アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「腕」は買えないけど「筆」は買えるから

2019年07月13日 | 生活
今日は、国立新美術館に行ってきました。
毎日書道展 第71回(2019年)

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書道の先生が、大きな賞(毎日賞)を取ったというので、その作品を見に。

まず、白無地のウチワと筆が置いてあるコーナーで、またろう応援グッズを作成



…いやこれは展示内容にまったく関係ありませんが…

今日見た展示は、全国3万超の応募作品の頂点にあたるスゴイ作品ばかりです。

書道といっても、ジャンルいろいろで、漢字がずらり並ぶようなものから、絵にしか見えないものまで。

字であっても、上の写真にあるような楷書は見当たらないから、読めない率も相当多いんだけど。

そういう、作品としての字は、うまいんやらなんやら、崩してある「味」の良しあしとか、私にわかるはずない…落選のものと入選のものというならまだしも、「すごい」中の優劣とか、わかるはずないと思ってたし、そういう関心で見ていたわけではないんですが、フト気が付くと。

さっきの(毎日賞)一群と、
ここらへんの(佳作)一群と、

集団で見るとハッキリと違う。

特に、似た字体の作品同士で比べると、違う。

なんと、トーシロにも、違いが(ある程度)わかるんだ!!

先生の作品は、そりゃ素晴らしかったですよ…

一とおり見終わってから、同じ先生に習っている別の教室の生徒さんたちとか、先生の先生と合流して、飲み会。
先生の先生のお話で、おぉなるほどと思ったこと。


ピアノのコンクールだって、次から次へ審査するの大変だろうけど、
書道は「一目」とはいえ、「万」の単位である作品を評価するのはたいへんです。

最初、入選か落選かをざっくり評価(25人の審査員がマルバツ、その数で)
それから別の日に詳しく見ていくそうなんですけど
そのざっくり評価のときね…
見るほうも人間ですし。

たまたま見た順(周りがしょーもない作品だったとか)や、
疲れ具合とか、
ボーダーだったら運もある。けど、極端にはブレない。とか。


若いころに、勧められて高い筆(ちょっと特殊なやつ)を買ったら、ぜんぜんうまく書けなくて放置していた。
10年くらい経ってから思い出して使ったら、よさがわかった。
この筆ダメ、と思ってもいちおうとっておくとそのうちまた「出会い」があるかも…

行き詰ったときは、筆を変えるとうまくいくこともある。

「腕」は買えないけど「筆」は買えるから、大人はいい筆買ってみるのもお奨め


いい筆といっても、いいピアノとはわけが違うので、ピアノでいえばピティナステップに一回出るくらいの出費でかなりの冒険ができると思われます。

あ、私? 買いませんよ…筆買ってどうこうなるレベルじゃないし…

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