20日、スペイン1部リーグ開幕に、10番をつけた柴﨑はそのラストパスを買われて、2列目攻撃手として先発。後半30分近くまで好チャンスを作り続けた。柴﨑が見つけるスペースに身方が合わせられない場面がいくつかあった後に、身方足元へのパスに換えていったようだ。
相手は去年7位で、今期ELリーグにも出場しているアスレティック・ビルバオ。ゲーム結果は0対0のドロー。強豪相手、アウェイの初戦において、この勝ち点1は、とても大きい。
次の27日、相手はセビージャである。
何度も言っているがこの柴﨑と岡崎は、中田ヒデ・クラスの選手になると心底期待している。短期に急適応、急成長を遂げるには長年の「準備」も含めて、世界最高水準への中長期目標を明確にして持ち、それに向けての実行力が試されると見てきたが、新人柴﨑については現監督も既にこう語っている。
『言葉はまだまだなのに、凄く吸収力が高く、頭の良い選手である』
岡崎は「途方もない実行力の人」という感じが強いが、柴﨑はこの同じ特質に加えてとにかく頭がよいと思う。どのレベルに上がってもすぐに適応出来てきたのはそういうことだと。これは同じ「高校卒、即鹿島レギュラー」という道を辿った大迫にも言えることだが、ドイツ適応が2年かかった大迫に比べて柴﨑は、半年でスペイン1部適応。それも10番トップ下である。それだけで唖然とするような選手だと、スペインをよく知っている俊輔なら、そう語ることだろう。
日本のスポーツマスコミはただでさえサッカーに冷たいのだが、何故か柴﨑の扱いにいたってはさらに小さすぎると思う。それでいてまだ活躍もしていないし、将来も定かではない10代選手に鳴り物を添える癖を示し続けてきた。昔は森本、次いで宮市、今の久保健英だってはてどうなるのか? 本当の勝負は筋力が固まる25歳頃にどこまで伸びるかなのである。このサッカー軽視癖を、新聞社系マスコミ界が野球利権にしがみつき続けてきたからだと見てきたが、世の移り変わりを見る目が乏し過ぎると思うばかりである。
『マスコミ界にとってのスポーツはあくまでも興業。する人、観る人の多さも関係ないという利己主義なのである。「やるスポーツ」の全体的衰退を止められなかったら、スポーツマスコミもオマンマの食い上げのはずなのだが・・・・?』
相手は去年7位で、今期ELリーグにも出場しているアスレティック・ビルバオ。ゲーム結果は0対0のドロー。強豪相手、アウェイの初戦において、この勝ち点1は、とても大きい。
次の27日、相手はセビージャである。
何度も言っているがこの柴﨑と岡崎は、中田ヒデ・クラスの選手になると心底期待している。短期に急適応、急成長を遂げるには長年の「準備」も含めて、世界最高水準への中長期目標を明確にして持ち、それに向けての実行力が試されると見てきたが、新人柴﨑については現監督も既にこう語っている。
『言葉はまだまだなのに、凄く吸収力が高く、頭の良い選手である』
岡崎は「途方もない実行力の人」という感じが強いが、柴﨑はこの同じ特質に加えてとにかく頭がよいと思う。どのレベルに上がってもすぐに適応出来てきたのはそういうことだと。これは同じ「高校卒、即鹿島レギュラー」という道を辿った大迫にも言えることだが、ドイツ適応が2年かかった大迫に比べて柴﨑は、半年でスペイン1部適応。それも10番トップ下である。それだけで唖然とするような選手だと、スペインをよく知っている俊輔なら、そう語ることだろう。
日本のスポーツマスコミはただでさえサッカーに冷たいのだが、何故か柴﨑の扱いにいたってはさらに小さすぎると思う。それでいてまだ活躍もしていないし、将来も定かではない10代選手に鳴り物を添える癖を示し続けてきた。昔は森本、次いで宮市、今の久保健英だってはてどうなるのか? 本当の勝負は筋力が固まる25歳頃にどこまで伸びるかなのである。このサッカー軽視癖を、新聞社系マスコミ界が野球利権にしがみつき続けてきたからだと見てきたが、世の移り変わりを見る目が乏し過ぎると思うばかりである。
『マスコミ界にとってのスポーツはあくまでも興業。する人、観る人の多さも関係ないという利己主義なのである。「やるスポーツ」の全体的衰退を止められなかったら、スポーツマスコミもオマンマの食い上げのはずなのだが・・・・?』