アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノが入って謎が解けるバッハドッペル

2014年12月14日 | バイオリン
今日も今日とて発表会~於サロンエスプリ。
今日は弦楽器メイン。といってもピアノも弾いてよいらしかったのですが、弦の発表会と思っていたため弦のみでエントリーしてしまいました。

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←あーバイオリンいっぱい弾いた!! という満足感があった土日

でもその分、「とにかくバイオリン」って専念できたからよかったかな。今の実力からいえばオーバーなバッハドッペル三楽章、ピアノに気を取られていたら崩壊してたかもしれないよね。

結果こうなりました→バッハドッペル三楽章(1st: アンダンテ、2nd: きーちゃん)

細かいところがちょっと(だいぶ)こちゃこちゃしたり音が抜けたりしていますが、これは仕様です。
緊張したせいではありません。

家で落ち着いて弾いてもこのテンポで間違えずに弾けたことなんぞはないんです。でもこれ以上遅くすると曲にならなくて、聞いてる人が全員寝落ちするのでぎりぎりの妥協点です。

それにしても、今日初めてこの曲の全貌が明らかになりました。

伴奏の先生との都合が合わずに、当日合わせになってしまったんです(汗)

この曲、一楽章が耳タコくらいたくさん弾かれるのに比べるとずいぶんマイナーですが、やってみたらばなぜ弾かれないかなんとなく得心がいきました。すごくわかりにくいんです。一人で弾いたら謎だらけ、バイオリン二人で弾いてもまだ空白あれこれ残り。「この休符の間って何が起こってるの??」ピアノが入ってようやく曲の骨格が見えてきます。

掛け合いもいろいろ凝っていて、ややこしくって、ピタッと合うとかっこよくてほんときれいです。でもほとんど今日ようやく「そうだったのか!!」状態でしたからあんまりそれどころじゃなかったんですけど。

それにしてもこの伴奏の先生のピアノはめちゃウマです。前にビバルディの伴奏してもらったときもすばらしかったので今回特に指名させていただいたんですけど、当日合わせでも「合わせ」に関してはそんなに不安なく弾けたのはピアノの信頼感が絶大だったからです。

初合わせのときは、私が三小節休みでページをめくるとき、数えるのを忘れててどこで入るのかわからなくなったのですが(-_-;; それ以外は別にずれませんでしたからね。あ、その後、サロンのコピー機を借りて三ページ目をコピーし、きーちゃんさんのマスキングテープを借りて貼り付けたのでこれで万全(?)

一度目合わせたときはあまりに必死で、「聞く」余裕がなかったのでもう一回合わせてもらって、「まーなんか最後までいけるでしょ、細かいとこ弾けてないけど」。それで即本番(^^;; でも余計な心配をしないで集中して楽しんで弾けました。

この先生はほかの曲の伴奏もいろいろしていたのですが、弦の人の「都合(速くても遅くても弾けない)」で指定したテンポを盤石にキープしつつ、かつ臨機応変。拍の数え方を明らかに誤解してる人がいてもそれにすんなり沿ってさりげなく合わせて不自然さを感じさせないとか、弦が落ちて曲が意味不明になりかけるとそのパートをちょちょいと弾いて補ってしまうというスーパーな伴奏ぶりです。

今、あらためて今日の録音を聞いてみると、「あぁ~そうだったのか(ぽむ)」という感じで、できることならまたこの曲をいつかやりたい。もっと素敵にオチなく弾いてみたい(笑) いい曲なんだよきっと!!

ほかの曲の話はまた別途。

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らららコタツクラシック♪

2014年12月14日 | ピアノ
今日はおゆき先生のおうちでミニ発表会がありました。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←やっぱり場数を踏むというのがね

リビングに入ると、もちろんグランドピアノが大きな存在感を放っているわけですが、もうひとつ目立つのが、「コタツ」(^^;;

コタツ席と、椅子席があります。さてあなたはどっち。

まぁ迷わずコタツですね。今日はけっこう寒かったし。しかし、いったんずっぽり埋まってしまうと、立ち上がって演奏に向かうのがやたらおっくうになるという欠点もあります。ここは浅目に座って出番を待ちます。

私の出番は、ビバルディのコンチェルトをおゆき先生の伴奏で、それと、フォーレのドリー連弾を同じくおゆき先生とです。どちらも、人前で弾いたことのある曲なので、そんなにテンパって真っ白になったりはしないんですけど、諸々の事情により、ノーミスクリアは不可能で、多々難あり。まーけど大きな破綻はなかったのでよしとして、あとはどっぷりコタツに入って…

ゲスト出演のshig+夜毎屋+udurann六手連弾などをゆるゆると観賞します。ごくらくごくらく。

もともとこの会は、おゆき先生のお弟子さんの中で、大人の人はなかなか大きな発表会に出たがらないので、別途小規模にやっているというもので、今回二回目なのかな? 私は新顔の弟子なんでもちろん初めてです。

始めてから一年、二年という人が多いので、そうすると人前だとガチガチになっちゃって、手はこわばり震えて、家で弾くときとは似ても似つかぬ演奏になってしまったりするわけです。

私も、昔、子どものころは、だいたい発表会ではいつもよりいいくらいの出来だったりしたものですが、大人になってピアノ再開した最初の発表会ときたら、頭真っ白、手はこわばり、思ったところに当てることもできず、違う音が次々出てしまうことで頭の中のイメージも崩壊していく…みたいな…

だから、かたーくなっちゃう気持ち、よくわかります。

私もそれから10年近く経ったわけで、今でもやっぱり緊張するとふだんどおりにはいきませんが、ずいぶんマシにはなったものだと思います。マシにもなったし、緊張してダメになる分はもう「織り込み済み」で、過大な期待はしてないというか(^^;; そういう進歩(?)もありました。

コタツとケーキとお茶とおしゃべりで、場がほぐれてくると、「もう一回弾いてみようかな」という気分になってきて、もう一回弾いた方がいましたが、そしたら初回よりずっとよくなりました。

おゆき先生のお弟子さんはみんな、初心者でもとても丁寧に弾いていて好演でしたよ。あれ? 私も弟子なんだけど~月イチしかいかない不良弟子です。おゆき先生曰く、月イチでもいいけど同じ曲を何度かは持ってこないと無理でしょって。そうですよねぇ~ほんと。


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