あかない日記

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信州紀行 稲荷山宿 1

2017-08-01 | 国内・長野

 

  上が北方向 
   縦筋が県道77号、横は国道403号、
 
  北から「荒町」「中町」「本八日町」「上八日町」となっている。

 

当ブログ 「北国街道:海野宿」(2013/8/27)に次ぎ
その北方向 北国西街道(善光寺道)にある
「稲荷山宿」を訪ねてみた。

信州でも あまり知名度もなくメジャーではないが 
2014年「国の重要伝統的建造物群保存地区」に選定され
町は 観光に力を入れ整備している。 

 

「稲荷山宿」は、
善光寺道(北国西街道)の宿場町として栄え、
善光寺平最大の宿場町で、
明治以降は生糸と絹織物の商いの町として栄えた。


1847(弘化4)年の善光寺地震では、
長野だけではなくここ稲荷山宿でも大火に見舞われた。

この大火を教訓にできあがったことが、
現在に残る防火・耐火に優れた土蔵の町になっている、


宿場町として栄えた財力が、
こうした町をつくりあげる原動力になっていることが

黒い大屋根、白壁の豪壮な町家が当時の富を伝えている。

因みに 稲荷山の地名は、古文書によれば
1582年上杉景勝が松代城の支城として築城した時
一匹の白い狐が飛び込んできたので、
これを吉兆とみて「稲荷山」としたという。

また
町の歴史は、
 1875(明治8)年に稲荷山町になり
 1959(昭和34)年 更埴市
 2003(平成15)年 現在の千曲市になっている。

 

 
町の無料レンタル自転車「いなりいー号」を借り、
北から南へ 県道77号線を軸に街を巡る。 

 

 


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