標記のことに関わるような重大事が、アメリカでいま起こっているようだ。最も重大な兆候がこれ。
gafamが、軒並み各一万をゆうに越える大人員の首切りを始めたことだ。今をときめくイ−ロンマスクなどは、買い占めた会社で、真先にこれをやった。しかも、一挙に半数を。
何度も書いたが、アメリカの国家累積赤字はgdpの4倍を越えているはずだ。2015年に専門家がそう発表していたから。だからこういうことにもなる。ドイツからウクライに戦車を出せと申し出ながら、アメリカがやればやると応じられてハイと言えず、お流れしそうになっている。
さて、アメリカの現在最大の頭痛の種こそ、スタグフレーション。物価高と不況の同時進行という奴で、超長く続けた大量緩和のツケのようなもんだ。それで引締に入ったらすぐにこの有様だから、バブルが弾けたに等しい。先のgafam困窮などは、そういうこと。
石油の主のようなサウジは中国と石油協定を結んだし、台湾では国民党が伸びて、対中融和派が多数になったし、今のアメリカは、支離滅裂、途方に暮れているのではないか。という情報などはほとんど入らず、ウクライナ優勢情報とか台湾危機ばかり。
ところで、この情勢で台湾危機を叫ぶ日本って、一人で危機対処するのかな? せめて、ドイツみたいに、アメリカの動きを待ってから動くことだ。でないと、日本は、ウクライナのようにされる。