スクリューキャップの缶飲料に、広口タイプと、狭口タイプ(ペットボトルと同じくらいの太さ)があることにお気づきでしょうか、皆様。
←せっかくおもしろいトコの勉強できるのにねぇ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/30/68c6f1aaa484f449093ceeac7209c4eb.jpg)
左、広い口のほうがよく見るかなと思います。実は、広い口のほうが製造しやすい缶で、右の、狭い口のものを製造する技術を持っているのは一社だけだそうです。
円盤状の金属を、真ん中押して伸ばしていってコップ状にしたとしますね。それで、最後に口のところをすぼめてスクリュー部分を作ろうとしても、もうすでにコップ状にするまでに相当無理してますから、それ以上縮まらない。それで、この広口あたりが限界になるんです。
では、狭い口のはどうやってるかというと、コップ状にするところまでは同じで…それから発想の転換で、コップの底部分のほうをすぼめて切って、スクリュー部分を作るんです。だから狭くできるんです。それで、元のコップの開口部分を底にしなきゃいけませんが、それには別の円盤を持ってきてくっつけます。だから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/23/4380890bb0fefab047fa0c5be43a14e0.jpg)
缶のおしりのところを見ると形状が違いますね。
それで、なんで私がそんな話を知っているかというと、またろうがこの狭い口の缶を作る大和製缶というところに見学に行ったので、帰ってきてから母に教えてくれたわけです。高専から見学に行くところって、あんまり一般の人は聞いたことのない社名だけど「~は、ウチしか作れないんですよ」みたいなのが多くておもしろいです。
もっとも、コーンスープのようなもってりしたものとか、コーヒーのように香りを楽しみたいものは広口のほうが合っていますし、せっかくの狭口技術なのに、あんまり売れてないんだとかorz
ふだんの授業のほうも、三年生になって専門科目が増えてきて、材料学、材料力学、機械設計など、「かろうじて理系」の母がかすりもしなかった科目名が並んでいます。
実習も進んできて、溶接なんかも扱います。ある日、会社から帰ってきたら、あんまりにも部屋が汗臭くて
「頼むから今まずシャワーを浴びてきてくれ」
といったことがあるのですが、「いったい何をやったの?」と聞くと
「いや~今日はそんなに汗をかくようなことは…ガス溶接くらいしかやってないけどなぁ(^^)」とまたろう。
(ガス溶接よりアーク溶接のほうが暑い…いや熱いそうです)
またろ「こじろうのほうが部活で運動してきたんじゃないの」
母「そりゃ運動は着替えてしてるからね。実習は、その服のうえに安全服を羽織ったんでしょうが」
そりゃもう、運動系部活帰り小僧より、溶接帰りのほうが臭いです!!
ときどき、またろうが授業で聞いた話をしてくれますが、それなりに興味の持てる内容はあるようです。しかしそれなり…ところどころです。
とにかく試験期間中も含めて、自主的に勉強する様子は一切なく、結局前期中間では英語ではなく専門科目で赤点をとってきました(o_o)
クラスメイトの中には、もう専門科目は出席すらせず、一般科目の単位だけ取ろうとしている人がいるらしいですけど(つまり高専の三年が終わったら、一般の大学受験に転じようとしている)、もちろんまたろうはそんなことありません。
つまり専門科目をすべてどげんかせんといかんのですが、いったいどうするつもりなのでしょう。というか、「つもり」がさっぱり見えず、日々なんとなく動画を見たり、ピアノを弾いたり、絵を描いたり、ラノベ読んだり…だらだらと時間が経っていきます。親が頼めば、料理でも、風呂洗いでも、ごみ捨てでも、はなひめのお迎えでも、なんでもやってくれます。ただし勉強以外のことならば。
今回の前期期末では、時間割を確認させてカレンダーに記入させるとか、やることリストを書き出させるとか、最低限、よしぞうが面倒みたらしいですが、本人は特にやる気なく、よしぞうが監視している間は適当に形をつける程度のようですし、内容まで見るってこともできないので、どうなるかわかりません。はなひめが中学生になるとき(←こちらは確実)、またろうが四年生になっているのかどうかが問題です。
いや、真の問題は、またろうが将来どうするつもりなのかってことですね。
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左、広い口のほうがよく見るかなと思います。実は、広い口のほうが製造しやすい缶で、右の、狭い口のものを製造する技術を持っているのは一社だけだそうです。
