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デバイスの素性について

2011年10月12日 | electro_craft
ボール式マウスから取り出した赤外LEDとPhotoTrどんな特性があるのか調べてみました。
まず,フォトトランジスタですが,足が3本ついています。これは,2回路にすることで,マウスの動きを検出するようにするためですが,ピンアサインが書いてありません。受光面も分かりません。ほかの製品からの類推から受光面の左側をコレクタピンと仮定して,ピンアサインの確定と電圧の変化を見てみました。

【師匠から教えていただいたPTrの原理紹介サイト】
http://www.sugilab.net/jk/joho-kiki/1302/index.html
【P-Trのデーターシート ST309の場合】
http://www.kodenshi.co.jp/products/pdf/opto/phototransistor/st309.pdf
これから類推してやった結果,コレクタが分かりました。新たにページを作り直しますね。スンマセン・・orz
コレクタのピンが違ってました。なにやってんだろう!!
さて,このようにエミッター側に手持ちの100kΩをかまして電圧を測ります。
PTr-Aの場合

ライトを手持ちで入射角の揺れで数値がかなり変わりますが,大体,部屋の明るさで,0.4mV,光を当てて最大3.3mV程度となります。写真はカメラとライトを両方守ってですので,数値は上がってませんが。
PTr-Bの場合


これも,部屋の明るさで3mV,ライトを当てて80mV程度でした。

ちなみにハンカチをかぶせると,0.1mV。
デバイスによってかなり個性が違うんですね。

コレクタ側にしるしを付けておきます。

さてと,次に赤外線LED。LEDは光を発するデバイスですが,逆に光を当てると弱いながら発電しますので,これをセンサーとして使えないかという目論見です。

太陽光(たまたまいい天気だった)とLEDライト,それから64灯の赤外線LEDライトでそれぞれ測ってみました。まとめは以下のようになりました。

太陽光(だいたい同じような香料だとは思うのですが,ほんのわずか薄く雲がかかった場合もあります)の場合。レンズのある面を向ける
       最大     最小    大体の平均
LED-A  10.0uA   5.1uA    7.5uA
LED-B   6.2uA   3.5uA    4.75uA
※最小の方は,テーブルにおいた場合

使用を考えているLEDライトの場合
LED-A  0.5uA   0.1uA    0.3uA
LED-B  0.7uA   0.3uA    5.1uA

赤外線LED (64灯)
LED-A  5.3uA   4.6uA    4.9uA
LED-B  6.1uA   -uA     -uA



IF-LEDは秋月の100個入りバーゲン品
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-00656/



IF-LEDは,砲弾型LED軒電力からすると一桁低く出ました。それにレンズ付きで,指向性が機分けて狭くやや使い辛いかなと感じました。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03261/
このIF-LEDでは70uA(ピークで)とのこと。

まずは,2回路のP-Trを使って,1個で左右の光を検出するセンサーを作ってみるのも面白そうです。
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