行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

アウトドアスポーツでの自然破壊

2015-04-26 22:41:30 | Weblog

仲間と御岳渓谷へハイキングに行って、ブームになっているアウトドアスポーツの実態を見て驚いた。自然破壊が平気で行われている。若者は通常のスポーツと考えているのであろう。指導者はきちんと指導してほしい。
若葉を見ながらのハイキングは快適だったが、カヌーの現場を通った時、渓谷の両岸にやたらとロープを張っているのを見てがっかりした。ロープに棒状のものを川面に垂らし、カヌーの方向を示している練習用具だ。ロープの張り方は岩に金属の杭を打ち込む、あるいは木に絡ませていた。このような自然破壊をすることは赦されるものではない。カナダやスイスでは禁止されてる。カヌーは自然のあるままの中で楽しむものでロープを張ってまでやることはやめて貰いたい。

多摩川の河原には大きな岩がごろごろしていて風景にアクセントを加えている。その岩を登るボルダリングが近年盛んになり、若者が興じていた。そのこと自体は楽しい風景であるが、岩に滑り止めつけているためか白っぽい跡が岩に残り残念なことだ。ボルダリングは何もつけず、岩に加工もしないで登ることが約束事だ。これも自然のままで対峙して貰いたい。

コメント
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