アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(36)

2013年08月19日 | 小学生活

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2000年5月29日(月):学童後の遊び

学童が終わってからお友達と遊ぶ、というのが目下の関心事らしい。なんと、うちが5時帰りになるのに合わせてかざっちくんが5時帰りに変更してくれたのだ(かざっちくんちはお兄ちゃんがいるのでそれでもなんとかなるらしい)。今日はかざっちくんが、家にかばんをおくなりうちに迎えに来て、「またろうくんとこじろうくんいっしょに遊びに来て」というのでありがたく二人まとめて派遣した。6時まで平和なひととき。

小学校でも学童でもいっしょなのだけど河岸を変えてまた遊びたいんですね。そういえば学童始まってすぐのころは逆に、土曜日にまで「(家でじゃなくて)学童にいってかざっちくんと遊びたい」といっていました。

昨日遊びに来た子(小2)がうちのプレステで「ポポロクロイス」をやってたのをみてすっかりはまってしまったまたろう。今朝目覚めたときの第一声は「ピエトロ(主人公の名前)、、」でした(^^;;

しかし、ポポロは画面にセリフやメニューが漢字で出てくるし振り仮名もふってないのでいちいち読んでやらねばならず、ひどーくめんどくさい。昨日、「寝る前ご本は何にする?」といったらといったら迷わずポポロの解説パンフを持ってこられて「マジカルシール。精霊の力を秘めたお札。魔法防御力がアップする」などとえんえん読むはめになり、これはこちらにとってはたいへんつまらない。

今日、かざっちくんと遊んだ後帰ってきて早速「ポポロクロイスやりたい」、、あぁ、やっぱり。始め少し付き合って読み上げ係をやっていたがあまりつまらないので「もうあとは一人でやって。できなそうなら今日はここでおしまい」と宣言したら、ほんとに後は一人でやっていた。

平仮名のところしか読めないので伏字だらけの文章を読んでいるようなもので、傍で聞いていると当たったり当たらなかったりがなんかおもしろい。なにせメニューも「移動」「魔法」「攻撃」などとあって読むところがない(平仮名部分がない)のでさすがにわからなくてすぐ止めるだろうと思ったのに、なんだかけっこうゲームが進行して(つまり、ちゃんと「攻撃」したり「魔法」を使ったりアイテムを集めたりして)いてぜんぜん止める気配はない。

と、書いてるそばからモンスターを倒して「レベルアップ」した音、、ほんとに、ゲームにハメるのなんて簡単だねぇ。これからどうしよう。。



2000年5月30日(火):ごほうびにつられる

今日はまた耳鼻科にいく日。「土曜日はがんばって一度も怒られなかったんだよね。今日もがんばってね!」というと、本人もいちおうやる気。手をお尻に敷いたり、背中に回したりして、器具に触らないで切りぬけた。頭の中には「マクドナルド」がちらついている模様。

「上手に診察してもらえたね」と、またろうにはチーズバーガー、こじろうにはポテトのSを買ってやって帰る。わかりやすい「ごほうび」があれが今後もなんとかなるかもしれない、、しかしこんなことでいいんだろうか。

帰ってから、バーガー+おかずというごはんが済むと早速「ポポロクロイスしたーい」。最初うっかりつけてしまったが、こじろうが手を出してまたろうが泣いたのを機に消して、「ゲームついてるとケンカしちゃうんだったらつけないよ」「やること先にやっとかないとつけないよ」の2点を確認。

またろうは断続的に「ふぇーん」と泣きを入れながら、それでもまたろうらしくないスピードで時間割を揃え、名札をはずしてしまい、薬を飲み、歯を磨いて無事ふたたびポポロクロイスにありついた。わかりやすい「ごほうび」があれが今後もなんとかなるかもしれない、、しかしこんなことでいいんだろうか。

* * *

…「ごほうび」でなんとかなるんならしちゃえばいいんじゃないだろうか。と今では思う。しかし「ごほうび」もまた一時力(いっときぢから)であることを今ではよーく知っている。

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