あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

島根旅行(35) 八足門

2015-02-05 | 国内・島根

                                             

拝殿を 左まりに進むと

左右(東西)に回廊のある「八足門」(やつあしもん)がある。


この門からが ご本殿に一番近いが 

通常これより先に中は入れないので

ここで再度お参りするようにと案内がある。

ただし お正月(1~5日)と”おにわふみ”ができるときだけ

入ることが許されているそうだ。

写真の手前に 梅の花のように見えるものがあるが

これは先に話題にした高層神殿を連想できるようにと

発掘跡の印で 巨木3本を束ねた柱跡だそうだ。

  


島根旅行(34) 出雲大社

2015-02-04 | 国内・島根

 

 

出雲大社は 大国主命(おおくにぬしのみこと)を祭神としている。

大国主命は 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)とも呼ばれ

出雲の国を造ったと言われている。

また 正式名称は「いづもおおやしろ」であるが
一般には「いづもたいしゃ」と呼ばれている。

 資料によれば

大国主命が治める豊かな出雲の国を見て
天照大御神(伊勢神宮の祭神)が
自分の子孫が治めることを大国主命に迫る。

稲佐の浜で談判し 出雲の国は 天照大御神の治める
高天原に譲られることとなります。

この時 国を譲るにあたり出雲大社の祭神である大国主命は
「壮大な御殿を造ってほしい」と願い出る。

その時に造営されたのが出雲大社の始まりと言われている。

そして大国主命はこの国譲りの時に
「私はこれから かくれたる神事を治めよう」と言われ

以後 天照大御神は「目に見えること」を 
大国主命は  人の運命や縁など「目に見えないこと」を
司ることになったとの事です。


この事から 大国主命を祀る出雲大社は 
縁結びの神様と言われるようになったそうだ。

 


島根旅行(33) 拝殿 

2015-02-03 | 国内・島根

 

 一般の神社での参拝は 

手を二回打つ二拍手が一般的だが

ここ出雲大社は 
二度拝礼して 四回拍手打ち

最後にまた一回拝礼する「二礼四拍手一礼」が正しい作法とのこと。

お祈りでは 自分の住所 名前を心の中で言った後に

 お願い事をするのだそうだ。


因みに 白いものを身につけて参拝するのが良いとされているが

 この日の 当方の姿は 黒ずくめであった。

 果たして・・・・。


 


島根旅行(32) 神馬・神牛

2015-02-02 | 国内・島根

 

 

 前回はご利益の話題でしたが もう1つ 

拝殿前の銅鳥居をくぐって 

左手に神馬・神牛が置かれている。

特に神馬は「かねおまさん」と呼ばれ 

鼻の部分を触ると子宝を授かると言われている。

一方 神牛は 学力アップや五穀農穣にご利益があるようだ。

そのため 大勢の人に触られて 

神馬は鼻  神牛は全身が ピカピカに光り輝いていた。

 


島根旅行(31) 第四の鳥居

2015-02-01 | 国内・島根

 

拝殿への入り口には 最後の第4の銅の鳥居が立つ。

この銅製の鳥居は 1666(寛文6)年に毛利輝元の孫に当たる

藩主毛利綱広の寄進によるものという。

毛利家は 大江氏の出と言われ 

大江氏の祖が出雲国造と同じ天穂日命であるため 


崇敬の念が篤かったとのこと。 

この銅鳥居に触ると 金運がアップすると言われて

 人気があるそうだ。


 

 


島根旅行(30) 大国主命

2015-01-31 | 国内・島根

 

 
 境内には 大国主大神が海神から有難く

日本海の荒波の向こうから出現した幸魂奇魂を

授かり縁結びの神になった
神話を

モチーフにした「ムスビの御神」像がある。


  その向かい側には 

大国主大神が白兎を助ける神話の

「因幡の白兎」の像もあった。

これらの像から 子供のころ聞いた神話を思い起こしたが・・・。

 

 

 


 


島根旅行(29) 高層神殿

2015-01-30 | 国内・島根

 
松の参道を行く途中 右手の広場に


長さ17m 重さ4トンの杉の巨木 3本柱が立っている。。


これは「平成の大遷宮」の奉祝事業の一つで


出雲風土記にある「高層神殿」を支えた

柱立ての一部を追体験しようと


近くの吉栗山から杉の巨木を切り出し川流しを経て


出雲大社の境内内で 人力で柱たてしたものだそうだ。

出雲大社本殿は 高さ24mもあって

 今でも日本一の高さを誇っている。


しかし 古資料によると 現在の高さを越え 

平安時代では48m 大和時代は96mもあったと

 記されているそうだ。

今でも90mを超える建造物はそんなにないのに

 その時代に これほどの高層建築の技術があったとは驚きだ。

 


島根旅行(28) 第三の鳥居と松の参道

2015-01-29 | 国内・島根

 

 祓橋から本殿方面を望む

 

 「下り参道」を通り 

八雲山を水源とする素鵞川(すががわ)に架かる祓橋の先に 

樹齢400年を越える「松の参道」が続く。


松の参道は 3つの路に分かれており 真ん中の路は

 皇族や勅使など身分の高い者だけが 通ることを許されていたそうだ。

 今も 松を保護するために 通行が禁止されて

 一般参拝者は 左右両脇の参道を 歩くようになっている。

写真では 松林に隠れていて 少々見づらいが 

松の参道に 第三の “鉄の鳥居” が見える。

我々も 玉砂利の音を聞きながら 両脇の参道を

本殿に向かってさらに足を進める。

 

