行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

政治家がダメにした日中韓の関係

2013-08-26 23:42:35 | Weblog

日中韓の学生が交流の場を持ち率直な意見交換をしたという報道、面と向かって話し合うことによりいつものニュースでのとげとげしい関係とは何かが違うことが判る。私が相談役をしている国際労働財団でも韓国や中国の労働組合指導者を招き、実際の生活や働く現場を見てもらい日本人の実態を理解してもらえ、こちらもかの国の生活の悩みが解る。しかし何十年と交流してきた実績も政治家の言動で一挙に崩壊する。

ちょうど1年前には、李明博前大統領が竹島に上陸し、一気に日韓関係は悪くなった。また歴史認識では安部首相や麻生副総理の発言が中韓の反感をかい、世界中ビジネスマンを引き連れて行脚している安倍首相だが、隣の国に行くこともできない状態だ。

本日の報道では国連のバン・キブン事務総長が記者会見で次のように良いことを言っている。「各国の指導者は自国だけでなく東北アジアやアジア全体、全世界的な発展のために何ができるの、より広い視覚を持つことが必要だ」と述べた。
要は自分の言動が他国の民にどう受け取られるか熟慮し、行動せよと言うことだ。それができない国のトップは自国の民に害を及ぼす失格者だ。

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