アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

エックレスの指使い、私流カスタマイズ

2011年12月27日 | バイオリン
ホーマンの二巻、今回の宿題は173,174ってことで二重奏は無し。

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これじゃつまらないからさっさと終わらせようってんで(?)私にしてはめずらしくまじめに練習していきましたよ(前日のみだけど)。「あ、いいですね」と、サクッとマルもらって終了。

今日はやることたくさんあるからそんなんでちょうどいい。年内最終レッスンだから、正月休みに練習する分の中身を詰めとかないとね。

バッハのドッペルにはやる気持ちを抑えて(^^;; やっぱりまずはエックレスをどうにかしないと。一月にはこまたろう母さんの伴奏と合わせて練習、二月が本番なんだから。もうあんまり余裕こいてる場合じゃない。

エックレスの一楽章は、ゆったりした曲だけあって、楽譜には(私にとって)複雑な指使いが書かれている。よく響くように、滑らかにつながるように、当然っちゃ当然なんだけれども、ポジション移動に依然として自信が持てない私としては、あんまり積極的な気持ちにはなれない(^^;;

そこで、まずはベタに1ポジで弾けるところは弾いてしまい、どうしても何か理由があるところだけ移動を検討する作戦でいく。


冒頭、たぶん、長い音にきれいにビブかけるためのポジ移動指定。「これは1ポジでぜんぜんかまいません」と先生。まるっと同意。


ここも、先生は「1ポジでOK」を出してくれたんだけれども、やってみるとこれがまた、別の意味でたいへんで。つまり「レラ-ド」の移弦がどうにもこうにもつながんないんだわ。それで、「どっちみち難しいんだったら、(よりきれいな)フラジオのほうにします」と白旗(?)揚げて、そっちで練習してみることにする。


どのみち3ポジに移動しないと音自体出ない部分(最高音レ)は、移動するには違いないが、より移動しやすい場所で移る(赤字の1が書いてあるレ)。

それはいいとして、最後のトリルのところ、「小指でトリルはないよね」という趣旨から、先生は強力に「ここだけはぜひ移動」を主張してたんだけど、私は「小指でトリル、ぜんぜん違和感ないです」と主張して1ポジに戻す。

まぁこんな具合で…

四楽章のほうは、テンポが速く(今はまったくもって速くないけど、ある程度は速くしないと何をしてるんだかわからない)、移弦の嵐なのだが、ポジ移動は多くない。トリルの関係でどうしてものところと、あと一個所くらい。指使いについてはわりとあっさり解決。あとは練習する、だけ(^^;;

さてそれで。四楽章のほうは全貌が見えるほど弾けないんでどうでもいいとして、一楽章のほうを現時点で聞くと、先生も私も思うことは「いいバイオリンだな」ってことで。つまり、楽器の「地」の部分がよくって、こういうゆったりした曲はとてもよく響くのである。ベースの音色としてはとてもいい感じだと思う(私ががりっとかやらない瞬間は)。

ただ、ビブかけてないとそれだけにまぬけな感じ。それで、かけられるところだけ(つまり、長いところだけ)とりあえずかけて弾く「実験」をしたところ、私自身の感想としては「かかってるとまではいえない」。しかし先生は「かけ方はそれでよいです」ってな大胆なことをおっしゃり、しかし「長いところはそれでいいので、でも響きやすい音にビブラートがかかって、より響きにくい音にはかけてないとバランスが悪いんです。だから『レシーラシラシファソ』の『ソ』にかけるなら次に『ド』とか『ファ#』にもかけないと」だって。あれれ。先は長い。

とにかく、次のレッスンまでにやるべきことはたんと用意できましたんでよしとしましょう。

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コメント (6)
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