旭川市に向かう国道40号の途中 和寒町と比布町との間
道央と道北の境界をなすところに かつて交通の難所であった
塩狩峠(標高263m)がある。
ここを舞台にした小説「塩狩峠」は、旭川市出身の作家
三浦綾子(1922~1999)の代表作となっている。
小説「塩狩峠」は 1909(明治42)年に 塩狩峠で客車の連結器
が外れ 最後部の車両が峠を暴走したとき 乗客だった
鉄道院職員 長野政雄が 自らの体を投げ出して客車を止め
乗客の命を救ったという実話に基づいて書かれ
”犠牲の精神と人間愛” に溢れた感動的な作品となっている。
宗谷本線路沿いにある 長野政雄顕彰碑
塩狩駅 9:51発 快速「なよろ4号」(幌延発~旭川行)
乗降する人もなく 汽笛を鳴らし発車していった。
この駅は もともとは列車交換するところで
信号所的なことの意味合いが大きい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます