アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

CABLEというピアノ

2011年12月24日 | ピアノ
昨日の、中川先生コンサートのつづき。

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代官山の道はこんな感じ。

クリスマスの雰囲気たっぷり(^-^)

それで、店内にあるピアノはこのように:


ね? 小さくて、かわいいでしょ。とっても、このお店に似合っています。オーナー(ご主人)は、実はこのスペースにグランドピアノを置きたいという夢をお持ちだそうで、そりゃ相当お好きなんですね。でもね~ここにグランドピアノ置いたら狭いし、雰囲気違うと思うの。

それで、このピアノ、予算的にもスペース的にもこじんまりしているとのことで、もちろん迫力のサウンドというわけにはいかないんだけど、その範囲内で考えると、とても味のある音がします。なんというか、レトロな音。ちゃんといろんな表情があって。

もちろん、ピアノの能力がばーんと出てこないとつまらない曲、というのはいくらでもあるわけなので、そこはピアノも選んだ中川先生のだんなさんが、このピアノにしっくりくるような曲を選んで弾いているわけです。

リストの愛の夢はなるほどと思う選曲でした。

…それで、コンサートで音を聞いてると、もううずうずしちゃって…
もちろん、このピアノを触りたくってしょうがないわけです。

コンサートが終わって、にぎやかに雑談モードになったときに、弾かせてもらいました。

こういうとき、残念だな~と思うのが、「なーんにも、暗譜してる曲がないこと」。

しかたなく、これしか弾けないバッハ平均律の最初のプレリュード(ドミソドミソドミ、です)を弾いて、物足りないのでバッハのインベンションの一番も思い出しつつ弾く。弾いてみてわかったのですが、バッハのインベンションの一番だったら、くまなく覚えてます。音はね。

でも、スムーズに弾けなかったりするのは、指使いがわからないから、ということがわかりました。手ぶらでさっと弾ける曲を用意するなら、こうやって音はすべてわかっている曲を選び、指使いのポイントだけたまにおさらいしてメンテナンスしとけばよさそうです。とはいえ、今のところこれ以外の候補を思いつかないくらい「音はすべてわかってる曲」なんてないんですけどね。

ま、弾ける弾けないはともかくとして、このCABLEの音色は、高級感はないけどなんか落ち着く、気持ちいい音でした。サイズがちょっと違う点も、思ったほど障害にならず(といっても、難しい曲を弾いてないからわかりませんが)、手におさまる感じが心地よい。


末永くかわいがってもらえるといいね。

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コメント (6)
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