旅程について確認すべきことはどの航空会社を利用するのかがけっこう重要だ。欧州便では朝発って夕方現地に着くのが常識であったが、欧州で乗り継ぎぐらいならその日に着くが、安いパックだとソウル経由とか中東(ドバイ、ドーハ)経由で、その日に着かないケースも出てきた。経由地で5時間ぐらい待たされるからだ。最近はかつて仕事で良く使ったパリ行き夜行便もパック旅行で使われ出した。これだと成田を深夜発ちパリに早朝4時頃着くので、充分睡眠が取れないと観光に辛い。
帰路の便の時間もチェックが必要で、パリやフランクフルト発でいえば、JALやANAだと夜便なのでその日に観光もできるが、午前中出発する便だと空港に行くだけでその日はつぶれてしまう。同じ6泊8日の旅程でも、観光1日分の差が出て来るのでパックの値段と検討してみることだ。
燃料費のチャージも欧州便で4万~5万円もするので馬鹿にならない。12月ぐらいの出発ならけっこうチャージこみのパックもあり、美術館巡りが目的なら冬出発が安上がりだ。
日本人相手のパック旅行なので、食事付きの場合、欧州では殆どスモールポーションでナポリのピザも小さい。私はそれでも充分だが、何となく損した気分になる。日本人客用の席が用意されていること多く、他の客の量と比較しにくくしている。K社でイタリアに行った時、ワインが酸化していて、クレームを付けようにも添乗員は同席していなくて困りレストランを探し回ったときに他の客の量を見てしまった。
酸化で思い出したが、ハワイ島の一流リゾートに職場旅行したときのこと、ホテル内のイタリア料理店でパンに付けろとオリーブオイルが出たが、これが古くて酸化していた。パスタもグニャグニャ、アルデンテという言葉知ってるかとつい嫌みも。同僚が寿司屋に行ったらネタが干物のようだったと嘆いていた。周りが溶岩以外なく、ホテル内で食べるしかないので、殿様商売だ。リゾート内の川に船を浮かべ、星空を眺めたのが良い思い出だったが、それ以来ハワイには行ってない。