アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「蜜蜂と遠雷」の曲を聴く

2019年07月11日 | ピアノ
テキトーな(昔の)漫画や小説だったら、音楽(ピアノ)を題材としたものであっても、登場する曲のバラエティーはたいしたことなくて、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←アフリカ!! おもしろい曲、これ風間塵ソロで聞きたい

ラ・カンパネラ、革命のエチュード…

その程度ならね。いちいち調べなくてもどんな曲か知ってるけど。

「蜜蜂と遠雷」になると、平均律の何番といってもどんな曲か覚えてないし(一巻一番を除く)、ミクロコスモスやアフリカ幻想曲は聞いたこともないし。

やっぱり、聞いてみたくなりますよねぇ。

今は便利な世の中で、検索すればYouTubeとかでなんらかの演奏は転がってるけど。

しょうもない演奏に当たる場合もあるし(^^;;
なかなか見つからなくて検索ワードに悩んだりするとめんどくさい。

で、うっかりぽちってしまいました…
『蜜蜂と遠雷』ピアノ全集[完全盤](8CD)

これは便利!!(^^)

各コンテスタントの1st Stageから順に、プログラムどおり続けて聞けます。

あとね、ブックレットに「祝祭と掃苔 入賞者ツアー」という続編ぽい短編小説が入っててうれしい。

それはいいんだけど。

これは、これから公開される映画とは何の関係もなく、ただその曲の演奏で既にあるものを持ってきただけなので(つまり真央くんや福間さんの演奏じゃない)、ルービンシュタインからランランから、いろんな人の演奏がごちゃごちゃ混じっています。

それでもアフリカ幻想曲とかどうしたんだろと思うと…これがなんとソロピアノ曲になってない。オケ+ピアノの録音です。

そして「春と修羅(コンクールで課題曲となった委嘱作品)」も含まれていない。

そりゃそうなんだけども。それが聞きたいんだよなー。

まぁ映画を待つしかないですね。

それとね、小説にはとても詳しく、各コンテスタントが各ステージをリサイタルのようにとらえて、緻密に構築している様子が描かれているでしょう? いくら有名ピアニストの演奏を集めてきても、つぎはぎだとその辺、納得性がないっていうか。

なにしろ、最初の最初、「ドミソドミソドミ…(バッハ平均律第一巻第一番プレリュード)」がグールドの演奏で始まったときは「どひゃっ!!」となりましたよ。どう想像力を逞しくしても、これを元に風間塵の(藤田真央の)演奏が浮かばないもの。よりによってグールドねぇ…

というわけで、便利なんだけど、それにオマケの短編小説はおもしろかったけれど、フラストレーションも溜まった。うーん。。


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする