参政党を応援していますがこの件は賛同できません

(121) 立憲民主党原口一博議員が告訴された件について聞いてみた🎤 #神谷宗幣 #明治製菓ファルマ ＃原口一博 - YouTube

これまで宮沢先生と共に事実にもとづき、まともにコロナワクチンを批判してきた医師やユーチューバーまで原口議員を応援といっています。地方議員有志の会は原口議員を応援の声明文まで出していますが原口議員が訴えられたのは村上氏の非科学的な言説を丸のみしてレプリコンワクチンで国境封鎖、日本人全滅などと煽ったからですが、多くの人がこの問題の本質を理解できていないのはなぜなのでしょうか。この件で騒げば騒ぐだけ本丸であるはずのファイザーとモデルナのワクチン被害から視線がそれていきます。最初からそれが狙いなのではないかという見方もあります。つまり敵はそれぐらい巧妙で原口議員はまんまと術中にはまったということです。村上氏発祥のレプリコンワクチン騒ぎが始まったころ宮沢先生が講演会で明治製菓ファルマはレプリコンワクチンを売る気がないと思うと話していました。それが正解だと思います。1回で16人分一気に使わないといけない設定、嫌がられのはわかっていたはずでファイザーとモデルナの目くらだまし。原口議員の批判による損害額をあげているのがどうにもできすぎの感。選択的夫婦別姓に反対している唯一の国政政党として足元をすくわれることにもなりかねないので、議員連盟を立ち上げている原口議員との関係性があると思いますがこの件は距離をおいて静観するのが正解と思います。けっこういいねがついちゃってますね。不安材料。

 

フランクル『夜と霧』より-第ニ段階収容所生活-脱走計画

フランクル『夜と霧』より-第ニ段階収容所生活-運命のたわむれ

「自分はただ運命に弄(もてあそ)ばれる存在であり、みずから運命の主役を演じるのでなく、運命のなすがままになっているという圧倒的な感情、加えて収容所の人間を支配する深刻な感情消滅。こうしたことをふまえれば、人びとが進んでなにかをすることから逃げ、自分でなにかを決めることをひるんだのも理解できるだろう。

　収容所生活では、決断を迫られることがあった。それも、予告もなくやってきて、すぐさま下さねばならない決断であって、それが生死を分けることもしばしばだった。だから、運命が決断の重圧を取り払ってくれることが、被収容者にとってもっとも望ましいということにもなったのだ。

　この決断回避がもっともあらわになるのは、被収容者が数分のあいだに脱走するかしないか、判断を迫られるときだった。いつも数分が運命の分かれ目だった。決断を迫られた被収容者は、心の地獄を味わった。脱走すべきか、とどまるべきか。危険を冒すべきか、やめておくべきか。

　わたしも、精神的にギリギリのところでこうした地獄の業火(ごうか)を体験したことがある。前線が近づくにつれて、脱走のチャンスは増えた。収容所の外にある棟で医療にたずさわっていた仲間が、脱走をくわだてた。仲間はわたしに、いっしょに逃げよう、と強く迫った。そして、被収容者ではないある患者を複数の医師の立会いのもとで診断するという口実をもうけ、わたしが専門医として同行しなければならないことにして、わたしたちはまんまと収容所をあとにした。」

 

(ヴィクトール・E・フランクル、池田香代子訳『夜と霧(新版)』2002年 みすず書房、94-95頁より)

 

 

夜と霧 新版   ヴィクトール・Ｅ・フランクル みすず書房