私史上これを見たのは2度目です。
前は箱根の湿生園で見たんでした~。栽培種でなんか鉢に植わってたような…。
でもここ町田えびね苑は里山をまるごとえびね苑にしただけあって、自然の中と似たような感じで植物は花をつけてます~。
野生の花を見た事ないから比べられないんだけどね。
上の画像はクマガイソウです。
変な形~。
や、今日は変な形のを紹介しようとピックアップしてますが、なんともかんとも
WIKIによりますと、この植物は既に絶滅危惧種。環境省のレッドリスト入りしてます。
変な植物に変な名前。
この名前の由来は膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣(ほろ)に見立て、がっしりした方を熊谷直実に、優しげな姿の方を平敦盛にあてたもの。花色がそれぞれ白、赤っぽいため源氏の白旗、平氏の赤旗に見立てたための命名とも言われる。
うう~~む。
下の記事のウラシマソウより更にロマンチックかつ歴史オタクな人のネーミングか!?
にしても平敦盛に熊谷直実?
やたら聞き覚えのあるカップリングだなあ。
あ、あれだっ!
能の「敦盛」って演目。
確か笛の名手だった平敦盛が合戦の時に笛を取りに戻り、船に乗り遅れた所に追いついたのが源氏方の熊谷直実。
んでもって平敦盛を殺した熊谷直実は世の無情を感じて出家する。確か敦盛って話は出家した熊谷直実が須磨に訪れて平敦盛の霊と合うみたいな話だったハズ。
んでもさ~。
私平敦盛って単なるアホじゃないかと思うのよね。
確かに享年16歳ってのは世の無情だと思うけど、なにも戦に負けて落ち延びようって時に、笛を取りに戻らなくてもいいじゃんねえ。
しかも16歳にして確か子持ちだったハズ…。
そんで笛が元で死ぬってどうよ?
しかも敵方の熊谷直実の人生を狂わせるって有りかよっ!
そのフォローの話が能の「敦盛」な訳だ。私が書くともののあわれも台無し~。
うおっ!
WIKIによりますと、これ、育てるの超A級に難しいじゃん。
なんか根がすんごく長くなるんだって。長さ1メートル。
んでもって根の先っぽが鉢植えの鉢に当たると枯死するんだって。だからたまに花屋や園芸店でみかけるクマガイソウは鉢に入れるために根を短く切断してるのが普通。
なんか更に適地の条件が厳しいことを書いてるな。
明るい日陰で土壌の状態、湿度、温度が栽培に適したものであること。周囲に風よけになるものがあるっこと。また大量増殖技術か確立されていないんだって。なのに上の画像のようにとっても変った形をしてるから、欲しがる人は多い訳だ。
そりゃあ、絶滅危惧種になるわ