2021/3/9散策。田んぼの植物を見物した後、隣接する湿生生態園を見て回る。
大きなキブシ(木五倍子):キブシ科キブシ属に属する雌雄異株の落葉低木。別名キフジともいう。
花は3−5月の葉が伸びる前に淡黄色の総状花序につける。長さは3−10センチになる花茎は前年枝の葉腋から出て垂れ下がり、それに一面に花がつく。
これは雄花か雌花か?
花粉があるねえ。おそらく雄花かな?
あ。青木(アオキ)の実が成ってます。赤い果実が目立ちます。
冬の間、あちこちの公園でアオキを見かけましたが、ここまで赤い実が多い木はなかったように思います。この差はなんだろか??ふらふらと歩いてると、花芽のあるアオキを見つけた。
はい!咲いてますぅ〜〜!!アオキの花ってこんな感じで咲くんだ。色も形も想像外です。
アオキ(青木):ガリア科またはアオキ科アオキ属の常緑低木。
和名のアオキの由来は、しきを通じて常緑で葉のほか、枝も常に緑色(青い)であるため名付けられた。別名でアオキバ、ヤマタケとも呼ばれる。ちなみに、英語ではジャパニーズ・ローレルともいい、月桂樹の葉の形と色から名付けられたという説がある。
花期:3−5月。雌雄異株。冬になると、雌株に楕円形の小指大ほどの赤い果実が12月ー翌年5月頃までついている。アオキの果実は、大きな手指の周りに薄い果肉が付いているだけで、小鳥たちには人気がない。
湿生生態園は緑色。
けど小さな花畑が広がっていた。
オオイヌノフグリとヒメオドリコソウ。
ナズナ。
*2021/4/13修正。
上の画像はナズナではなくタネツケバナ(種漬花)でした。
タネツケバナ(種漬花):アブラナ科タネツケバナ属の植物。水田などの水辺に群生する雑草。茎は下部から分岐して高さ10−30センチ。花期:3−5月。
オオイヌノフグリ。視線を低く。しゃがんで撮影です。さてと、帰りましょう。
ん?赤い実がたくさんみえる。アオキダァ〜。そしてよく見れば、赤い実をつける右手に花芽をつけたアオキもある。谷戸山公園は高低差が大きくて、散策路を外れて歩くには危険な公園です。つまりほとんど自然の里山が残ってるのだ。自然の雑木林の中でこんな感じでアオキは生えてるのだろう。移動。どうせならば来た道とは別の道で帰りたい。
先ほど紹介した枯死した木を切り倒した場所に戻ってきた。さっきは気づかなかったけど。画像上部に切り株が写ってるんだけど。その前にキブシの花序が揺れている。もしかしたら切り倒した時に下草と一緒に背の低い雑木も巻き込まれたのだろう。あのキブシは無事だったのかな?この後、散策路は直線すればわきみずの谷。左の階段を上がればクヌギ・コナラ観察林となる。
クヌギ・コナラ観察林の散策路には、切り倒した木が並んでいた。
去年、多くのコナラがキクイムシにやられて枯死してしまった。その処分が進められてるのだ。もうこれは雑木林ではない。木が消えた斜面です。キクイムシの効果的な駆除方法はまだ見つかってない。けどキクイムシは大きな木の幹に入り込むらしい。切り倒してしまったならそこに若木を植えてほしい。若木が大きくなる前に駆除方法を発見できたらいいなあ。
散策路のそばに白い花を見つけた。背が低い木の枝に並んでる。
気付けば結構あちこちで咲いてます。何の花かな?
最後にテニスコートのそばの崖の上。去年の終わりに見つけたウシハコベの確認。
あまり大きな群落はなかったけど。既に花が咲いていた。まだ時間が早いので、ついでにかにが沢公園へ寄って行こう。谷戸山公園は県立公園なので、お手入れは県の予算でやってるハズ。かにが沢公園は市立公園だから座間市の予算。あそこの枯死した木はどう成ったかな?
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