世界比較の個人貧富度の日本順位が、今また急降下した。単純計算だが、多分43位ほどに。訳はこういうことだ。
円が20年ぶりかの急落である。国民一人当たりGDPにも名目と購買力平価とのふたつがあるが、ガソリン、食糧などに関わって購買力平価で比べるのが正しくって、これで言うと日本はまたまた貧乏になった。1ドル110円が130円になったとして20%近い落ちようだから、30位であった20年度の購買力平価順位表から換算して言えば、世界43位ほどの貧乏国になってしまうということだ。先進国と言われるOECD・経済協力開発機構加盟国では最下位なのではないか。ガソリン、食糧全部上がっていき、リーバイスや牛肉などはもはや99%には買えない国になってしまった。ウルグァ産の牛肉でさえ今やグラム200円で、豪州産と並び始めた。というよりも、ウルグァイ産に負けた豪州肉が値下がりした。これからは、両方一緒になってグラム300円などとなるのではないか。
ところがさてさて、今日の朝日新聞の朝刊。有名なディーラー・藤巻建史氏の談話が載っている。その見出しも「日銀の債務超過危惧 1ドル500円、国債投げ売りも」とあるではないか。はたして、安倍晋三「アベノミクス・財政ファイナンス」に危惧・予言された日本売りが、今到来する? 安倍・戦後最長政権のとんでもない爆弾・置き土産。こんな人物がいまだ自民党最大派閥のボスというのだから、有権者もよほど考えないと国家累積赤字借金分が全部むしり取られるぞ。いやもう始まっている、復興税とかで・・・。2037年まで続くんだっけ?
円安の問題点、「日本の国力」を落とすという認識は同じだと思います。
日本は安倍晋三と黒田東彦にずっと騙され続けています。
自民党がこの二人に引導を渡せないのが情けない。
有権者も早く目を覚まさないととんでもないことになりそうです。