4日の日経資産づくり特集で投信の資金流入超過額が最も大きかったのは、三菱UFJ国際投信が運用する低コストのインデックス型投信「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、同じシリーズの「全世界株式(オール・カントリー)」が2位、QUICKの上半期の資金流入超過額ランキングを見てもほとんど外国株式関連の投信が占め、つみたてNISA対象の投信で、若い世代が主役と報じている。
しかし、積み立てNISAのように定年を見据えた長期投資には全く問題は無いが現時点でチェックすると、現時点で外国投信を円で買うことには円安という落とし穴がある。円ドルの強烈な変動が今年はあったからだ。1月に1ドル115円前後だったのが本日は145円だ。5ドルのハンバーガーを米国で買うと1月では575円で買えたが本日は725円でないと買えない。米国株も同じで5ドルの株も1月より26%余分に払わないと今は買えない。逆に1月に米国株投信を買っていたら、その投信が現在20%値下がりしていても6%のプラスになっている。
もちろんドルを持っていて、米国のS&P500のETF例えばVOOを買うのであれば円安の影響は全く影響ないし、1ドル150円になれば為替差益が5円生じる。極端な円安局面で国内の外国株投資は控えた方が良いだろう。為替だけは予測がつかない。来年なったら落ち着くと思うので当分は静観が1番だ。
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