アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

聴ければ、(わりと)弾ける?

2020年07月10日 | ピアノ
「スターウォーズ」が五年前よりずっと弾きやすくなったように感じたのは、連続オクターブとかで余分な力があまりいらなくなったというような物理的なことのほかに、もうひとつ…

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聴こえるようになったのが大きいかなと感じます。聴こえるというのは、つまり…ちょっと説明長くなりますが

私の「譜読み(音楽的に深い意味じゃなくて、単に音を拾うという意味の)」の仕組みは
なんちゃって譜読み
と、自分で呼んでいるんですけど、

目から楽譜の情報を読み取る、だけでもなく、
耳から覚えた音楽を耳コピする、だけでもなく、

このどちらも、片方ずつでは成立してないくらいあやふやなものなんだけど、その両方で補いつつなんとかしている。

だから、聴いた響きをバラの音に翻訳できないとなると、かなり不自由なんです。いっこずつ律儀に楽譜読まないと弾けないから。

こういう意味でいうと、モーツァルトのドーミソシードレドみたいなのだったら、(譜読みは)超楽。聴こえてくるままの音だから。
和音が(基本的に)ドミソ・ドファラ・シレソ的なものであればいっぺんに鳴ってても間違いなく聴き取れますよね。
フォーレとかラヴェルとかはかなり怪しい。でも長期間練習してくると慣れてきます。その曲に慣れてくるとその曲の中で鳴ってる和音はわかるという感じです。

でも、五年前、スターウォーズ練習していた間は、かなりの期間にわたっていたと思うんだけど、なんだかたいして慣れなくて、臨時記号ごちゃっとした変なフレーズや変な和音(そのおかげで「宇宙」っぽい響きが作られているわけだが)は面倒でもいちいち拾い読みをしてた気がします。

それが、今回は楽譜をガン見しなくても「(頭の中で)聴こえてくるとおりの音」という感じがしてぐぐっと弾きやすくなったんです。

五年の間に、特にスターウォーズっぽい和音がよく出てくる曲を弾いていたとも思えませんが、「シャープとフラット多め」の曲はずいぶんたくさん弾きましたから、一般的な意味である程度慣れたということかもしれません。

私の場合、テクニック的なことであれ、聴く力についてであれ、単に弾きたい曲を弾く中でしか練習していませんが、テクニック的な練習はそれを取り出してする(基礎練習)という人は多いですよね? 聴く力についても「基礎練習」してる人っているのかなぁ、あまり聞かない??

あ、でも子どものときは「聴音」ってのやってましたね。ピアノのレッスンのおまけみたいな感じで。
小学校三年のころには「四声」をやっていて、先生が同じの四回弾いてくれるから、
・上かいてー
・下かいてー
・真ん中かく。
・確認する。
って、超当たり前というか聞いたまんまというかすごい簡単なのやってた気がするけども

あれ、あそこでやめないでもっとややこしいやつまで練習してたら今なんかもうちょっといい感じにピアノ弾けてたのかな。
歴史にifはないんだけど(^^;;


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