たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

日米関係の悪化が懸念されるまさに危機的状況

2025年01月07日 23時07分58秒 | 気になるニュースあれこれ

世良公則さんが警鐘を鳴らしてくれています。次から次へと入ってくるニュースに絶望感しかなくふるえがきます。マジでこのままでは日本終了・・・。

 

Xユーザーの世良公則さん: 「習近平国家主席の来日時機探る 日本政府、2月に王毅外相招待へ 欧米が隣国と距離を置く今 西側諸国に誤ったメッセージ を送るのでないか これが本当なら 日米関係の悪化が懸念される まさに危機的状況 https://t.co/nxK1VhsDjI」 / X

「習近平国家主席の来日時機探る 日本政府、2月に王毅外相招待へ 欧米が隣国と距離を置く今 西側諸国に誤ったメッセージ を送るのでないか これが本当なら 日米関係の悪化が懸念される まさに危機的状況」

 

2025年1月7日日本経済新聞、

習近平国家主席の来日時機探る 日本政府、2月に王毅外相招待へ - 日本経済新聞

「政府は日中関係の安定を2025年の外交課題に据える。2月に中国の王毅(ワン・イー)共産党政治局員兼外相を日本に招待する予定で、春以降の日中韓首脳会談の開催も見込む。ハイレベル往来で協議実績を積み重ね、関係改善の象徴として延期したままの習近平(シー・ジンピン)国家主席の来日時機を探る。

24年には岩屋毅外相、秋葉剛男国家安全保障局長が相次ぎ北京を訪れた。次は中国側の要人が日本に来る段階に移行させる...」

 

20日にトランプさんがアメリカ大統領に就任するのに、アメリカにいったら逮捕される可能性のある日本の外務大臣がブリンケン国務長官に今さら会ってランチしましたアピール、どんな猿芝居?どんな茶番劇?

日米外相ワーキング・ランチ|外務省


フランクル『夜と霧』より-第ニ段階収容所生活-いらだち

2025年01月07日 19時18分21秒 | 本あれこれ

フランクル『夜と霧』より-第ニ段階収容所生活

「ここまで、収容所で被収容者を打ちひしぎ、ほとんどの人の内面生活を幼稚なレベルにまで突き落とし、被収容者を、意志などもたない、運命や監視兵の気まぐれの餌食とし、ついにはみずから運命をその手でつかむこと、つまり決断をくだすことをしりごみさせるに至る、感情の消滅や鈍磨について述べてきた。

 感情の消滅には別の要因もあった。感情の消滅は、ここまで述べてきた意味における、魂の自己防衛のメカニズムから説明できるのだが、それだけでなく肉体的な要因もあった。いらだちも、感情の消滅とならぶ被収容者心理のきわだった特徴だが、これにも肉体的な要因が認められる。

 肉体的な要因は数あるが、筆頭は空腹と睡眠不足だ。周知のように、ふつうの生活でも、このふたつの要因は感情の消滅やいらいらを引き起こす。収容所での睡眠不足は、居住棟が想像を絶するほど過密で、これ以上はないほど非衛生だったために発生したシラミにも原因があった。

 このようにして生じた感情の消滅といらだちに、さらなる要因が加わった。すなわち、ふだんは感情の消滅といらだちを和らげてくれた市民的な麻薬、つまりニコチンとカフェインが皆無だったのだ。そうなると、感情の消滅にもいらだちにもますます拍車がかかった。

 そしてさらにこうした肉体的な要因からは、被収容者独特の心理状態、ある種の「コンプレックス」がしょうじた。大多数の被収容者は、言うまでもなく、劣等感にさいなまれていた。それぞれが、かつては「なにほどかの者」だったし、すくなくともそう信じていた。ところが今ここでは、文字通りまるで番号でしかないかのように扱われる(より本質的な領域つまり精神性に根ざす自意識は、収容所の状況などにはびくともしなかったのは事実だが、どれだけ多くの人びとが、どれだけ多くの被収容者が、そうした確乎とした自意識をそなえていただろうか)。ごく平均的な被収容者は、そうしたことをさして深く考えることも、それほど意識することもなく、なりゆきにまかせてとことん堕落していった。

 堕落は、収容所生活ならではの社会構造から生じる比較によって、まぎれもない現実となる。わたしの念頭にあるのは、あの少数派の被収容者、カボーや厨房係や倉庫管理人や「収容所警官」といった特権者たちだ。彼らはみな、幼稚な劣等感を埋めあわせていた。この人びとは、「大多数の」平の被収容者のようには自分が貶められているとは、けっして受けとめていなかった。それどころか、出世したと思っていた。なかにはミニ皇帝幻想をはぐくむ者もいた。

