行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

安い海外パック旅行にご用心 その1

2013-08-03 23:42:31 | Weblog

定年後、毎年行く海外旅行が生活のアクセントとして定着し、このブログでもつたない旅行記を掲載してきた。私の場合予算上、大手旅行社のパック旅行を利用せざるを得ない。今年の夏も多くの人が期待に胸ふくらませてパック旅行に出かけると思う。自分の経験からいくつかの心得を紹介し、旅行が良き思い出となるように祈りたい。

私がもっぱら利用した旅行社は阪急トラピックス(以下H社)とクラブツーリズム(以下K社)、他にはHIS,JTB,なども利用したが毎週のように来る販促パンフレットのためかH社、K社が主となってる。企画数からいうと10年前ぐらいはH社が他を圧倒していたが、現在ではK社の方が多い。かつては旅行いえば、交通公社だったが、様変わりとなっている。

安かろう○○かろうだったのはHISで行ったマカオ・香港だった。添乗員なしのパック旅行だと、現地の契約旅行社とガイドがその旅行の成否をになう。マカオではチェックインまで現地添乗員がやってくれたが荷物が部屋に来るチェックをせずに帰ってしまい、来ない荷物を待つこと1時間、しびれを切らし自分でホテルと掛け合い荷物を探し持ってきてもらった。翌朝、集合時間になってもガイドは来ず、現地事務所に連絡を取ってようやくガイドが来る始末。帰国して報告しても何のリアクションもなく、今後利用しないことにした。
先日行ったタヒチはK社のパック旅行で、成田に集合したら自分たち夫婦二人だけで、個人旅行のようだった。現地の旅行社は優秀で、たった二人で儲からないと思うが実に丁寧なガイドをしてくれた。添乗員無しでも、現地の旅行社やガイドが優れていれば素晴らし旅となる。

旅の楽しみは個人の好みや目的地によって異なる。多少食い物やホテルが悪くてもスイスのアルプスの素晴らしさに感動した。フランスやイタリアへの旅行では食事の楽しみもやはり期待する。数年前、H社で10日間フランス巡りのパック旅行へ出かけたが、これも安かろう○○かろうの典型だった。ホテルはスタンダートクラスということで、荷物は自分で部屋へ運ばなければならなかった。10日間だとスーツケースの荷重は15Kg前後、エレベーターのないホテルでは大騒動、スーペリアクラスだと、ポーターもいるのでこんな苦労はしなくて済む。おまけに食事がフランスにしては不味いのに往生した。カジキマグロが出てきても味がついてない。醤油持参の人はラッキーだったが、そうで無い人は塩を要求してた。なまじ食事付きより、半分は食事無しの旅行を選び、食事は自分でうまそうな店を聞いて行くことにしてる。ホテルは名前がわかってればネットで設備を確認した方が良いだろう。けっこうバスタブの無い部屋も多い。

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