アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

だいたい音感

2013年12月12日 | ピアノ
数日ぶりにバイオリンのケースを開けてみたら、ペグ戻りの呪いにかかっていたので(-_-;; 反射的にピアノのほうに行きかけたが(「ラ」を弾くため)、ふと思い立って…

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←当たるも八卦当たらぬも八卦じゃ音感とはいわないかね

ピアノは弾かずに、自分で「ラ」と思う音をとってみた。

私は絶対音感というものの持ち合わせはなく、無段階で音程を出せるおもちゃの笛
でテキトーな曲を吹くときは、音域の都合に合わせて任意の音程から耳コピでトトロとか吹ける。どんな半端な音程でも違和感なし。絶対音感がある人が聞いたら、キモチワルくて耐えられないと思う(笑)

でも、ピアノの音だったら…いや「音」だとあんまり自信ないな…「曲」だったらしばらく聞いてるとどの音だかわかる。なんとなく。この「しばらく」というのがミソで、なんとなく嘘っぽい音感だ。たいてい当たるのだが絶対かといわれるとどうだろう(^^;;

ピアノの音は慣れているからわかるんだと思う。

わかるといっても、あくまで、半音刻みの音階の中でどれに相当するかという話だ。ピッチが高いとか低いとかそういう話ではなく。

チューナーなしに調弦をするのはずいぶん違うことだ。

でも、今日試してみると、ペグをうにゅーと動かしながら試しているときに、「うわずった音」「低くてダルい音」のような、音程というより音色みたいな感触があって、しっくり来るところにしてからピアノを鳴らしてみると、
おぉ、合ってる(o_o) けっこう「ぴった」だ。
自分でちょっとびっくり。

およそ、私の「音感」(といってよければ)は、テキトーな手がかりをつないで経験的に無意識的にいろんな推測をすることから成り立っているんだと思う。

もっとも、音楽をするうえで絶対音感があったほうがいいかというと、別にそれはあってもなくてもいいような気がする。取りたいときにリファレンスをとればいいだけのことなんだから、むしろ相対的な音感ならしっかりしていて磐石だというならそのほうがいい、というか十分だろう。

私の場合は、相対的な音感でもやっぱり「だいたい」でしかなくて、半音階のどれに相当するのかが紛れないくらいのところまでであればばっちりだが(だから、レイトスターターのバイオリンで最初の半年くらいの音程収束はすごく早い)、そこから先は自分的にわりとどうでもよくなっちゃって、調弦は苦手だし、「そのシは高めにとってください」とかなんのこっちゃ。

それでもいちおう、バイオリンを練習するようになって、前よりは、「半音より細かい音程の違い」に関心を向けるようになってきたので、最近は昔の自分とは「やや」違うかなという気がしないでもないでもないでもないというか(どっちやねん)

いまさら絶対音感がどうというのはいいので、とにかく二つの音が「きもちよく」合ってるのかどうかね。とりあえずは、調弦を、チューナー使わなくても重音鳴らしながら自信持ってできるようになりたいかな?? アラフィフでも進歩することあるのか??

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする