行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

英知を集めた東京駅再建

2013-06-10 23:42:45 | Weblog

知人のご厚意で東京駅とステーションホテルを見学させて貰った。再建後の駅舎の美しさと英知を集めた見事さで人気が衰えないが今日はその実態にふれた。
一方、中央郵便局も再建され、ファサードは昔のままでこちらも素晴らしく、KITTEと命名されたショッピングセンターとレストラン街は賑わっていた。
KITTE6階に屋上庭園があり、そこからの東京駅,この復元した駅舎、4階以上の空中権を周囲のビルに売却し、復元費用の500億円を賄い、JRは一銭も負担しなかったというから驚きだ

KITTEの中の本屋と雑貨、兼カフェという変わったお店

東京駅中央玄関、皇族や国賓が利用する。手前はまだ仮舗装で御影石を敷き詰める

中央玄関の屋上の飾り、皇居にむかって力士が手を広げ、日の丸の化粧まわしをしている
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御幸通りはやがて正面玄関につながる

ステーションホテルは人気絶頂で予約が取れないが今日はロイヤルスイート(一泊80万円)は空いていた
屋根裏を利用した宿泊客専用のレストラン、大きな空間で冷房は効率を考え,床から冷気が出る工夫がされている

屋根のスレートはスペイン産だがドームのスレートは宮城産で納品前に津波に襲われたが磨き直して使用している

ドームの装飾はその美しさで有名、鷲のの塑像は戦前のものは150Kgあったが現在のものは中を空洞にして90Kgになった

秀吉の兜を模したと言われている

八重洲といわれるだけに軟弱な土地だ。以前の東京駅舎は1万本の松の杭で支えられていたが現在のものは最新の耐震技術の上に立つ

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