一月にある発表会で、ブラームスの間奏曲op.117の1と2を弾こうとしていて、そのレッスンが昨日あった。
←3つの間奏曲の3つめもいつかやりたい
すごーく前に、弾いてもみないでエントリーして、まぁまだまだ時間があるからいいだろって、時間はいつもそうだけであるようでたいしてなく、ばんたのだのクリスマスコンサートだのやってるうちに、先だ先だと思っていたレッスンが数日後に迫ってくる焦り(o_o)
間奏曲のひとつめのほうは、特に譜読みというか音を並べるのが難しいわけではなくて、素敵に弾けないという巨大な問題があるけれど、とりあえずレッスンに行くのはいいだろう。問題はふたつめ。
フラット5つついてて、目まぐるしく臨時記号。わりとそういうのは強いほう? だと思っていたけどこれが全然つかめない。
おまけに拍子は3/8というあまり見ないしろもので、そこに32分音符がどっちゃり。

(32分音符って数え間違いの宝庫で、パッヘルベルのカノンを初心者の集まりでいきなりやろうとするとほぼ確実にカオス化するのは責任の半分くらいコレにある(アンダンテ調べ)。特に、32分音符の連続が途切れて急にゆっくりになるとき、倍半分の罠に陥る人が多い。)
別に速すぎて指が動かないとかそういう問題ではない。ゆっくりな曲なので。
なのに、なんというか、わからない~並ばない~
ウィークデーは「ふつう」に過ごすとピアノ弾くのは10分とか20分とかだけど、コンサートが終わってからの月曜日…火曜日…水曜日…進んでる気がしなーい。木曜日…いややばいってまじで。
というわけで本気の金曜日。
> 明日レッスンなのに譜読みぜんぜん間に合ってないよ。困ったにゃ。
> 今晩いけるとこまでいくけど、音並んでなくてもレッスンはとにかく行く。
とMixiでつぶやいておいて…これは、おゆき先生への現状報告っていうか、ほらたとえば「そんなんだったら来んな!!」って言いたい場合は事前に聞いとかないといけないでしょ。そうは言わないとは思ったが(1曲目だけでも見てもらったほうがいいには違いない)。
片づけも、やることやってない子どもらも、おでんづくりも(*)放棄してけっこうトータル一時間半くらい弾いてたと思う。
んで、この件に関しては、「一日20分」ではなくて、まとまった時間を取ることが鍵だったような気がする。
突然流れがみえてきて…というのも変な話だけど、音の羅列と考えるととても捉えどころがないけど、それが意味をもって聞こえてきて、聞こえるものと、楽譜づらがリンクしてきたというか、なんかフェーズシフト。
当日朝も、30分くらい弾いてみてダメ押し。うんうん、並んだ~(あらかた)!!
ということでここまで来てみると、すごいおもしろいんだよ!!
大きなスラーの中にかかった小さなスラーとか。
32分音符の列の中に長めに持続する音が混ぜてあるとか。
音符のハタが上向いてるとか下向いてるとか。
なんかいろんな仕掛けがしてあって、それでちょっと目立たせたりとかやってみると徐々に曲っぽくなってくるの。
それに、聞こえてくるようになってみたらば、これは私好みの「和音萌え」系の曲であることもわかったし。
32分音符にもだんだん目が慣れてきて(笑)
ところで、どうして4/3にして16分音符で書いてくれないのかっていうのはちゃんと理由があるそうで、
どこにも留まらず風が吹き抜けていくような、ともかくどこか落ち着くところってのはない、みたいなことらしい。
ぐじぐじと悩み続けて、やり場のない激情を深く淀ませてるうちに地の底まで沈んじゃったみたいなブラームスさんの出現。
今日もまたけっこう(私にしては)しつこく弾いてたんだけど、すごく楽しい。この、しょーもなくどん底ネクラな曲。なんでいつの間にこういうの好みになったんだ!? 私。
(*) レッスン後に無事おでんを仕込み、本日夜ご飯に食べました(^^;;
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育

