Windows8の売れ行きが芳しくないという。使い勝手が悪く、わざわざWindows7にダウングレードして欲しいという要望が強く、顧客は新品のPCに旧OSを使う傾向だ。Windows8でもわざわざデスクトップをWindows7やXPふうに直して使っている人も多い。
このことは昨年10月、このブログで予想したことが現実となった。
http://blog.goo.ne.jp/ajimayukuo/e/5dedd72c47414928fbb533dc0268ccfb
こうしたことが起きたのは、開発者としてのマイクロソフトの独りよがりと奢りが原因だ。新しい技術は進歩している?ので消費者に必ず受け入れられるという思想だ。マイクロソフトはWindowsビスタで苦い思いを経験したにもかかわらず同じ失敗をした。
一方、アップルは突如として、円安を理由に商品価格を6月1日より値上げした。消費者には一切予告せず、またその理由の詳細は明らかにしないままだ。iPhoneもiPadも部品の多くは日本製であることは分解して判っている。それらの部品は円安でむしろ安くなるはずで、値上げするなら何故だという説明があってしかるべきだ。アップルの奢りとしか考えられない。先日取り上げた税金の問題にしろこうした企業行動は何時しか落日をむかえる。