2022年10月26日(水)13時~、東京国際フォーラムホールC
なんとか無事に往復することができました。右足短くなってバランスの悪い体がふらふらするの、もうどうにもなりません。晴れて暖かくなったのが幸いでした。雨で気温が低かったら無理でした。腹筋と精神力と杖で体を支えながら、ゆっくりゆっくり歩きました。体が動かなくなってから、ずっと行けるだろうかと緊張しっぱなしでした。もう無理かと思いましたが、だいもんに会えました。久しぶりの東京国際フォーラムで、最後だった可能性も大ですが、広いホール内を歩く力はもうなく終演後はお手洗いをすませるとすぐ電車で始発駅まで戻りました。かつて10年以上暮らした街に久しぶりで降り立ち、うどんを食べた後カフェにも入り帰宅ラッシュが一段落するのを待って帰ってきました。どちらもチェーン店ですがよく利用していました。汗と涙と苦しみと哀しみが沁み込んだ街。足しびれているし痛いですが結果的に秋晴れのいい一日となりました。集合住宅を出る時、お散歩にきていた保育園のひよこちゃんたちとすれ違いました。「こんにちは」と挨拶。顎マスクにしていて本当によかったと思いました。男の子がじっとわたしの顔をみました。マスクしていない大人の顔、彼らにとっては異次元の世界なのでしょう。いい一日のスタートでした。チケット取らない方がよかったのかもと思ったりもしましたが、無事往復できた奇跡に感謝。
前置きが長すぎますが、18時からの配信にそなえてカメラが入っていました。愛情たっぷりのデコッたペンライトの電池が切れてしまい、それもって有楽町を歩いて帰ってくださいってだいもんに言われていた最前列のお友達はPちゃん(鳳真由さん)だったようです。終演後前方席からすぐ外に出た数名の方々は宝塚関係者かな?吉田優子さんいらしてました?マスクしているのでわかりませんがちがうかな?
東京国際フォーラムCホール、一階席後方は初、こんなに舞台と客席が近いホールだったのだと気づきました。お手洗いが大変なのはつらいですが、こじんまりとしたいいホール。ノンストップで何回も衣装を着替えて芝居もして、歌い踊り続ける1時間半、高音から低音まで、だいもんの歌による演じ分け、圧巻でした。リフトされたりけっこうハードな振付もありましたが声が全くぶれないの、すごすぎました。トートからエリザベートまで自由に行き来するいっちゃん(一路真輝さん)の姿を重ね合わせたりしながら拝見していました。オペラグラスは持っていきませんでしたが、映像による演出が凝っていて、時折だいもんのアップが映し出されたのでさみしくありませんでした。
わたしの中でもっとも圧巻だったのは、「僕こそ音楽」だったでしょうか。演奏も素晴らしかったです。イントロが始まった途端これは『モーツァルト』だとすぐにわかりました。数名のバンドメンバーによる演奏とだいもんの歌、帝国劇場のフルオーケストラによる『モーツァルト』とはまた違うよさを醸し出しつつ、同時に広い帝国劇場の空間を圧倒する『モーツァルト』の世界観、「神が遣わした奇跡のひと~♪」が目の前にひろがるような感覚になったひとときでした。この難しい曲をだいもんが歌うとこうなるのか、世渡り下手でおだてにのせられやすくガラス細工のような心のヴォルフガング、パトロンだったレオポルド大司教のために曲をかくことを拒絶し、大衆のための音楽をかくのだという志を貫いて『魔的』を仕上げると命が尽き果てたヴォルフガング、現実にはあり得ないと思いますが、だいもんのヴォルフガングをみたくなりました。
『シカゴ』の「All That Jazz」では、作品にあわせた露出度の高い衣装と振付、わたしが観た中では湖月わたるさんが歌っていた曲かな。筋肉で締まった脚線美を披露。幸い『ガイズ&ドールズ』を観劇することができたので違和感はありませんでした。男役としては小柄、こんなに細い体で『ファントム』の時、真彩希帆ちゃんをお姫様だっこしていたんですよね。今さらながらびっくり。今また宝塚OGのみによる『シカゴ』を上演したらどんなキャスティングになるのかな、だいもんの『シカゴ』もみてみたいと思いました。
『ガイズ&ドールズ』より、井上芳雄さんが演じていたスカイの「Luck Be a Lady」と自身が演じたアデレイドちゃんの「アデレイドの嘆き」の歌による演じ分けも見事でした。衣装もそれぞれ素敵、男役と女役というジェンダーを超えた役として生きる歌い分け、コンサートならではの説得力がありました。スカイのハットのかぶりこなしはさすがです。
『エリザベート』から現役時代、自身は演じていないトートの「最後のダンス」。衣装が細かいところまでみえなかったのは残念でしたが雰囲気は十分に伝わってきました。だいもんの、あれもこれも挑戦したかったという思いが伝わってくる選曲だと思いました。
