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トランプという人間(2)   文科系

2018年03月18日 09時03分14秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 こんな人物が大統領になるって珍しいことだから、しばらく続けようかと思う。「炎と怒り」?とかいう告発本も出たことだし。

 今日の中日新聞には珍しく彼について二つのエピソードが載っている。
 一つは、「日本 ボーリング玉で車検査」という見出し記事があって、14日のミズーリ州集会での発言が紹介されていた。トランプが、「ボーリング玉試験を知っているか?」と切り出したうえで、米国車輸入を妨げている証拠の一つとしてこんな解説を付け加えた。
『高さ6メートルから球体を車のボンネットに落とす実験と紹介し、「もしボンネットが傷つけば、品質の低い車とみなされる。こうして我々は脅かされている。ひどいことだ」と語った』
 もっともこの発言は例によって悪意ある、ガセネタ、フェークニュース。報道官が慌てて記者会見、「この発言は冗談だ」と釈明する始末。というのは、この検査が以下のような意味で正しいものだからである。車にぶつかった歩行者は、ボンネット強打による頭の怪我から死亡した例が過去に多かったところから、ボンネットをちゃんと凹むように柔らかくしないといけないということなのである。

 さて、今一つの記事は、トランプ氏によくある例として大統領選出馬前の女性絡み事件だ。
『「口止め違反」で元ポルノ女優提訴 トランプ氏、21億円請求』
 口止め合意によって1400万円支払い済みの過去をばらしたから、新たに支払いを求めるというもの。もっとも、このお相手はこう反論して見せたとあった。
 トランプ氏の弁護士が独断で結んだ契約であって、『合意文書にトランプ氏本人の署名がなく無効だと訴えて訴訟を提起』ということ。
 有名テレビ番組司会者でもあって女性問題が華やかなトランプ大統領、さてこういう過去が一体どれほど表に出てくることなのだろう。そのたびに政権不安定?とか、他人事ながら心配になる。
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「太平洋戦争の大嘘」という大嘘   文科系

2018年03月18日 03時23分02秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
 標記「 」のような右流大嘘広告が、金に飽かしてここにもいつも載っている。これらの右流広告がどう大嘘であるか。最要点を改めて一言。

・太平洋戦争は、満州事変以降に国際法に違反した確信犯的諸行動を日本が取っていったことの帰結であった。満州事変は、日本の不法戦争だと国際連盟総会リットン調査団報告採択(反対は日本ただ1票)で徹底批判されて、開き直った日本が国連脱退に至った大事件だった。
・以降の日本は、国際法違反の確信犯である。この確信犯国際違法行動が重なる度に、アメリカ、日本などが今北朝鮮にやっているような「制裁強化」が日本に掛けられてきた。そういうチキンレースの果てが「石油が尽きる前に太平洋戦争」となったのに、日本右翼は真珠湾以前の数々の国際法違反行為をすべて太平洋戦争から切り離して論じて来たのである。
・曰く「不当な制裁強化!」、曰く「傲岸不遜なハルノート!」など「あまりにも重なり過ぎた鬼畜米英による理不尽行為に対して、終に堪忍袋の緒が切れた日本の正義の戦争決意!」という理屈である。
・以上をまとめると、要はこういうことを語っているだけである。
「国際組織から脱退して以降は、何をやっても裁かれないのである。それは横に置いておいて、日本が負けた戦争だけを人は見るべきなのだ」

 戦前日本とドイツなどはこうして、今の北以上に鼻つまみの軍国主義独裁国家だったのである。それがまた今の北とは違って強大な世界的軍事力を持っていたから、平然と、どんどん、国境を侵して行ったというわけだ。真珠湾しかり、ポーランド侵入電撃作戦しかり。
コメント (2)
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