 少数派のふるまいにたいし、恨みや妬みでこりかたまった多数派は、さまざまなガス抜きという心理的反応で応じた。それは、ときには悪意のこもったジョークだったりした。

 たとえば、こんなジョークがある。ふたりの被収容者がおしゃべりをしていて、話題がある男におよんだ。男はまさに例の「出世組」だった。ひとりが言うには、「おれは知ってるぞ、あいつは・・・市でいちばん大きな銀行のただの頭取だったんだ。なのにここでカボー風吹かしやがって」

 収容所生活には、食事の配り方に始まって、下の下に落とされた多数派と出世した少数派のいざこざの種はいくらでも転がっていたが、いらいらが爆発し、頂点にたっするのも、決まってそんなときだった。先に挙げたさまざまな肉体的要因から引き起こされたいらだちは、当事者全員の恨みつらみの感情という心理的要因が加わることによって、いやがうえにも高まった。

 このようにしてたかまった興奮が被収容者同士の乱闘騒ぎに終わっても、別段驚くにはあたらない。怒りの感情を殴打というかたちで解放するという反応は、打擲(ちょうちゃく)が日常茶飯と化し、その光景をいやというほど見せつけられていたことによって、いわば道をつけられていたのだ。

 空腹で徹夜をした者が憤怒の発作に襲われると、「手がぶるぶる震え」、「体ごとぶつかっていきたい」衝動に駆られるのだが、わたしも何度となくそんな経験を余儀なくされた。一時期、わたしたち医師は徹夜をした。発疹チフス病棟にあてられたむき出しの土の床の棟では、暖をとるために火を焚くことができたのだが、おかげで夜中にストーブの火が消えないよう、だれかが見張らなければならなかったのだ。そこで、まだ少しでも体力のある者には、ストーブ番という夜勤が回ってきた。真夜中、ほかの者たちは眠っているか、熱に浮かされているかするなかで、病棟の小さなストーブのそばに地べたに寝転がり、自分の「勤務」時間のあいだ、炎を見守っている。そして、どこかからくすねてきた練炭の熱で、やはりくすねてきたじゃがいもをあぶる・・・それは、実際はどれほど悲惨だろうと、収容所で経験したもっとものんびりしたうるわしいひとときだった。

 ところが、徹夜し、疲労がたまると、つぎの日は感情の消滅といらいらがいっそうつのるのだ。解放間近のころ、わたしは発疹チフス病棟に医師として配属されていたわけだが、そのほかにも、病棟の班長の役もこなさなければならなかった。それで、あんな状況では清潔もなにもあったものではなかったのだが、収容所当局にたいして、病棟を清潔に保つ責任を負っていた。病棟に目配りを怠らないためと称してしょっちゅう点検するのは、衛生のためというよりたんなるいやがらせでしかなかった。」

 

(ヴィクトール・E・フランクル、池田香代子訳『夜と霧(新版)』2002年 みすず書房、104-107頁より)

 

 


ろくなことしない立憲民主党

2025年01月07日 14時51分03秒 | 気になるニュースあれこれ

 立憲民主党がガザ難民をうけいれるよう石破総理に申し入れ、いっけん人道的なとてもいいことのようにきこえますが、テロリストが紛れ込んでいてもわかりませんね。コメントについているようによかれと思ってエジプト経由でガザ難民を受け入れたマレーシアの首都クアラルンプールでは恩を仇で返されてそうです。これ以上正体のよくわからない外国人を受けれることは日本破壊。

 減税を全力で邪魔して民意が望んでいない選択的夫婦別姓に異常なほど固執している立憲民主党。あべともこさんにも10年前労働紛争となったとき会ったことがあり名刺もいただきましたがその時は左翼政党だということが分かっていませんでした。共産党の国会議員も然り、コロナワクチン反対だけをみていては国会議員の正体はわかりませんね。国全体のことをみているかどうか、国の未來を考えているかどうか。日本の安全を脅かすことを積極的にやろうとするおかしな国会議員ばかり。国が傾いていくのも無理ありません。

 賛同した78名の名前と選挙区を知りたいものです。

Xユーザーのあべともこ(衆議院議員・神奈川12区・立憲民主党)さん: 「今日の午後、人道外交議連から総理への申し入れとして,パレスチナガザ地区で医療支援の必要な患者さんを,日本でも受け入れて治療するよう求める要請文を,七十八名の議員の名前を添えて提出。 総理に受け取って頂き,具体的に何ができるか考えるとのお返事でした。人道危機は更に深刻,急がれます。 https://t.co/GKUo7XzO49」 / X

「今日の午後、人道外交議連から総理への申し入れとして,パレスチナガザ地区で医療支援の必要な患者さんを,日本でも受け入れて治療するよう求める要請文を,七十八名の議員の名前を添えて提出。 総理に受け取って頂き,具体的に何ができるか考えるとのお返事でした。人道危機は更に深刻,急がれます。」

 

