あかね雲 と 虹
長月から神無月へ
虹の架け橋!
9月19日は
正岡子規(1867-1902)の命日「糸瓜忌」
亡くなる直前詠んだ
「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」
から「糸瓜忌」とされた。
「鶏頭の十四五本もありぬべし」
子規は 鮮やかな赤色の”ケイトウ” の
句も多く詠んでいることから
この花が 手向けられた。
今日は 猛暑ではなく真夏日に
暦の上で厳しい暑さおさまる頃という
二十四節気の一つ「処暑」
田んぼの稲穂も色づき垂れ始めて
雀よけの凧の鷲が舞い 脅しの空砲も響く
季節は移りゆく!
憎しみの争い 名誉の戦い・・・
今の世の中 様々な争いや戦いが起きている。
今日の一日が幕を下ろす 初秋の夕暮れに
身を置く幸せを ふと思う・・・
夕方 雑草の中に
花弁の縁が糸状に長く伸びる花を見つける。
この花「烏瓜」(からすうり)で
夕方から咲き始め翌朝までには
しおれてしまう一夜ばかりの花
過日に話題にした「月下美人」と同じ一日花
写真のように複雑な花弁は、
蕾の時は折りたたまれているが、
咲き始めると糸の一本一本が伸び始め、
それこそ一糸乱れず、
短時間で完全に開花する。
カラスウリの花言葉は、
「誠実」「よき便り」と「男ぎらい」
なぜ「男嫌い」なのか
白い花から花嫁を連想し
明るい昼間を避けて夜に開花し、
朝には萎んでしまうことが由来とか。
酷暑の毎日!!
この氷菓子が 暑さを 一時しのぐ
1960年代に発売されて
今日まで売られている。
7月25日は「かき氷の日」
1933(S8)年のこの日
日本最高気温が(山形市・40.8℃)を記録
また 語呂合わせ「夏氷(なつごおり)の
な(7)つ(2)ご(5)おり」から
制定されたそうだ。
因みに 現在の最高気温は 41.1℃だそうが
今年は その記録を超えるのでは・・・