「Music is My Life」、2020年9月30日の東京宝塚劇場「NOW! ZOOM ME!!」でピアノの弾き語りにより披露されたことを思い出しました。2年の歳月を経てさらに深まりを感じました。沁みました。
東京国際フォーラム公演、無事に千穐楽を迎えたようです。とにかくみなさま元気でよかったです。「みなさまお元気でしたか~」、帝国劇場の『ガイズ&ドールズ』が半分以上公演できなかったので東京ではお久しぶりの観客も多かったでしょう。こうしてまたようやく直接会えたこと、だいもんの中でもすごく嬉しいのでしょう。やはり劇場での出会いはなにものにもかえがたいです。来年の2月東京国際フォーラム『ドリームガールズ』、この体ではもうわからないのでチケットはとりません。最後のつもりでだいもんが客席に手を振ってくれた時手を振ってお別れしました。
公式サイトにセットリストが公開されています。
ようやくみました。
https://nozomi210.com/lookatme/news/?id=93
#オープニングは最終回
♪Look at Me (インスト)
#OPENING 振付:AOI MATSUO
♪SHOW TIME, IT‘S MY LIFE
作詞:ウォーリー木下 作曲:和田俊輔
#BROADWAY MELODY 振付:シス×ブロ
♪Lullaby of Broadway / ミュージカル「42ndストリート」より
作詞・作曲:Harry Warren & Al Dubin
♪Cabaret / ミュージカル「キャバレー」より
作詞:Fred Ebb 作曲:John Kander
♪All That Jazz / ミュージカル「シカゴ」より
作詞:Fred Ebb 作曲:John Kander
♪Maybe This Time / ミュージカル「キャバレー」より
作詞:Fred Ebb 作曲:John Kander
♪Luck Be a Lady / ミュージカル「ガイズ&ドールズ」より
作詞・作曲:Frank Loesser
#PLAYBACK SONGS 振付:AOI MATSUO
♪君は薔薇より美しい
作詞:門谷憲二 作曲:ミッキー吉野
♪ビューティフル・ネーム
作詞:伊藤アキラ 作曲:タケカワユキヒデ
♪秋桜
作詞・作曲:さだまさし
♪田園
作詞:玉置浩二、須藤 晃 作曲:玉置浩二
♪帰ろう
作詞・作曲:藤井 風
#LIFE 振付:KAORIalive
♪Music is My Life / 宝塚歌劇団雪組公演「Music Revolution!」より
作詞:中村一徳 作曲:青木朝子
♪Children Will Listen / ミュージカル「イントゥ・ザ・ウッズ」より
作詞・作曲:Stephen Sondheim
♪I Miss the Mountains / ミュージカル「ネクスト・トゥ・ノーマル」より
作詞:Brian Yorkey 作曲:Tom Kitt 訳詞:小林 香
♪アデレイドの嘆き/ ミュージカル「ガイズ&ドールズ」より
作詞・作曲:Frank Loesser 訳詞:植田景子
♪A Bushel and a Peck(インスト) / ミュージカル「ガイズ&ドールズ」より
作詞・作曲:Frank Loesser
♪最後のダンス / ミュージカル「エリザベート」より
作詞:Michael Kunze 作曲:Silvester Levay 訳詞:小池修一郎
♪Music is My Life(リプライズ) / 宝塚歌劇団雪組公演「Music Revolution!」より
#MONOLOGUE 振付:AOI MATSUO
♪Look at Me
作詞:ウォーリー木下、望海風斗、花れん 作曲:武部聡志
#GOING ON
♪L-O-V-E
作詞:Milt Gabler 作曲:Bert Kaempfert 訳詞:漣 健児/振付:AOI MATSUO
♪僕こそ音楽 /ミュージカル「モーツァルト!」より
作詞:Michael Kunze 作曲:Silvester Levay 訳詞:小池修一郎/振付:シス×ブロ
♪Don’t Rain on My Parade / ミュージカル「ファニー・ガール」より
作曲:Jule Styne 作詞:Bob Merrill/振付:KAORIalive
♪SHOW TIME, IT‘S MY LIFE
振付:AOI MATSUO
#ENCORE 振付:KAORIalive
♪DIARY -夢の宙船- / 宝塚歌劇団雪組公演「SUPER VOYAGER!」より
作詞:野口幸作 作曲:青木朝子
♪Look at Me(リプライズ)
東京宝塚劇場には「ノゾミ!!」がいっぱい
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/192cab578f606376fbe0d33cc3f1d671