 コロナワクチンはいちど中止すべしと警鐘を鳴らしている宮沢先生をDNA問題からなぜか執拗に攻撃し続けているF川氏を先生と呼んで朝から信憑性のわからない話を拡散している国会議員をなんとかしてください。国会議員という立場でさすがにあかんでしょう。東大卒がまんまとはまって頭いいんだか悪いんだか。明らかにおかしいこと言っている人たちはもう確定しました。コロナワクチン反対界隈でこの方を元総務大臣と持ち上げ続けている方々、自分を疑われかねないので距離をおいた方が賢明かと。残念ながら参政党支持者のなかにもまだ信じている方が一定数いると思われます。影響力があるので立憲幹部、デタラメな配信をやめさせてくれないものでしょうか。

 

Xユーザーの原口 一博さん: 「「日本人の覚醒」 神社チャンネル(羽賀ヒカルさん、及川幸久さん) https://t.co/bXZnubcWYm」 / X

 


三島由紀夫『春の雪』

2025年01月07日 12時10分40秒 | 本あれこれ

初めて出会う 新・三島由紀夫|新潮文庫

試し読み | 『春の雪―豊饒の海・第一巻―』三島由紀夫 | 新潮社

 みりおちゃん(明日海りおさん)主演2012年月組『春の海』、楽天TVのオンデマンドプラミアムプランで配信中。視聴するのは二度目になります。年末すっかりフェミニンなみりおちゃんの姿に会ったあとで視聴すると不思議な気持ちになります。キャストの殆ど退団しているなかでちなつさん(鳳月杏さん)が現在月組トップスターとなり、まゆぽん(輝月ゆうまさん)が専科生として活躍しているというのはなんとも感慨深いものがあります。ヒロインのゆうみちゃん(咲妃みゆさん)の年齢を考えるとトップ娘役候補として育てられていたとはいえすごいです。若いキャストでこの難しい作品をよくやったなあと思います。芝居の月組と言われてきているだけのことはあります。

 

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 脚本・演出の生田先生が作品を自分のものにするため全篇書き写したという原作、同時配信されているナウオンステージをみると、みなさま読むのに苦心したようです。三島由紀夫最後の作品。自衛隊市ヶ谷駐屯地に乗り込んだ時の映像、家にもその時テレビがすでにあり流れていたのかもしれませんが小さかったので全く記憶がありません。三島はゲイだったそうですが、終戦と同時に「『天皇主義から一夜にして民主主義へ変わった日本人の「空虚」さ』を憂いていた」という三島作品には戦後アメリカによって腑抜けにされた日本人の骨があるのかもしれません。名前を知りながらまともに作品を読んだことはないので読んでみたいと思います。新潮文庫、難しい漢字にルビがふられていますね。30年越し、40年越しの積読本をようやく読み進めていますが漢字を読むことができません。便利になった分明らかに頭が弱くなりました。苦心しながら本を読むことは大切、力のある言葉にふれることは必要と思います。本の整理進んできているつもりですがまだまだ積読本と格闘しています。残りの人生、読みたい本はまだまだあります。全部読むことは無理っぽいなあと思うこの頃です。

 

 

「周りをキョロキョロ見回して自分のポジションを保ちたがる」

2023年4月13日森田洋之医師のNote、

「マスクは無効→有効!」なぜ彼ら全員は一夜にして論を変えたのか?〜感染症専門家の画一性について三島由紀夫から考える〜より抜粋、


「医療従事者・医療関係者の間では周知の事実だったのですが、実はコロナ前まで(2020年初頭=コロナ初期まで)は感染症専門家はほぼ全員ずっと、
「マスクは感染予防には意味がない」
と言っていました。」


「もちろん、皆さんのご存知のとおり、今こうした専門家の方々は全員が一人の例外もなく、
「マスク推奨」
に転じています。

そのタイミングは、若干のズレはあるものの新型コロナが日本に上陸した2020年の春以降で一致していますので、まさに
「全員が一夜にして論を変えた」
と言っていいでしょう。」



「三島由紀夫は、『天皇主義から一夜にして民主主義へ変わった日本人の「空虚」さ』を憂いていたということです。

日本人は今でもそうなのかもしれません。
一夜にしてLGBT主義者・ダイバーシティ主義者・SDGs主義者・フェミニズム主義者へと、流行を追うようにその主張を変えていますから。

おそらくその主張の根本には、主張の科学的・道義的な「正当性」があるのではなく、

・どれだけ周囲の人間と同調出来るか?
・その主張を唱えることで企業や団体など自分が属する集団の中でどんなポジションが得られるのか?失うのか?

という個人の都合があるだけ。
だからこそ、右へ左へと一夜にして論を変えることが出来るのでしょう。

そう考えると、なぜ日本の専門家が全員一致で今も「マスクを推奨」しているのか?なぜ「全員が一夜にして論を変えた」のか?
の謎が見えてくるように思えます。

そう、彼らは「マスクが有効」という科学的な「正当性」を盾にしているようで、実は「専門家集団の中で決して仲間はずれにならないように、右や左をキョロキョロ見ながら、自分のポジションを気にしている」
だけなのです。」

全文は、
https://note.com/hiroyukimorita/n/n9205a349ace2