讃岐うどんにはいりこの出汁が使われる。
讃岐人(香川県民)は料理の出汁は基本いりこ。
なのにここ2年いりこの値段が高いのだ。
近所のスーパー価格で200グラム980円+税もしやがるのである。
価格が高い訳は簡単。
いりこが不漁なのだ。いりこ漁は期間限定。
観音寺市の沖にある伊吹島がいりこ漁の盛んな場所で、漁期は6月から9月まで。この間にいりこが大漁ならば値段も下がるのだけれど。去年も今年も猛暑と漁期がかち合ってるからか、不漁です。ってな事で、去年のいりこ祭りで1年分購入したいりこで我が家の料理の出汁をまかなったので、今年もいりこ祭りに参戦した。
「去年は出発が遅れて大渋滞だった。今年は8時半には出るからねっ!」とダンナに宣言する。
当日、なぜか渋滞にならない??なぜなんだ〜??と思いつつ車を勧めたら、新規に臨時駐車場が増設されていた。2つも。おかげさまで到着したのはまだ開場前。来賓の方々のご挨拶を聞きながら会場内へ。
中はすごい熱気。けど去年に比べて大行列がない??なぜかしら〜〜?
大行列は屋外に出来ていた。どうも消防からチェックが入ったっぽい。つまり「会場内で大量に揚げ物をしてはいけません」という事らしい。開場時間となっても、消防は「会場内でガス台を設置しているブースの点検が終わるまでは買い物を控えて下さい」と慎重だ。
わかる。人が多いからね。けど、入場時間までには消防のチェックを済ませて欲しかった。
最初に突撃したのは三豊市の漁協のブースです。
1年分のいりこ。自分ちで使うので、お安い訳あり品が目当てです。
上の画像左に3袋づつ2セット並んでますね。この商品は1袋350円。3袋購入すると1000円とお得です。
ついで、右の少し黄色味のある大袋。1キロ1000円。どこが訳ありなのか?といえば、黄色いのは魚に脂肪がありすぎてこの色になってるとのこと。当初は1キロ1000円を2袋と200グラム入り350円のを3袋購入するつもりでしたが、1キロ1000円のは流石に封を切って一気に使うには多すぎる。ので変更しました。
最初から親戚なんかに配るつもりでのこの数。どこにお裾分けしようか?と考えてたけど、翌日ダンナの姉さんがたまたま我が家にお歳暮を届けにやってきたのでプレゼントした。とっても喜んでもらえて大満足。そうだよね。香川県民にとって煮干しが高くてみんな困ってるのだ。
さて。次は私の大好きなげんこつ飴!
昔懐かしの飴。げんこつ飴とたんきり飴。ついでに梨の飴を各200円で売っていたので購入。
飴屋さんのお隣のブースが短めの行列があったので覗いてみたら、さきいかが一袋200円だったので2袋と旨辛のイカもついでに購入。合計600円。
なぜに余計なものを購入しているか?というと、500円購入ごとに抽選補助券をもらえるのだ。補助券5枚で1回抽選出来るから。ま。結局上の画像左下に2つティッシュが並んでるので結果はお察しのごとく。あ〜残念〜。
さて、いりこまつりときたら伊吹漁協女性部さんのいりこ出汁の効いたうどんです。
行列に並んで今年もいただきました。うどんの麺の味はともかく、出汁はピカイチ。ご馳走様でした。ちなみに、いりこご飯も購入した。
満足。最後に、モリヒロ園芸さんのブースはどこだ??去年と同じ場所にいないっ!
探したらば、屋外の大行列の天ぷらやフライのブースの奥にあった。
「すみませ〜ん。じょんならんトマト下さい〜」
じょんならんとは、香川の方言で「手に負えないくらい」という意味です。じょんならんトマトは糖度が高く、いちごより甘いトマトなのだ。普通は箱入りでギフト用に販売されているのですが、いりこ祭りでは大袋で売られている。なんと、一袋500円なり。去年は帰宅後気づいた。なので今年は是非とも買いたかったのですよ。
ってなことで、今年は早々と撤収。早く来ると欲しいものが早く買えていいなあ。また来年も煮干し用のいりこを買いに来よう。
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