行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

辺野古問題は政治の怠慢

2015-04-08 07:18:56 | Weblog

普天間基地の移転、沖縄県民の総意はこれ以上沖縄に負担をかけるな、他の県に移転へということは明らかだ。それなのに官房長官は辺野古への移転が唯一の解決策と翁長知事に断言、マスコミもこれに無反応、他の県も頬かむり。

宇宙人鳩山元首相は最低でも県外移転とアイデアもなく約束、菅官房長官は対案を考えもしない。沖縄県民は70年前、戦場になっただけでなく基地負担の大部分を担ってきた。政府が二言目には沖縄の基地負担を軽減するというのであれば、鹿児島県の諸島に代替基地を探すことが普通だ。
それなのに、辺野古を拒否すると普天間の危険性はどうすると官房長官は脅かす。

辺野古問題は原発事故で苦しむ福島に汚染物質の中間処分場をと迫る政府の態度を彷彿させる。
要はややこしいことは避けたいという政治の怠慢なのだ。

 
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