なんとか無事に往復することができました。右足短くなってバランスの悪い体がふらふらするの、もうどうにもなりません。晴れて暖かくなったのが幸いでした。雨で気温が低かったら無理でした。腹筋と精神力と杖で体を支えながら、ゆっくりゆっくり歩きました。体が動かなくなってから、ずっと行けるだろうかと緊張しっぱなしでした。もう無理かと思いましたが、だいもんに会えました。久しぶりの東京国際フォーラムで、最後だった可能性も大ですが、広いホール内を歩く力はもうなく終演後はお手洗いをすませるとすぐ電車で始発駅まで戻りました。かつて10年以上暮らした街に久しぶりで降り立ち、うどんを食べた後カフェにも入り帰宅ラッシュが一段落するのを待って帰ってきました。どちらもチェーン店ですがよく利用していました。汗と涙と苦しみと哀しみが沁み込んだ街。足しびれているし痛いですが結果的に秋晴れのいい一日となりました。集合住宅を出る時、お散歩にきていた保育園のひよこちゃんたちとすれ違いました。「こんにちは」と挨拶。顎マスクにしていて本当によかったと思いました。男の子がじっとわたしの顔をみました。マスクしていない大人の顔、彼らにとっては異次元の世界なのでしょう。いい一日のスタートでした。チケット取らない方がよかったのかもと思ったりもしましたが、無事往復できた奇跡に感謝。
前置きが長すぎますが、18時からの配信にそなえてカメラが入っていました。愛情たっぷりのデコッたペンライトの電池が切れてしまい、それもって有楽町を歩いて帰ってくださいってだいもんに言われていた最前列のお友達はPちゃん(鳳真由さん)だったようです。終演後前方席からすぐ外に出た数名の方々は宝塚関係者かな?吉田優子さんいらしてました?マスクしているのでわかりませんがちがうかな?
東京国際フォーラムCホール、一階席後方は初、こんなに舞台と客席が近いホールだったのだと気づきました。お手洗いが大変なのはつらいですが、こじんまりとしたいいホール。ノンストップで何回も衣装を着替えて芝居もして、歌い踊り続ける1時間半、高音から低音まで、だいもんの歌による演じ分け、圧巻でした。リフトされたりけっこうハードな振付もありましたが声が全くぶれないの、すごすぎました。トートからエリザベートまで自由に行き来するいっちゃん(一路真輝さん)の姿を重ね合わせたりしながら拝見していました。オペラグラスは持っていきませんでしたが、映像による演出が凝っていて、時折だいもんのアップが映し出されたのでさみしくありませんでした。
わたしの中でもっとも圧巻だったのは、「僕こそ音楽」だったでしょうか。演奏も素晴らしかったです。イントロが始まった途端これは『モーツァルト』だとすぐにわかりました。数名のバンドメンバーによる演奏とだいもんの歌、帝国劇場のフルオーケストラによる『モーツァルト』とはまた違うよさを醸し出しつつ、同時に広い帝国劇場の空間を圧倒する『モーツァルト』の世界観、「神が遣わした奇跡のひと~♪」が目の前にひろがるような感覚になったひとときでした。この難しい曲をだいもんが歌うとこうなるのか、世渡り下手でおだてにのせられやすくガラス細工のような心のヴォルフガング、パトロンだったレオポルド大司教のために曲をかくことを拒絶し、大衆のための音楽をかくのだという志を貫いて『魔的』を仕上げると命が尽き果てたヴォルフガング、現実にはあり得ないと思いますが、だいもんのヴォルフガングをみたくなりました。
『シカゴ』の「All That Jazz」では、作品にあわせた露出度の高い衣装と振付、わたしが観た中では湖月わたるさんが歌っていた曲かな。筋肉で締まった脚線美を披露。幸い『ガイズ&ドールズ』を観劇することができたので違和感はありませんでした。男役としては小柄、こんなに細い体で『ファントム』の時、真彩希帆ちゃんをお姫様だっこしていたんですよね。今さらながらびっくり。今また宝塚OGのみによる『シカゴ』を上演したらどんなキャスティングになるのかな、だいもんの『シカゴ』もみてみたいと思いました。
『ガイズ&ドールズ』より、井上芳雄さんが演じていたスカイの「Luck Be a Lady」と自身が演じたアデレイドちゃんの「アデレイドの嘆き」の歌による演じ分けも見事でした。衣装もそれぞれ素敵、男役と女役というジェンダーを超えた役として生きる歌い分け、コンサートならではの説得力がありました。スカイのハットのかぶりこなしはさすがです。
『エリザベート』から現役時代、自身は演じていないトートの「最後のダンス」。衣装が細かいところまでみえなかったのは残念でしたが雰囲気は十分に伝わってきました。だいもんの、あれもこれも挑戦したかったという思いが伝わってくる選曲だと思いました。
