11月30日まで、両国の江戸東京博物館で開催中の展覧会に行ってきた。
ボストン美術館の浮世絵展は以前にも行ったことがある。その展覧会の内容も出来もここしばらくにない秀逸の出来だったので、今度も楽しみに出かけたのだけど……。
まず到着して感じたのは人がやたらと多い。チケットを求める列があるなんて、何事?江戸東京博物館には何度も来てるけど始めてだ。
や~な予感がしつつ、チケットぴあで前売券を購入済みだったのでチケット列はスルーして会場へ向かう。
あっ、見えてしまった…。
入場前から会場の中の浮世絵にたかる人の群れが見えてしまった~~~~
何故にこないに人が多いのか………。
昨今、東京の展覧会の鑑賞環境は急激に悪くなっている。
客がやたらと多いのだ。テレビで紹介された直後は最悪で、それが有名な画家や絵なら人波は絶対あるものと覚悟しなきゃならない。だから出来るだけ出かける展覧会は厳選して行くのだけど、今回はまだ会期はあるし、地味な浮世絵だからと高をくくっていたのに、予想外の人出でしょっぱなからげんなりだ。
更に鑑賞環境を悪化させているのは、日本初公開作品が多いこと。前に見た事のある作品だと、人が多かったらパスして次へとなる所が、なかなかすすまない。その上、ボストン美術館所蔵の浮世絵は、ボストン美術館門外不出だとか、二度と日本で見られない作品だとか今回の美術展を煽っているので、客はこの機会を逃してはなるまいと、作品を見ようとする。
更に!!!
初公開なのでと、東京江戸博物館の職員も気合いを入れたのか、作品一つ一つにつけてある解説文が長くて詳しい。
客、特に年配の男の人はそれをじっくり読もうとするのだ。目が弱っているから、解説文に貼り付くようにして間近で見て、浮世絵に貼り付くようにして説明文と絵を見比べようと必ずするのであす。
もう最悪!!!
何度おやじのハゲ頭を殴りたいっと思ったことか!
オバさんのくるくるパーマを指でよけてやりたいと思ったことか!頭、でかいんじゃ~~~っ。
展覧会を見慣れてる人は、他の人が鑑賞しやすいように作品に貼り付くようにして見たりしないものよ。ましてや、作品の前に仁王立ちしたりしない。見る時は必ず作品に対して、斜め45度から90度に身体を傾けて後ろの人も隣の人にも見易いように注意するべきなのよっ!ちょっと!そこの作品まで5センチの距離に貼り付いているのに、全然作品を見ないで隣の絵を見ようと並んでいるお嬢さん!アナタ!展覧会の基本マナーを勉強して出直して来いっ!
今回の浮世絵は150点ほどの作品があるのですが、そのほとんどはお習字の半紙ほどの大きさなのです。
だから作品の5センチ前に一人が立つと、後ろの人の視界は全て遮られてしまいます。
西洋絵画のように、大きな屋敷の壁に掲げる為に描かれた巨大な作品ならともかく、浮世絵はもともと小さな町家や長屋で庶民が楽しむ為のものなので、出来たら入場制限して客の数をコントロールしないと、良好な鑑賞環境は得られません。
私もけっしてオヤジのハゲ頭の後頭部を見る為に1100円も払って両国まで出かけた訳じゃないんです。
出口のみやげ売り場も人で一杯。館内の食事所も入り口に客の行列が…。
つ、つかれた。こんなに大変な江戸東京博物館は始めてだ。
上の常設展も見たかったけど、早々に撤収~。なんとか欲しかった国政の絵はがきが買えただけマシだった。
ボストン美術館の浮世絵展は以前にも行ったことがある。その展覧会の内容も出来もここしばらくにない秀逸の出来だったので、今度も楽しみに出かけたのだけど……。
まず到着して感じたのは人がやたらと多い。チケットを求める列があるなんて、何事?江戸東京博物館には何度も来てるけど始めてだ。
や~な予感がしつつ、チケットぴあで前売券を購入済みだったのでチケット列はスルーして会場へ向かう。
あっ、見えてしまった…。
入場前から会場の中の浮世絵にたかる人の群れが見えてしまった~~~~

何故にこないに人が多いのか………。
昨今、東京の展覧会の鑑賞環境は急激に悪くなっている。
客がやたらと多いのだ。テレビで紹介された直後は最悪で、それが有名な画家や絵なら人波は絶対あるものと覚悟しなきゃならない。だから出来るだけ出かける展覧会は厳選して行くのだけど、今回はまだ会期はあるし、地味な浮世絵だからと高をくくっていたのに、予想外の人出でしょっぱなからげんなりだ。
更に鑑賞環境を悪化させているのは、日本初公開作品が多いこと。前に見た事のある作品だと、人が多かったらパスして次へとなる所が、なかなかすすまない。その上、ボストン美術館所蔵の浮世絵は、ボストン美術館門外不出だとか、二度と日本で見られない作品だとか今回の美術展を煽っているので、客はこの機会を逃してはなるまいと、作品を見ようとする。
更に!!!
初公開なのでと、東京江戸博物館の職員も気合いを入れたのか、作品一つ一つにつけてある解説文が長くて詳しい。
客、特に年配の男の人はそれをじっくり読もうとするのだ。目が弱っているから、解説文に貼り付くようにして間近で見て、浮世絵に貼り付くようにして説明文と絵を見比べようと必ずするのであす。
もう最悪!!!
何度おやじのハゲ頭を殴りたいっと思ったことか!
オバさんのくるくるパーマを指でよけてやりたいと思ったことか!頭、でかいんじゃ~~~っ。
展覧会を見慣れてる人は、他の人が鑑賞しやすいように作品に貼り付くようにして見たりしないものよ。ましてや、作品の前に仁王立ちしたりしない。見る時は必ず作品に対して、斜め45度から90度に身体を傾けて後ろの人も隣の人にも見易いように注意するべきなのよっ!ちょっと!そこの作品まで5センチの距離に貼り付いているのに、全然作品を見ないで隣の絵を見ようと並んでいるお嬢さん!アナタ!展覧会の基本マナーを勉強して出直して来いっ!
今回の浮世絵は150点ほどの作品があるのですが、そのほとんどはお習字の半紙ほどの大きさなのです。
だから作品の5センチ前に一人が立つと、後ろの人の視界は全て遮られてしまいます。
西洋絵画のように、大きな屋敷の壁に掲げる為に描かれた巨大な作品ならともかく、浮世絵はもともと小さな町家や長屋で庶民が楽しむ為のものなので、出来たら入場制限して客の数をコントロールしないと、良好な鑑賞環境は得られません。
私もけっしてオヤジのハゲ頭の後頭部を見る為に1100円も払って両国まで出かけた訳じゃないんです。
出口のみやげ売り場も人で一杯。館内の食事所も入り口に客の行列が…。
つ、つかれた。こんなに大変な江戸東京博物館は始めてだ。
上の常設展も見たかったけど、早々に撤収~。なんとか欲しかった国政の絵はがきが買えただけマシだった。
