ソナチネの難しさ、第1点「基本的なテクニックがあるかないかが丸わかり」については、「私のソナチネが素敵でない理由」に書いたようなことを気をつけて練習するのが大事ってことで…
←楽譜に暗黙的に書かれていること!?
次に、第2点「そもそも聴いて素敵、まで持ってくるには助けてくれる要素が少ない」についてなんですけど。
音を並べること自体難しい曲だと、あちこちにややこしい仕掛けがしてあるので、とりあえず並んだだけでも「おおスゴイ」「おもしろい」「キレイ」というふうに楽しく聞いてもらえたりすることもあるだろうけど。
音は簡単に並ぶソナチネだと、弾くだけ弾いても「それで何??」って感じになっちゃう。
まずは無難に弾けたとして、次に「素敵」に持ってくプラスアルファを考えるとき「妄想」系でクリエイトする人もいると思うんですけど、私はなにしろそれが苦手ですし、まぁシベリウスの「踊り」だったら私でも妄想全開できるんですけどソナチネじゃ無理です。
それでおゆき先生は、ハナっから妄想しろとは言わず、
把握すべきことを把握して、
やるべきことをやる
という路線でアドバイスしてくれました。
つまり、このモツソナ一楽章は「ソナタ形式」ってやつですがまずはその構成を理解して、展開部だったらドミナント→トニックと目まぐるしく変わるところ、そしてうわぁどこの調に行くんだ~みたいな「???」のあと、元の調(ハ長調)ではなくてヘ長調で、さりげなーく第一テーマが戻ってくる。
だいたいソナタ形式で、テーマが戻ると「はぁ~落ち着く(^-^)」ってなるんだけど、調が違うから
「あれ、戻った? 戻ったんだよね?」
みたいな微妙な感じで、第二テーマになるときに今度はハ長調に。とか。ようやくハ長調~うれしい~
そのほか
pとfの対比はっきり
8分音符は8分音符らしく(立ち止まらないでトットットッといく)
16分音符はさらに軽く
上拍・下拍の区別
上昇するワクワク感
とか。そういうことは、「妄想」するんじゃなくて楽譜から読み取れること。
そう、「楽譜に書いてあるとおり弾く」ってことの意味が…
なんか、昭和の音楽教室で習った範囲でいうと、4分音符といったら8分音符の2つ分、とか、まぁそういう直読直解のことしか思い至らなかったから。「shig式譜読みメソッド(草稿)」(*)読んだときはホント衝撃だったよ。
「音価の大きい音は、音量も大きい」(o_o) えっマジ
とか、
「アーティキュレーションの感覚は、言語に依存する
とか。
んで、ちょっとそんな目で(これまで知ってたつもりの楽譜の読み方には足りないところがあるらしい)いろんな曲を弾きいろんな人の演奏を聞くうちにちょっとずつわかってきた…ような気がする…断片的にだけれど。
ソナチネでは、それがわりとシンプルに確認できるからいいよね。
(*)ところで(草稿)から先がなかなか進まないみたいなんだけど~マダー??
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)

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音を並べること自体難しい曲だと、あちこちにややこしい仕掛けがしてあるので、とりあえず並んだだけでも「おおスゴイ」「おもしろい」「キレイ」というふうに楽しく聞いてもらえたりすることもあるだろうけど。
音は簡単に並ぶソナチネだと、弾くだけ弾いても「それで何??」って感じになっちゃう。
まずは無難に弾けたとして、次に「素敵」に持ってくプラスアルファを考えるとき「妄想」系でクリエイトする人もいると思うんですけど、私はなにしろそれが苦手ですし、まぁシベリウスの「踊り」だったら私でも妄想全開できるんですけどソナチネじゃ無理です。
それでおゆき先生は、ハナっから妄想しろとは言わず、
把握すべきことを把握して、
やるべきことをやる
という路線でアドバイスしてくれました。
つまり、このモツソナ一楽章は「ソナタ形式」ってやつですがまずはその構成を理解して、展開部だったらドミナント→トニックと目まぐるしく変わるところ、そしてうわぁどこの調に行くんだ~みたいな「???」のあと、元の調(ハ長調)ではなくてヘ長調で、さりげなーく第一テーマが戻ってくる。
だいたいソナタ形式で、テーマが戻ると「はぁ~落ち着く(^-^)」ってなるんだけど、調が違うから
「あれ、戻った? 戻ったんだよね?」
みたいな微妙な感じで、第二テーマになるときに今度はハ長調に。とか。ようやくハ長調~うれしい~
そのほか
pとfの対比はっきり
8分音符は8分音符らしく(立ち止まらないでトットットッといく)
16分音符はさらに軽く
上拍・下拍の区別
上昇するワクワク感
とか。そういうことは、「妄想」するんじゃなくて楽譜から読み取れること。
そう、「楽譜に書いてあるとおり弾く」ってことの意味が…
なんか、昭和の音楽教室で習った範囲でいうと、4分音符といったら8分音符の2つ分、とか、まぁそういう直読直解のことしか思い至らなかったから。「shig式譜読みメソッド(草稿)」(*)読んだときはホント衝撃だったよ。
「音価の大きい音は、音量も大きい」(o_o) えっマジ
とか、
「アーティキュレーションの感覚は、言語に依存する
とか。
んで、ちょっとそんな目で(これまで知ってたつもりの楽譜の読み方には足りないところがあるらしい)いろんな曲を弾きいろんな人の演奏を聞くうちにちょっとずつわかってきた…ような気がする…断片的にだけれど。
ソナチネでは、それがわりとシンプルに確認できるからいいよね。
(*)ところで(草稿)から先がなかなか進まないみたいなんだけど~マダー??
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(今回もイラストはまたろう)