 


島根旅行(27) 祓社

2015-01-28 | 国内・島根

 

 

 

勢溜の鳥居を通り過ぎると

本殿に向かって「下り参道」が続いており

 大方の神社は 上りの参道になっているが 

このように下り坂の参道というのは


全国的にも 珍しいとのこと。

そのためか 足取りも軽く前々と進んでいく。 

この参道を暫く行くと 中ほど右手に小さな社があるが

注意しないと見過ごしてしまいそうだ。


これは「祓社(はらえのやしろ)」といわれる。 

参拝者が知らぬ間に犯した心身の汚れを

祓い清めてくれる所といわれる。

ありがたいことです!

 出雲大社最初の清めとして参拝する。

 

祓橋から勢溜方面を振り返る

 

 


島根旅行(26) 勢溜鳥居

2015-01-27 | 国内・島根

 

店が並ぶ表参道・神門通りの突当り 勢溜の正面

 第2の大鳥居(木製)の「勢溜鳥居」が目の前にある。


鳥居の周囲は かつて 大きな芝居小屋などが建ち

非常に賑わっていたそうで


勢溜の名は 人の勢いが溜まるところから名が付いたとされている。

また ここから 今来た道を振りかえると 

神門通りと大鳥居が見え この地点は大分高いのがわかる。

 

 

 

 


島根旅行(25) スターバックス

2015-01-26 | 国内・島根

 

 

第二大鳥居のむかえに 「スターバックス 出雲大社店」があった。

 2014年4月にオープンしている。

瓦屋根と格子を取り入れて 大社の街に 調和した 佇まいになっている。

しかし 折角の努力が 電柱1本で 不細工な状態になっている。

先にベトナムの電線が 外観を壊している話題にしたが 

日本では 電柱が災いになっている 景観や災害からも何とかしないと・・・。

この店 外だけでなく 内部も縁結びの神様の出雲大社 (=和) と 

スターバックス (=洋) との “縁結び” をテーマにデザインされ

 勾玉の形をした大型のテーブルも備えられているそうだ。

 

 

 


島根旅行(24) ご縁横丁

2015-01-25 | 国内・島根

 

 

 
 出雲大社の第2鳥居 勢溜の向かいに

「ご縁横丁」があり 盛んに呼び込みをしている。

この横丁は 島根県産の木材や瓦を使い 

周辺にマッチするように 平屋建ての和風建物がならび

 飲食店や土産物店などが入り 軒下には「置き座」が置かれ

観光客がゆっくりと観光できるようにと おもてなしが配慮されている。

 既存商品だけでなく、ご縁横丁でしか買う事のできない商品を並べている。

また 多目的スペースを設け 和菓子づくりやそば打ち

勾玉づくりなどの体験教室を週末に行われ 

地元の商業高校が 販売実習をするアンテナショップを設けるなどして

地域コミュニティを深める役割も担う

出雲の新しい観光名所となっているそうだ。

 

 


島根旅行(23) 竹野屋

2015-01-24 | 国内・島根

 

 

出雲大社 第2の鳥居の手前に 大きく重厚な 木造の建物がある。

これは「竹野屋」という 創業130年を誇る旅館。

出雲大社への参拝者や 神前結婚式を挙げた一家や 出席者達の宿

 また 披露宴会場として 盛況であったそうで

 地元では 超老舗の旅館として有名である。

この旅館を もう一つ有名にしているのは

シンガーソングライターである “竹内まりや” の実家であること。

彼女は 4女2男の6人兄弟の三女で 

世界で通じるようにと 大社町長も務めた父の

考えから「まりや」と名付けられたそうだ。

また 竹内まりあの限定グッズや コンサートグッズが

この旅館でしか買えないというので

特別グッツを求めて利用するファンも多いそうだ。

 


島根旅行(22) 青ポスト

2015-01-23 | 国内・島根

 

神門通りの一角に 見慣れない「青いポスト」があった。

赤ではないので郵便ポストではないことはわかるが。

調べると

出雲市に「出雲市子ども・若者支援センター」が設置され

不登校 ひきこもり ニート 達障がい 題行動など

 在の子どもや若者が抱える様々な悩みについて

相談や支援を行う総合相談窓口になっている。

その事業の一環として 青ポストを各所に設置し 

有害図書・ビデオ・DVD等があれば


この青ポストに投函させ  毎月1回定期的に回収しているようだ。 

地方の青少年育成対策の一端を垣間見る。

 

 


島根旅行(21) ご婚約

2015-01-22 | 国内・島根

 

神門通りの店頭に 高円宮家の次女典子さまと

出雲大社権宮司の千家国麿さんの婚約の特報が貼りだされている。


平成26年5月27日 ご婚約が調って 幟や垂れ幕などがあちこちに飾られ

街あげてのお祝いムードがいっぱいである。

このご婚約も 今回の旅行のきっかけにもなっている。

その後 平成26年10月5日 出雲大社で結婚式を挙げられ

結婚式後 地元市役所に婚姻届が提出され 

典子様は皇族の身分を離れて「千家典子さん」として

この地で新生活を始めている。