アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

英雄ポロネーズへの最短パス!?

2015年10月24日 | ピアノ
shigさんちでしゃべってるときに、成行きで「英雄ポロネーズをどうしても生きてる間に弾きたいって場合に、これとこれを練習すればなんとかたどり着く」みたいな「英雄ポロネーズ」限定の最短経路を組めるか? みたいな話になり、

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shigさんが「なんかできそうな気がする」だそうで「誰か実験台にならない??」って言ってたんだけど、

いや、英ポロにあんまし興味ないんで…というと

「アンダンテさんだったら何が弾きたい?」と聞かれたので
「えー、実現可能性をまったく考慮しないってことでいいですか?」と念を押し
「ショパンの舟歌がいいです」と答えると

shigさんがなんかガクッて折れた(笑)

ガクッの中身はというと、
・私が言う曲としてショパンの舟歌というのが意外だったということ(←さてどのあたりが本命だったのでしょう)
それと、
・英雄ポロネーズではなく舟歌になるとチカミチというのが存在しないような気がする
の両面があったらしい。

そもそもこういう話になったのは、なんでもだいぶ昔、「英雄ポロネーズを独学で弾く」みたいな本が出たことがあって(*)、その人は、超~実力オーバーの憧れ曲を、徹底的に分解して練習して組み立てていって、弾けるところまで(といってもどう弾いたかは不明)持って行ったそうだ。それでそのノウハウを伝授する(ふつうのピアノの先生とはちょっと違う角度で)ということもやってたとか。

ところで強いて一曲憧れ曲をといわれてとりあえずショパン舟歌といってみたけれど、特にそういう位置づけで(この曲が弾ければ本望だみたいな)あるわけではない。難しすぎて一生弾け無さそうな曲なら他にもいくらでもある中で、たとえばリストの超絶技巧みたいなものや、アルカンでも鉄道みたいな楽譜黒い系とか、そういうのは別に弾けたらいいなということさえも思わないけれど、ショパン舟歌ならそりゃ素敵だなと思うくらいである。

他にも難しくて素敵な曲はいくらでもあるし…

どっちかっていえば、今、弾いているような「とりあえず弾いてみたけど素敵に弾けるわけじゃない曲」をもっと素敵に弾けるほうがうれしいかなと思う。つまり、特に目標曲があるわけじゃないタイプなんだけど。

明確な目標曲がある人なら、そこに向かっていく合理的な最短パスというのを考えてみるのもおもしろいよねぇ。でも、結局近道というのが存在しなくて王道を長々通っていくしかない曲もあり、それじゃネタにならないので、だから英雄ポロネーズ。なるほど。

難しくて、派手で、有名で、でも実はバラード四番とか舟歌ほど本格的にややこしくはない曲。

(* たぶんこの本→「おとなのピアノ独学のすすめ―ぼくはこうして「英雄ポロネーズ」をマスターした」)

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コメント (8)
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