本日の毎日新聞15面スポーツ欄に標記の記事が載っている。スポーツ好きとしてとても面白い記事と感じたので、要約して紹介したい。スポーツは大好きでも、今の日本プロ野球は嫌いで、最近はテレビ中継も意識して全く避けている僕だから、余分なことは書けないので、ほぼ記事紹介に徹することにして。
この選手の今は巨人の遊撃手、「侍ジャパン」代表と言うだけではなく、今期は彼の特徴を表す守備でゴールデングラブ賞からベストナインに選ばれている。とこれだけならちっとも面白くないことだが、吉川選手の野球経歴がとても面白かったのだ。
中学は僕の住んでいる愛知県名古屋の直ぐお隣、岐阜県の羽島市だ。ただし、お父さんがリトルリーグの監督で教えを受けていたようだ。岐阜中京高校に入り、一年で三塁手レギュラー、後に遊撃手に代わったとあった。ただ、彼の高校3年間のチームは、甲子園には出られなかったらしい。大学は強豪・亜細亜大学を選ぼうとしたが、その春季沖縄キャンプに出て、亜大入部は自分から取りやめたとあった。この彼を拾ってくれた大学が、同じ岐阜の中京学院大学。ここでも一年でレギュラーになり、所属リーグのベストナインにも選ばれている。中京学院大学というのは、こんなに近くに住んでいる僕も知らないのだが、急に強くなったチームらしい。なんせ吉川が4年生の時に、大学選手権に初出場・初優勝を遂げているのだから。ちなみに、この時の準決勝で当たった亜細亜大学には5対1で勝ったのだが、ゲームの前に亜大監督に往時キャンプ参加のお礼に赴いていたとあった。ちなみに、広島の菊池涼介選手も、この中京学院大学の出身のようだ。彼もまた、若い頃から守備の名手だったようだ。
16年のドラフトではジャイアンツの「外れ、外れ、一位」と言う執念を通して入団。17年春季キャンプは巨人3軍からスタートしている。
それにしても、今時初出場初優勝チームが出る日本の大学野球って、いわゆる名門はなにをやっているのか? それとも、中京学院大学に何か特別な強豪理由があった?