昨年のブログ
昨年の夏場所のブログと同じ結果の夏場所となったが、白鴎の偉大さ以外に変化もいくつか見られる。
先ず、大きな変化は鶴竜が横綱になって初めての夏場所ということだ。昨年の時点では稀勢の里が最有力の横綱候補だったが、入れ替わりに鶴竜が横綱になっている。勝負の世界の厳しさを思わせるが、皮肉なことに今場所は昨年と同様稀勢の里が白鵬と優勝を争い準優勝となった。今場所の白鵬戦では、稀勢の里が立ち会いに失敗し、相撲にならずまたも?期待外れとなった。稀勢の里は白鵬を前にすると急に縮こまる傾向が見受けられ、精神面で克服すれば、実力を発揮できるのにと思うが・・・
昨年期待した妙義龍は伸び悩んでいるが、昨年居なかった遠藤が登場している。ようやく髷を結えて、人気も急上昇、満員御礼の膜も6日間掛かった。結果は7勝8敗で、上位の壁を経験したが、稀勢の里と対照的に精神面で強いものを持っている。来場所は立ち会いに磨きをかけて期待に答えるだろう。
平幕で優勝争いに加わった「勢い」は和製白鵬を思わせる体の柔らかさで新たに加わった希望の力士だ。大阪出身ということで、大阪場所での躍進を期待したい。
白鵬の偉大さが目立った夏場所
終盤まで稀勢の里と白鵬の優勝争いで盛り上がったが、白鵬の全勝優勝で
25度目Vとなり、大鵬、千代の富士に継ぐ偉大な横綱の誕生となった。
白鵬も最近は以前ほどの圧倒的な強さはないが、自分...>続きを読む