アウトバーンと交差する鉄橋
第3日目がスタート ブレッドのホテルを出発
スロベニアの首都リュブリャナの郊外を抜け
アウトバーンA1に入り「ポストイナ洞窟」に向かう。
約117kmの道のりだ。
途中 アウトバーンと鉄道とが立体交差になる場所があったが
この路線は1920年に 「シンプロン・オリエント急行」が
パリ⇔ スイス ⇔ ベニス ⇔ トリエステ ⇔ ポストイナ
⇔ ザグレブ ⇔ イスタンブールの
ルートとして走り始めていた。
そう「オリエント急行」といえば アガサ・クリスティの
「オリエント急行殺人事件」(1934年)がある。
その舞台となった路線です。
事件は イスタンブールからカレーに向かって
ヴィンコヴィッチから ブロット間の車内で起こる。
この場所は、当時のユーゴスラヴィア
今はクロアチア ブロッドはボスニアとの国境にある。
意外な結末に驚き 面白く読んだが。
オリエント急行は他にも ルートがあり
それぞれトンネルの名が冠になっている。
この「シンプロントンネル」は スイス連邦鉄道の鉄道トンネルで
スイスのブリークとイタリアのイゼッレ間約19kmの長さがあり
両国国境のシンプロン峠の下を通っている。