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トランプという人間(5) 世界常識無視  文科系

2018年03月25日 08時00分44秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 ロシア疑惑担当のトランプの弁護士団の代表が辞任したこと周辺を、前回は書いた。モラー特別検察官のトランプ任意聴取を受けるなという弁護士団の進言が、トランプに拒否された事が原因。この件でも、その他閣僚、側近がどんどん辞めていくことでもトランプの独善性が示されているが、以下はそれよりも遙かに大きいこの独善の仕業と言える。彼が行いつつある凄まじい保護貿易主義のことだ。世界相手のこの輸入制限についても、アメリカ国家経済会議の委員長がこの度排除されたという。

 保護貿易主義とは、20世紀の二つの大戦などの歴史経過を知っている人間なら誰でも分かるように、世界大戦の原因になったようなことである。世界的不況を招くからと国連世界貿易機関が禁じているような貿易措置を平気でやる。すると禁輸合戦(の悪循環)が始まっていく。世界の株価が急に下がり始めているのは、そのせいだ。揚げ句の果ては、国々がブロックを組んで敵対し合い、経済・報復合戦。今世界はそんな瀬戸口に立っている。
 因みに今回は、アメリカとブロックを組んでくれる先進国は日本ぐらいだろう。短期資金投資などの金融(自由主義)で搾取をされた上に、物貿易は逆に自分勝手に制限されるというのでは、どこの国が付いていくかという問題である。
 すると今後の貿易悪循環対立・収縮から最終的にものを言うのは、初めは暗黙にものを言わせる事も含めて、軍事力。第二次世界大戦では、日独がこれをやり始め、結局は、満州事変やポーランド電撃作戦になっていった。

 相互理解や理屈ではなく、金で人の頬をひっぱたいて言う事を聞かせてきたやのトランプである。力でもって私利を露骨に押し出し、通す事ばかりに励んできたのだろうが、人類史などにも無知なのだろう。イラク戦争とサブプライムバブル弾けという世界大恐慌並みの最悪の時に、よりによってとんでもない人物が米国大統領になったものだ。フランスやベルギーの大統領でさえすでにこう語っている。
「頭に銃を突きつけて、さー交渉しようと言ってきた」
 言う事を聞け、さもないとこの銃を撃つぞと、今回のアメリカの輸入制限表明を「頭に突きつけた銃」に例えている。輸入制限、つまりこの銃を無視すれば、相互貿易制限という銃の撃ち合いが始まることになる。すると世界の株価など下がっていくばかりで、失業者がどんどん増えていくだろうが、トランプがアメリカ内でさえどの株が下がり、どれが上がっていくかなどを十分に計算しているとは到底思えないのである。例えば、徹底自由化を望んできた金融株やIT関連株などは下がっていくのが必然である。これらの「輸出」を他国によって制限された時に、アメリカはどう立ちゆくつもりなのだろうか。
コメント (2)
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次期監督を考えるwww 1970

2018年03月25日 01時26分44秒 | Weblog
3年半余りの時間をドブに捨てたハリルJAPANもあと3ヶ月で終了。
中学校の体育の授業でやるようなノープランのサッカーで勝てる程世界は日本に優しくない。フィジカルも技術も上回る相手に即席サッカーの何が通用するのでしょうw

デュエルという分かったような分からない言葉も見納め。喜ばしい。

しかし、うっかりポンコツに任せた間に韓国にはかなり置いてかれたな。せっかくザックの時に差をつけたのにね。残念。

そして大事は、この次誰に立て直しを任せるかになる。まともな戦術とそれを植え付けるスキルのある人物の中で日本代表監督を引き受ける可能性があるのはおそろしく少ない。
アジアは世界のサッカー界では途上国で傍流もいいところだからな。
受け手は中々居ない。

それを前提に考えると前監督のアギーレは再登板させたい人材の一人。但し辞め方が辞め方だったので抵抗する人間も多いだろう。しかし、次期監督に託したい仕事を全う出来るスキルは十分にある。そもそもブラジル大会で挫折したザックのサッカーを受けてそれを更に高みに上げる為呼んだ監督だったわけだから。
W杯で連続ベスト8のメキシコを手本にしたかったんだろ。メキシコが今の日本のような連携無いよ個人のアドリブで勝負だよなんてポンコツサッカーはやってないからな。
連携も戦術の共通意識もないところのデュエルって何だよwww
10年前の中国のカンフーサッカーか?

で、私としてはどうせなら腹くくってビエルサを呼んで欲しいんだよ。マリ戦見てもそうだがアフリカ予選惨敗したチーム相手にも個のスキルでは完敗する。ヨーロッパ組の選手もその程度。
ビエルサは代表監督をやったアルゼンチンやチリでヨーロッパ組の召集を極力抑え国内リーグの無名選手を鍛え上げチームを作った。これは世界のサッカー界でも相当珍しいタイプの監督。ま、だから変人ビエルサと言われるわけだw
しかし、我が国にはこれが合う。どうせヨーロッパ組でも大したスキルのある選手は殆ど居ないのだから時間を掛けて国内組を磨けば理想的なチームが仕上がる。
ちなみに彼は国内リーグの日程シカトしてバンバン合宿やるんでアルゼンチンやチリの時はクラブ関係者と年中喧嘩してたけどねw
しかし、結果で周囲を封じ込めた。
Jリーグとも同じようにモメるだろうが幸い日本の場合は代表の強さや人気がそのままJリーグの人気に跳ね返る文化になっている。代表の試合よりJリーグの試合の視聴率が上回るなんて全く無いので、ロシアW杯で地獄絵図になれば尻に火がつく。

元々ビエルサやペケルマンというアルゼンチンの両巨頭は日本のサッカーファン(マトモな)で監督待望論が止まない人材だから。実際過去に水面下でのアプローチもペケルマンには行っている。原さんが以前話してたからな。
今回、落ちるところまで落ちた代表のサッカーを軌道修正して引き上げる為にはその位腹をくくる必要はあるだろうし、くくって欲しいところだね。
コメント (5)
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