毎年この茶会は昭島市民ホールの和室で行われ、一般市民に少しでも日本の伝統文化を味わって貰おうと開催される。私は茶事には疎いが、今回たまたま家内が表千家、中学時代のクラスメートWさんが裏千家の席持ち(茶会を主催する)をするということになった。家内の茶会準備の手伝いをしたが、これが予想以上に大変だった。
お客さんは約200人くらいと予想し、表千家のおも菓子である上用饅頭は馴染みの和菓子屋に試作してもらい検討し発注した。幸い評判が良かった。道具の運搬がもっぱら私の役目で、茶釜から茶碗、棚など台車2台分ぐらいの量があり、写真は終わってから洗い、干しているところだ。
家内が神経を使っていたのが、当日床に飾る茶花、天候が不順でどの花を飾るか、1週間前からやきもき、我が家の小さな庭だけでは調達不可能で仲間の庭に咲く草花、木々の状態を聞きながら調達したのがこれで、何とか秋の季節を感じるものになった。
当日、私も参加した裏千家茶席では、北川市長が同席され、主客を務められた。お客さんは9割シルバー世代で若い人の参加が少ないのが残念だった。隣の大ホールでは歌謡祭、こちらもほとんどシルバー世代が頑張っていた。