円盤状の金属を、真ん中押して伸ばしていってコップ状にしたとしますね。それで、最後に口のところをすぼめてスクリュー部分を作ろうとしても、もうすでにコップ状にするまでに相当無理してますから、それ以上縮まらない。それで、この広口あたりが限界になるんです。
では、狭い口のはどうやってるかというと、コップ状にするところまでは同じで…それから発想の転換で、コップの底部分のほうをすぼめて切って、スクリュー部分を作るんです。だから狭くできるんです。それで、元のコップの開口部分を底にしなきゃいけませんが、それには別の円盤を持ってきてくっつけます。だから
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缶のおしりのところを見ると形状が違いますね。
それで、なんで私がそんな話を知っているかというと、またろうがこの狭い口の缶を作る大和製缶というところに見学に行ったので、帰ってきてから母に教えてくれたわけです。高専から見学に行くところって、あんまり一般の人は聞いたことのない社名だけど「~は、ウチしか作れないんですよ」みたいなのが多くておもしろいです。
もっとも、コーンスープのようなもってりしたものとか、コーヒーのように香りを楽しみたいものは広口のほうが合っていますし、せっかくの狭口技術なのに、あんまり売れてないんだとかorz
ふだんの授業のほうも、三年生になって専門科目が増えてきて、材料学、材料力学、機械設計など、「かろうじて理系」の母がかすりもしなかった科目名が並んでいます。
実習も進んできて、溶接なんかも扱います。ある日、会社から帰ってきたら、あんまりにも部屋が汗臭くて
「頼むから今まずシャワーを浴びてきてくれ」
といったことがあるのですが、「いったい何をやったの?」と聞くと
「いや~今日はそんなに汗をかくようなことは…ガス溶接くらいしかやってないけどなぁ(^^)」とまたろう。
(ガス溶接よりアーク溶接のほうが暑い…いや熱いそうです)
またろ「こじろうのほうが部活で運動してきたんじゃないの」
母「そりゃ運動は着替えてしてるからね。実習は、その服のうえに安全服を羽織ったんでしょうが」
そりゃもう、運動系部活帰り小僧より、溶接帰りのほうが臭いです!!
ときどき、またろうが授業で聞いた話をしてくれますが、それなりに興味の持てる内容はあるようです。しかしそれなり…ところどころです。
とにかく試験期間中も含めて、自主的に勉強する様子は一切なく、結局前期中間では英語ではなく専門科目で赤点をとってきました(o_o)
クラスメイトの中には、もう専門科目は出席すらせず、一般科目の単位だけ取ろうとしている人がいるらしいですけど(つまり高専の三年が終わったら、一般の大学受験に転じようとしている)、もちろんまたろうはそんなことありません。
つまり専門科目をすべてどげんかせんといかんのですが、いったいどうするつもりなのでしょう。というか、「つもり」がさっぱり見えず、日々なんとなく動画を見たり、ピアノを弾いたり、絵を描いたり、ラノベ読んだり…だらだらと時間が経っていきます。親が頼めば、料理でも、風呂洗いでも、ごみ捨てでも、はなひめのお迎えでも、なんでもやってくれます。ただし勉強以外のことならば。
今回の前期期末では、時間割を確認させてカレンダーに記入させるとか、やることリストを書き出させるとか、最低限、よしぞうが面倒みたらしいですが、本人は特にやる気なく、よしぞうが監視している間は適当に形をつける程度のようですし、内容まで見るってこともできないので、どうなるかわかりません。はなひめが中学生になるとき(←こちらは確実)、またろうが四年生になっているのかどうかが問題です。
いや、真の問題は、またろうが将来どうするつもりなのかってことですね。
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>将来どうするつもりなのかってことですね。
状況は違いますが(こちらの息子は高2男子です)本当に毎日毎日そう思ってます。
私たちの頃と違って、それこそ大学に「とりあえず入ろう」と思えば入れるところはあるわけで。
しかも、勉強を今のまま全くしない状態であっても(それこそ作文とかで)入れてしまう学校もある…というのを息子が知ってしまっているのも良くないのかなと思いますが、本当にどうするんだろう と思っています。
高校に上がったとたんにズブズブと深海魚になりそのまま高校生活の半分が終わった状態です。
放っておくのが良いタイプなのか?ガンガンに言った方が良いタイプなのか?どちらなのかだけでもわかればいいのに…これはもう占いにでも行くしかないのか?と思うほど悩んじゃう日もあります(苦笑)
そういうところに行ったからといって、人が違ったように勉強するようになるとも思えませんし…
> これはもう占いにでも行くしかないのか?