「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)

すごーく前に、弾いてもみないでエントリーして、まぁまだまだ時間があるからいいだろって、時間はいつもそうだけであるようでたいしてなく、ばんたのだのクリスマスコンサートだのやってるうちに、先だ先だと思っていたレッスンが数日後に迫ってくる焦り(o_o)
間奏曲のひとつめのほうは、特に譜読みというか音を並べるのが難しいわけではなくて、素敵に弾けないという巨大な問題があるけれど、とりあえずレッスンに行くのはいいだろう。問題はふたつめ。
フラット5つついてて、目まぐるしく臨時記号。わりとそういうのは強いほう? だと思っていたけどこれが全然つかめない。
おまけに拍子は3/8というあまり見ないしろもので、そこに32分音符がどっちゃり。

(32分音符って数え間違いの宝庫で、パッヘルベルのカノンを初心者の集まりでいきなりやろうとするとほぼ確実にカオス化するのは責任の半分くらいコレにある(アンダンテ調べ)。特に、32分音符の連続が途切れて急にゆっくりになるとき、倍半分の罠に陥る人が多い。)
別に速すぎて指が動かないとかそういう問題ではない。ゆっくりな曲なので。
なのに、なんというか、わからない~並ばない~
ウィークデーは「ふつう」に過ごすとピアノ弾くのは10分とか20分とかだけど、コンサートが終わってからの月曜日…火曜日…水曜日…進んでる気がしなーい。木曜日…いややばいってまじで。
というわけで本気の金曜日。
> 明日レッスンなのに譜読みぜんぜん間に合ってないよ。困ったにゃ。
> 今晩いけるとこまでいくけど、音並んでなくてもレッスンはとにかく行く。
とMixiでつぶやいておいて…これは、おゆき先生への現状報告っていうか、ほらたとえば「そんなんだったら来んな!!」って言いたい場合は事前に聞いとかないといけないでしょ。そうは言わないとは思ったが(1曲目だけでも見てもらったほうがいいには違いない)。
片づけも、やることやってない子どもらも、おでんづくりも(*)放棄してけっこうトータル一時間半くらい弾いてたと思う。
んで、この件に関しては、「一日20分」ではなくて、まとまった時間を取ることが鍵だったような気がする。
突然流れがみえてきて…というのも変な話だけど、音の羅列と考えるととても捉えどころがないけど、それが意味をもって聞こえてきて、聞こえるものと、楽譜づらがリンクしてきたというか、なんかフェーズシフト。
当日朝も、30分くらい弾いてみてダメ押し。うんうん、並んだ~(あらかた)!!
ということでここまで来てみると、すごいおもしろいんだよ!!
大きなスラーの中にかかった小さなスラーとか。
32分音符の列の中に長めに持続する音が混ぜてあるとか。
音符のハタが上向いてるとか下向いてるとか。
なんかいろんな仕掛けがしてあって、それでちょっと目立たせたりとかやってみると徐々に曲っぽくなってくるの。
それに、聞こえてくるようになってみたらば、これは私好みの「和音萌え」系の曲であることもわかったし。
32分音符にもだんだん目が慣れてきて(笑)
ところで、どうして4/3にして16分音符で書いてくれないのかっていうのはちゃんと理由があるそうで、
どこにも留まらず風が吹き抜けていくような、ともかくどこか落ち着くところってのはない、みたいなことらしい。
ぐじぐじと悩み続けて、やり場のない激情を深く淀ませてるうちに地の底まで沈んじゃったみたいなブラームスさんの出現。
今日もまたけっこう(私にしては)しつこく弾いてたんだけど、すごく楽しい。この、しょーもなくどん底ネクラな曲。なんでいつの間にこういうの好みになったんだ!? 私。
(*) レッスン後に無事おでんを仕込み、本日夜ご飯に食べました(^^;;
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育

「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)