「おしょうしな」は山形の置賜地方の方言で「ありがとう」のこと。
天元台の紅葉と、ざぶざぶと流れる白布温泉のお湯が恋しくて米沢に行ってきました。 旅のお供はダーリンではなく横浜飲み仲間。
山形の内陸側南部に位置する置賜地方の米沢市、その最南部、市街地から車で30分程山間に向かったところに白布温泉があります。 さらに白布温泉を上った天元台はスキー場であるとともに、西吾妻山への登山口になっています。
10月23日、少々風は強いもののお天気は良好。
米沢駅からバスに揺られること40分程で白布温泉を過ぎ天元台の湯元駅前に着きます。 ここからロープウェイに乗り換え標高920Mから1300Mまで一気に上り、さらにリフトを3基乗り継ぎ1820Mまで楽々到着できるのです。
10月23日で紅葉はロープウェイ下辺りが真っ盛りの様子。
リフトに座ったままなので楽々とはいいますが、さすがにこれだけ標高が高くなるとお天気次第ではこの長い長いリフトは寒いです、つらいです。
さて、良好と思っていた空模様ですが山の天気は気まぐれで、リフト乗り場のあたりから怪しい雰囲気。そして上るにつれ冷たい空気とともに白い霧が流れ初めいつの間にやら辺り一面真っ白。 行き違う下りの人たちからは「行っても何も見えないよ」の声。
しかしこれで逃げ帰っちゃ女がすたるわけで、どうせ端(ハナ)から途中で引き返すお散歩程度のつもりでしたので登山口へと向かうことにしました。
登山道は2方向あるらしいのですが比較的上りやすいと言われる方しか知らないのでそちらへ。それでも「いきなりかい!?」の大きな石の段差の連続。。。 しばらく頑張れば湿原と木道のラクチンコースが待っているのでそれまでのガマンです。 どうせそれ以上は時間もないし体力もないので湿原でおにぎり食べて帰ってくるつもりなのですから。
ここはそういうお気楽軽装備お散歩隊と西吾妻へと抜ける重装備の本格派が入り交じるのがおもしろいところです。 それにしても、足慣れた人たちの早いこと! 膝の高さ以上の段差のある岩ゴロゴロの道をひょいひょいと上り下りする壮年の方々多し。 ひょえー。
私はと言えば、超へっぴり腰に「よっこらしょ」のかけ声付きです。
一面霧に覆われた辺りも時折日が差し視界が開け青空が出現します。 シャッターチャンスとばかりに必死に写真を撮りました。まるでいいお天気の中、紅葉を楽しんだように見えるかもしれませんが、実はほとんど霧の中だったんです。

ロープウェイーやリフトから見下ろす山肌は紅葉した木々に覆われて
まるで絵の具のきれいな色ばかりをパレットにしぼり出したよう

つかの間、見えた山の向こうに山また山・・・




湿原の広がる大凹あたり
夏には湿性植物や高山植物の花がたくさん見られます

リフトからふと目を横にやるとなにやらもそもそと動くものが。
「カモシカ」です。
やっほ~と手を振ってみたらこちらをじっと見つめられたような・・・???
カモシカは好奇心が旺盛なのだそうです。

足元にも紅葉


こうして無事下山した後はお宿の温泉にざぶん♪
湯上がりにスパークリングワインで乾杯したのでした。

つづく
天元台の紅葉と、ざぶざぶと流れる白布温泉のお湯が恋しくて米沢に行ってきました。 旅のお供はダーリンではなく横浜飲み仲間。
山形の内陸側南部に位置する置賜地方の米沢市、その最南部、市街地から車で30分程山間に向かったところに白布温泉があります。 さらに白布温泉を上った天元台はスキー場であるとともに、西吾妻山への登山口になっています。
10月23日、少々風は強いもののお天気は良好。
米沢駅からバスに揺られること40分程で白布温泉を過ぎ天元台の湯元駅前に着きます。 ここからロープウェイに乗り換え標高920Mから1300Mまで一気に上り、さらにリフトを3基乗り継ぎ1820Mまで楽々到着できるのです。
10月23日で紅葉はロープウェイ下辺りが真っ盛りの様子。
リフトに座ったままなので楽々とはいいますが、さすがにこれだけ標高が高くなるとお天気次第ではこの長い長いリフトは寒いです、つらいです。
さて、良好と思っていた空模様ですが山の天気は気まぐれで、リフト乗り場のあたりから怪しい雰囲気。そして上るにつれ冷たい空気とともに白い霧が流れ初めいつの間にやら辺り一面真っ白。 行き違う下りの人たちからは「行っても何も見えないよ」の声。
しかしこれで逃げ帰っちゃ女がすたるわけで、どうせ端(ハナ)から途中で引き返すお散歩程度のつもりでしたので登山口へと向かうことにしました。
登山道は2方向あるらしいのですが比較的上りやすいと言われる方しか知らないのでそちらへ。それでも「いきなりかい!?」の大きな石の段差の連続。。。 しばらく頑張れば湿原と木道のラクチンコースが待っているのでそれまでのガマンです。 どうせそれ以上は時間もないし体力もないので湿原でおにぎり食べて帰ってくるつもりなのですから。
ここはそういうお気楽軽装備お散歩隊と西吾妻へと抜ける重装備の本格派が入り交じるのがおもしろいところです。 それにしても、足慣れた人たちの早いこと! 膝の高さ以上の段差のある岩ゴロゴロの道をひょいひょいと上り下りする壮年の方々多し。 ひょえー。
私はと言えば、超へっぴり腰に「よっこらしょ」のかけ声付きです。
一面霧に覆われた辺りも時折日が差し視界が開け青空が出現します。 シャッターチャンスとばかりに必死に写真を撮りました。まるでいいお天気の中、紅葉を楽しんだように見えるかもしれませんが、実はほとんど霧の中だったんです。

ロープウェイーやリフトから見下ろす山肌は紅葉した木々に覆われて
まるで絵の具のきれいな色ばかりをパレットにしぼり出したよう

つかの間、見えた山の向こうに山また山・・・




湿原の広がる大凹あたり
夏には湿性植物や高山植物の花がたくさん見られます

リフトからふと目を横にやるとなにやらもそもそと動くものが。
「カモシカ」です。
やっほ~と手を振ってみたらこちらをじっと見つめられたような・・・???
カモシカは好奇心が旺盛なのだそうです。

足元にも紅葉


湯上がりにスパークリングワインで乾杯したのでした。

つづく