あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

1200年の歴史ある中院

2011年06月21日 04時56分03秒 | 神社・仏閣
川越巡回バスを「中院」の停留所で降りて到着したのは中院さん。9時42分。
こちらは約1200年前、比叡山で最澄の教えを受けた慈覚大師円仁が開基のお寺です。
日本史で習う最澄。あれって比叡山にいた人でしたっけ?んでもって天台宗ですよね。でもなぜか目の前には日蓮さん…。なんでや?
あ。トップページの画像は中院の入口。そこに天台宗と日蓮宗とかかれた石柱がそれぞれにあるのです。
『日蓮さんは、比叡山で10年余り勉強してました。で1253年に太陽を拝し「南無妙法蓮華経」と題目を唱え、日蓮と名前を改め日蓮宗を開宗しました。』ってお寺のホームページに書いてありました。日蓮さんはこの中院にも訪れてるのですね。
時代がぐっと下って昭和51年、天台宗務庁より「天台宗別格本山特別寺」の称号をもらってます。
こちらはしだれ桜の見所なのですが、訪れたのは5月14日。既に葉桜になってます。
境内に何かの花が散ってました。なかなかの風情。
でもそもそもこちらにお邪魔したのは、歴史蘊蓄ではなく、バスの運転手さんおすすめの『つつじのトンネルの下を歩く』です。
つつじ~!!どこ~~!!
…ない。
つーか、残骸を発見した…。
つつじの季節は終ってたのです。
コラ~~っ!!観光ガイドっ!!情報が古いぞ~~っ!!
気を取り直し、境内を散策。

最初に発見したのは、歴代住職のお墓です。
鎌倉のお寺はよく訪問してるのですが、墓石の形が全然違うのね。へえ~。
由比ケ浜から若宮大路(2010年4月15日)の記事有名人のお墓の画像ではありませんが、鎌倉のお墓の基本形の解説があります。

つつじのトンネルの残骸を抜けると、鐘付き堂がありました。
なんかここ雰囲気あるなあ。時代劇とか江戸時代を舞台にした漫画に出てきそう~。

鐘つき堂の真下から鐘を見上げる。
あんな所に千社札がっ!!どうやって貼ったのだろうか??

ひと驚きして中院さんを後に。観光地図片手に北上します。
と。多聞院の南院跡がありました。
住宅地にこれだけがあるのだ!なんか不思議…。でも歴史の街、川越なら有りなのか!?
調べてみた。
南院は明治の初めの神仏分離令による廃仏毀釈運動で廃院となってました。現存してるのは、かつての南院一角。そこに石碑と石仏が置いてあるんだって!
なんか、夢の跡といった雰囲気でうら寂しい。
さて、次は…。近いゾっ!!
行け行け、go!go!!
人気ブログランキングへ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする