーム結果は0対0のドロー。強豪相手、アウェイの初戦において、この勝ち点1は、とても大きい。

 次の27日、相手はセビージャである。

 何度も言っているがこの柴﨑と岡崎は、中田ヒデ・クラスの選手になると心底期待している。短期に急適応、急成長を遂げるには長年の「準備」も含めて、世界最高水準への中長期目標を明確にして持ち、それに向けての実行力が試されると見てきたが、新人柴﨑については現監督も既にこう語っている。
『言葉はまだまだなのに、凄く吸収力が高く、頭の良い選手である』

 岡崎は「途方もない実行力の人」という感じが強いが、柴﨑はこの同じ特質に加えてとにかく頭がよいと思う。どのレベルに上がってもすぐに適応出来てきたのはそういうことだと。これは同じ「高校卒、即鹿島レギュラー」という道を辿った大迫にも言えることだが、ドイツ適応が2年かかった大迫に比べて柴﨑は、半年でスペイン1部適応。それも10番トップ下である。それだけで唖然とするような選手だと、スペインをよく知っている俊輔なら、そう語ることだろう。

 日本のスポーツマスコミはただでさえサッカーに冷たいのだが、何故か柴﨑の扱いにいたってはさらに小さすぎると思う。それでいてまだ活躍もしていないし、将来も定かではない10代選手に鳴り物を添える癖を示し続けてきた。昔は森本、次いで宮市、今の久保健英だってはてどうなるのか? 本当の勝負は筋力が固まる25歳頃にどこまで伸びるかなのである。このサッカー軽視癖を、新聞社系マスコミ界が野球利権にしがみつき続けてきたからだと見てきたが、世の移り変わりを見る目が乏し過ぎると思うばかりである。

『マスコミ界にとってのスポーツはあくまでも興業。する人、観る人の多さも関係ないという利己主義なのである。「やるスポーツ」の全体的衰退を止められなかったら、スポーツマスコミもオマンマの食い上げのはずなのだが・・・・?』
コメント (2)
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名無し君の好批判に・・・・   文科系

2017年08月21日 00時10分43秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 名無し君がなかなかのコメントを書いてきた。(後で判明。この名無し君は、常連の彼ではなかった。以降、名無しXと名乗るそうだ。詳細は、以下のコメント参照)15日拙エントリー「今だから是非言いたい事」に。質問が良いと、回答も良くなるということで、名無し君と僕とのコメント応酬を転載し、併せて、最後のご批判への僕の回答をここに付け加えて、エントリーとする。

『Unknown (Unknown) 2017-08-15 18:02:27・・
「こんな不自然な大転換は、誰かが意識して作ってきたに決まっている」(この「大転換」などについては、次のコメントを読めば分かります。なおこれは、今回つけた注です)
その、前提で、既にズレている。
決まっては、いないよ。
「自分にとって、不都合なアレコレは、誰かの陰謀に違いない!」て、承認欲求&被害妄想のなせるわざだよね。』

『 三つの世界戦略 (文科系) 2017-08-15 23:20:11
① 戦後から90年まで続いた冷戦時代。
② その後湾岸戦争から始まったと言える、中東の時代。これは9・11を経て結局「テロとの戦い」の時代と呼ばれたよね。
③ そしてこれからの時代を僕はこう名付けるね。「米中による帝国の興亡時代」と。北ミサイルはその前哨戦だよ。
 この全ての闘争の一方側には、常にアメリカが居るよね。どうして?
 確かにアメリカは帝国なんだけど、こういう推移全てを考えてご覧。答えは明らかでしょと、そう言いたい。』

『 Unknown (Unknown) 2017-08-16 00:42:49 
「常にアメリカがいる」って、でもそりゃあ、戦後一貫してアメリカが大国であったということを示してるだけだろう?
 だから〜、文ちゃんの「三つの時代」を受け入れたところで、それがアメリカの意識的操作だなんてことにはならないわけよね。
 世界は、文ちゃんのいうようにアメリカのリードというより、そのアメリカ自身も含めて、偶発的な出来事にその場その場で一所懸命対応してきた結果の今日だろう。それを一方的にアメリカの策謀にし、アメリカ=悪なんていってるから陰謀論て言われるんだよ。
 それって、世界で起こっている悪はすべてユダヤのせいっていうナチスとまったく一緒じゃん。』


 さて、名無し君のご批判、詰問に、今ここで答えよう。
『「常にアメリカがいる」って、でもそりゃあ、戦後一貫してアメリカが大国であったということを示してるだけだろう? だから〜、文ちゃんの「三つの時代」を受け入れたところで、それがアメリカの意識的操作だなんてことにはならないわけよね』

 まず、三つの時代は誰もが知っているアメリカの世界戦略転換絡み。冷戦終結後間もなく湾岸戦争から「テロとの戦い」へと繋げていったのは、アメリカ。そして今は、自分から他国には撃てもしない北ミサイルを大騒ぎして、中国包囲網に結びつけようとしているのもまた、アメリカだ。
 アメリカが大国であったというだけでは、後2者の世界的軍事対立を新たに自ら引き起こしてきたことの原因にはならないはずである。しかも、対ソ連はユーラシア大陸東部、テロとの戦いは主に中東、中国との帝国の興亡は東アジアと、米大陸ならぬ世界のあちこちで戦争を構えたということであって、地政学的にも、偶然ということでも、説明が付かないはずである。その点のおかしさを名無し君はうすうす感じているらしく、わざわざこう説明している。
『偶発的な出来事にその場その場で一所懸命対応してきた結果の今日だろう。それを一方的にアメリカの策謀にし、アメリカ=悪なんていってるから陰謀論て言われるんだよ』

「偶然の出来事に一生懸命対してきた結果」? 違うね。世界一の超大国は世界のあちこちに生命線のような利権、「国益」その他を持っている。そしてまた、軍事費の自己増殖のためにも、常に新たな仮想敵国が必要であった。この二つによって、アメリカは戦後ずっと、戦争相手を「その都度、わざわざ」作ってきたのである。

 さて皆さん、どちらに説得力があるでしょうか? 色々考えてみて下さい。北ミサイル論議をアメリカが人為的かつ必要以上に起こしているような今だからこそ、こういう戦後世界史を振り返ることに意味があると考えるのです。
コメント (11)
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