はは(^^;;
よく当たるところがあったらまたろうも見てもらおう!!
息子は第一志望は断念し(内申に4が1個ついてしまった)、第二志望に進みました。機械科です。寮に入ってしまい、全く様子が見えないので、またろうくんの話をいつも楽しみにしています。(勝手に息子と脳内変換して、息子の2年後を想像しながら楽しんでます(^-^))
息子、来週?から期末テストらしいです。離れて暮らしてるのでテストの内容もテスト範囲もなんにも分かりません。中学時代は手も足も口も出しまくりましたが、今は何もできなくなり、その分かなり気楽です。てか何も全く気にならなくなりました。見えないって素敵!!
中間では一般教科で1教科赤点もらってました。息子の高専は、親に直接成績表が郵送されてくるんですが、またろうくんところはどうですか?子どもたちは自分の成績(順位など)は、親に聞かないとわからないんですよー。しかしやっぱりデキる子たちの集団の中で抜きん出るのは難しいですね、てか多分息子は無理っぽい(笑 でももう、順位なんかどうでもいいと思うんですけどね。子供たちはやっぱり自分の立ち位置が気になるみたいですね。
あと、息子はもう溶接とかやってるみたいです。何溶接かとか全然分かりませんが、相当に楽しかったみたいでテンションMAXで話してましたが、やっぱり学校によってかなり内容が違うんですねー。
高専ハハとお話する機会がないので、なんか長くなっちゃいました、スミマセン。
またまたろうくんのお話、楽しみにしています♪
中だるみと言うか、勉強に身は入らないかもですね。
うちの男たちも、高校入学当初から2年強、グダグダでしたから。
またろう君、最後の学年になって例えば仕事とかが見えてくると変わってくるかも。
高専の知識、技術を活かした職業で上手く軌道にのれればしめたものですよね。
ただそこまで、なんとしても進級しなくちゃなわけで、お父さんからのフォロー、アンダンテさんからのプレッシャーとかも必要かもですね。
3年生になったときに、ある先生が、「もう一夜漬けでは通用しないから」とおっしゃったらしく、それをきっかけに自分なりに今までの勉強方を変えてみた…らしいです。
専門科目や実技が多くなると、「下克上」もよくあるらしいと聞きました。座学より実技のほうが得意な子はこれからだと思いますよ。
スカイプでクラスの試験対策ルームができてるとか言ってました。そこで情報共有したり、教えてもらったり、過去問共有したりしているみたいです。家にいても友達と勉強できるってすごいですね。
第一志望にはオール5が必要なんですか!? うわー別世界だ(またろうの高専は、中学の内申があんまり関係ない)。
> 見えないって素敵!!
いやーほんと素敵ですよね。わかります。またろうが寮生活だったらどうなってたんだろう? 自分でなんとかするように進化してたのか、それともすでに二回目の二年生でも進級できず、放校になってるか(^^;;
またろうの成績表も親宛に郵送されてきますよ。やっぱりそうしないと子どもが見せないとかいう事件が多発しそうだからですかね。クラス内順位も出ますが、気にしてないみたい。っつか、もっと気にしろよ(-_-#
最近は母逃避モードというか、またろうネタが少なくなってますが、気長にお付き合いください(^^)
高専の先生がいうには、四年のインターンシップあたりから「ふつう」みんなしっかりしてくるらしいですけど、なにしろ「ふつう」路線に乗れるかどうかは予断を許しません。
なによりまず、四年になることですよね…(はぁ)
スカイプで勉強協力ってびっくりです。またろうには技術力(?)も人脈も足りないらしい…