アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ゆっくりな曲でも装飾音は速いから

2022年10月19日 | ピアノ
真央ちゃんモツソナが幸せすぎてリピリピしてます♪

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私が今練習している、第四番K.282もとっても素敵(はぁと)
私はこういう、第一楽章がゆっくりで始まるソナタが好きで、それはまぁ曲として好きということもあるのですが、実際問題、弾き始めのときに慌てなくていい(緊張しなくて済む)ということもあるんです。

そしたら、CD boxのブックレットに
「ゆっくりとしたテンポで始まる曲ですので、まだ指が十分に温まっていないとき、リサイタルの最初に弾くことが多いですね」
とあったので…真央ちゃんでもそういうことは考えるんだ…とちょっと思った(^^;;

ただ、ゆっくりの曲でも、結局、装飾音のところは速いというか、ちゃかちゃかっと弾かなくてはいけないわけですが、結局それがうまくいれられなくてとても残念なことになったりするのですよね~私の場合。それで、真央ちゃんの美しい装飾音の入れ方を聞いて、はぁぁぁぁぁぁ~となるのですが。

美しい装飾音というのは…どういうのがいいかってのはセンスでもあるでしょうが、実際問題それをそのように弾くことができるテクニックという問題もありますね。
私がCDをリピ聴きして、よし、ここはこう入れようと思ってもそのように真似できないわけで。

おゆき先生に「ここがうまく入らない」みたいなことを相談すると、「そんなたくさん入れようとしなくていい」「流れを壊さないことのほうが大事」といわれます。それはそのとおりで、頭ではわかるのですが、ただ「欲張らないでできる範囲で入れよう」だけで考えても、まともに入らないんですよね(って、何いってるかわかります?)

あるいは、何回かに一回うまくいって、あ、こんな感じ、と思っても、そのようにうまく弾けなかったときに破綻したりね。

ただ、去年この曲を弾いて(合同リサイタルのとき)、今回また弾いてみたときに、
「装飾音がうまく入らなかったときの破綻度合いが低減した」
というように自分では感じました。上達!?

まぁ上達といってもこの場合、違いがミクロンレベルなうえに、たまたまうまく入ったときには気付かれようもない(笑)という上達ですが、自分的には、装飾音を弾くときの「怖さ」みたいなものがちょっと減って、なんだか気が楽になりました。

現状、一番「なんとかなってない」のがここ:



当初、「ファソファミファ」と入れようとしていてどうにも間に合わず、
現在はこの最初の「ファ」をなしにして「ソファミファ」としようとしています。それでも、次の「ミb」がかなり離れているのでけっこう難しい(慌てちゃう)です。

本番は、うまくいかなくてもさくっと立て直すように頑張ります。

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