「Music is My Life」、2020年9月30日の東京宝塚劇場「NOW! ZOOM ME!!」でピアノの弾き語りにより披露されたことを思い出しました。2年の歳月を経てさらに深まりを感じました。沁みました。
東京国際フォーラム公演、無事に千穐楽を迎えたようです。とにかくみなさま元気でよかったです。「みなさまお元気でしたか~」、帝国劇場の『ガイズ&ドールズ』が半分以上公演できなかったので東京ではお久しぶりの観客も多かったでしょう。こうしてまたようやく直接会えたこと、だいもんの中でもすごく嬉しいのでしょう。やはり劇場での出会いはなにものにもかえがたいです。来年の2月東京国際フォーラム『ドリームガールズ』、この体ではもうわからないのでチケットはとりません。最後のつもりでだいもんが客席に手を振ってくれた時手を振ってお別れしました。
公式サイトにセットリストが公開されています。
ようやくみました。
https://nozomi210.com/lookatme/news/?id=93
#オープニングは最終回
♪Look at Me (インスト)
#OPENING 振付:AOI MATSUO
♪SHOW TIME, IT‘S MY LIFE
作詞:ウォーリー木下 作曲:和田俊輔
#BROADWAY MELODY 振付:シス×ブロ
♪Lullaby of Broadway / ミュージカル「42ndストリート」より
作詞・作曲:Harry Warren & Al Dubin
♪Cabaret / ミュージカル「キャバレー」より
作詞:Fred Ebb 作曲:John Kander
♪All That Jazz / ミュージカル「シカゴ」より
作詞:Fred Ebb 作曲:John Kander
♪Maybe This Time / ミュージカル「キャバレー」より
作詞:Fred Ebb 作曲:John Kander
♪Luck Be a Lady / ミュージカル「ガイズ&ドールズ」より
作詞・作曲:Frank Loesser
#PLAYBACK SONGS 振付:AOI MATSUO
♪君は薔薇より美しい
作詞:門谷憲二 作曲:ミッキー吉野
♪ビューティフル・ネーム
作詞:伊藤アキラ 作曲:タケカワユキヒデ
♪秋桜
作詞・作曲:さだまさし
♪田園
作詞:玉置浩二、須藤 晃 作曲:玉置浩二
♪帰ろう
作詞・作曲:藤井 風
#LIFE 振付:KAORIalive
♪Music is My Life / 宝塚歌劇団雪組公演「Music Revolution!」より
作詞:中村一徳 作曲:青木朝子
♪Children Will Listen / ミュージカル「イントゥ・ザ・ウッズ」より
作詞・作曲:Stephen Sondheim
♪I Miss the Mountains / ミュージカル「ネクスト・トゥ・ノーマル」より
作詞:Brian Yorkey 作曲:Tom Kitt 訳詞:小林 香
♪アデレイドの嘆き/ ミュージカル「ガイズ&ドールズ」より
作詞・作曲:Frank Loesser 訳詞:植田景子
♪A Bushel and a Peck(インスト) / ミュージカル「ガイズ&ドールズ」より
作詞・作曲:Frank Loesser
♪最後のダンス / ミュージカル「エリザベート」より
作詞:Michael Kunze 作曲:Silvester Levay 訳詞:小池修一郎
♪Music is My Life(リプライズ) / 宝塚歌劇団雪組公演「Music Revolution!」より
#MONOLOGUE 振付:AOI MATSUO
♪Look at Me
作詞:ウォーリー木下、望海風斗、花れん 作曲:武部聡志
#GOING ON
♪L-O-V-E
作詞:Milt Gabler 作曲:Bert Kaempfert 訳詞:漣 健児/振付:AOI MATSUO
♪僕こそ音楽 /ミュージカル「モーツァルト!」より
作詞:Michael Kunze 作曲:Silvester Levay 訳詞:小池修一郎/振付:シス×ブロ
♪Don’t Rain on My Parade / ミュージカル「ファニー・ガール」より
作曲:Jule Styne 作詞:Bob Merrill/振付:KAORIalive
♪SHOW TIME, IT‘S MY LIFE
振付:AOI MATSUO
#ENCORE 振付:KAORIalive
♪DIARY -夢の宙船- / 宝塚歌劇団雪組公演「SUPER VOYAGER!」より
作詞:野口幸作 作曲:青木朝子
♪Look at Me(リプライズ)
東京宝塚劇場には「ノゾミ!!」がいっぱい
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/192cab578f606376fbe0d33cc3f1d671