たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2018年秋_ちひろ美術館に行ってきました(5)

2018年11月22日 22時44分23秒 | いわさきちひろさん
 ちひろ美術館に展示されていたちひろさんの写真、ひととおり全部スマホで撮ってきたのでご紹介。だぶっているものもあります。




















ちひろさんが実際に着用されたコートと帽子。
おしゃれでした。アンデルセンのふるさと、デンマークへのスケッチ旅行の写真で着用され
ていたかと・・・。




 展示されていた写真、本の中で拝見したことがあるものばかりでしたが、こうして眺めていると鋼のような強さを内に秘めながらいつまでも可愛らしい方だったんだなあと思いました。何度も同じことを書いてしまいますが55歳での旅立ちはあまりにも早過ぎました。技術が進み、子どもたちもタブレット端末をもつようになった時代をちひろさんは空からどんなふうにご覧になっているでしょうね、びっくりされているでしょうか。ふと思いました。

 この日2階の映像コーナーでは、黒柳徹子さんがトットちゃんの本が出来上がるまでのエピソードを語っていらっしゃいました。ちひろさんに絵を依頼しようとしたときちひろさんは他界され、息子の猛さんから提供された絵に不思議ことにトットちゃんの内容にあう絵がすべてあったという内容のお話。小学校の机の前でちょっとふんって横を向いているのが女の子だからよかった、これが男の子だったら使うことはできなかったというエピソード。以前になにかで読んだことがあるような記憶もありますが、ちひろさんの底力を感じるお話だと思いながら映像を拝見しました。

 写真はもう少しありますのでまた明日以降アップ予定。その後は去年の秋のちひろ美術館のお庭の写真もアップできればと思います。ためこんでしまったもの、少しずつ、少しずつ。部屋で使っていたガラクタだらけの荷物が届いたので少しずつ整理しながら同時にほんの一歩ずつ前へと進んでいければと・・・。

 仕事がきつい時は気持ちもひねくれてしまってきついですが、ひとつひとつのことがありがたく感謝だなあと思うこの頃。どこでもとにかくどうにかこうにか生き延びていればいいんだなあと思います。ひとつひとつの出会いが一期一会。今この時だけですね。



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