現在も 集落内に居住している住人が数家族いるが
ほとんどの住民は 対岸の生活のインフラが整のった
新市街地に移り住んでいるそうだ。
あぶり出し絵に ガスボンベが用いられていたが
ここには当然都市ガスはなく
モロッコの地方のほとんどの家庭では
ガスボンベを購入して 調理用等に利用している。
そんなガスボンベを運搬するトラックをよく見かけたが
日本のガスボンベより小型である。
モロッコの旧市街地の路地を見てきたが
狭く入り組んで ロバが荷物を運んでいるように
これは持ち運び便利なようにと造られているからのようだ。
また 資料によれば ガスはプロパンより重たい
「ブタン」が注入されている。
その理由は ブタンの方がガスになる温度(沸点)が高いので
砂漠のような気温が高温の地域は安全のためとか。