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都営荒川線・鬼子母神前駅で降車。
さて、鬼子母神堂はどこにあるのか?なんとなく線路の反対側だと思うので、ともかく渡れる方へ行ってみた。そのままなんとなく道なりに歩いてみた。
突然右手になんか、素晴らしき参道が現れた!!
ふおおおおぉおおお~~っ!!
テンション上がるうぅうう!!
石碑発見。
鬼子母神大門欅並木
何が凄いって、ケヤキの大きさです。
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や。全部が全部太い木じゃないんだけどね。中には若いケヤキもあるんだけどね。中にはすんごく立派な樹もあるんですよ。
ケヤキ並木の途中には、観光案内所・雑司ヶ谷案内処がありました。早速情報ゲットです。だって朝思い立って出て来たので、鬼子母神堂の所在すらわからない有様。案内処では現在2階で日本のミケランジェロ・石川雲蝶パネル作品展が展示されています。
彫刻家・石川雲蝶は、江戸時代末期から明治初期に活躍しました。雑司ヶ谷生まれ。現存する主な作品群は、新潟県魚沼市近辺にあります。
パネル展なので、本物の凄さがどこまで再現出来てるかは謎ですが、充分凄いです。パンフレットを手に入れる価値ありっ!!まるで美術書の如くです。
目の保養が終わったら改めて鬼子母神を目指します。
あれ??
ケヤキ並木の終点に着いてしまった~。なのに鬼子母神堂がないっ!!
あ~れ~??ケヤキ並木は参道じゃないのか??
終点で頭を捻りつつ、ふと左手にお社が見えたので行ってみた。
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こ・これかな~~??
いや。最近目がヤバくてですね。なんか小さい字が読めないの。本堂の扁額は見えんっ!
あ。
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入口の石彫に石榴が彫ってある!間違いありません。ここは鬼子母神堂です。
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境内に、立派な大イチョウがありました。
説明板発見:雑司ヶ谷鬼子母神のイチョウ(東京都指定天然記念物)
イチョウは、一属一種のイチョウ科に属する、裸子植物の落葉高木である。耐寒対暑性があり、社寺の境内・庭園・公園・街路樹として広く植栽されている。
中国原産といわれ、日本へは遣唐使の帰国によってもたらされたという説もある。
雌雄異株で、4月に開花し10月に種子(銀杏)は成熟し、黄葉する。
樹高30メートル、幹周り8メートルの雄株で、都内のイチョウでは、麻布善福寺のイチョウに次ぐ巨樹であり、樹勢は盛んである。
応永年間(1394-1428)に僧日宥が植えたと伝えられる。
古来『子授銀杏』といわれ、戸張苗堅の「ろ楓」によると、婦人がこのイチョウを抱く光景が見られ、注連縄を張るようになったのは、文政年間(1818-29)の頃という。」
おもわぬ歴史ポイントでした。なんつーか、新緑もいいけど秋に訪問したらばもっと感動した場所だったかも?
さて、何はともあれお詣りしとかないと~??ん!?
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なんか、ここだけ昭和が残ってる!
境内に突然駄菓子屋が現れた。ここで足りないのは子どもの姿だけど、今どきはなぁ~。
ン??
なんか動いた…。
よってみた!
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猫だった~~~っ!!
猫が店番してるとは…。侮れん…。猫好きにはおススメポイントですな。や。あっこさんとお散歩したかったぜ。
そういえば、私の萌えチェックも。
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愛嬌ある狛犬です。
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立派な建物です。
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つーか、色彩が華やか~~。
あれ?『鬼』に点が足りない。なぜかしら~??
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お賽銭を用意してまずは参拝です。
ハッ!!鬼子母神堂ってお寺なの??それとも神社なの??手を叩いていいの~~???
先にチェックしとけよっ!!てなもんだっ。
鬼子母神に「神」の字はあるけど、これって本尊だろうからご神体ってことはないハズで…。
ならば、神社でなく仏教寺院なハズ。入口にでっかい鳥居もなかった!
よし!まずはお賽銭投入。続いて鰐口を1回だけならして。姿勢をただし静かに一礼。お寺さんだから手は叩かない。八十八カ所でもないので読経もしない。つーか、般若心経も覚えてないから出来ないし。お願い事はもちろん、「今年一年、健康現状維持出来ますように!」今はもうこれしかない私です。最後に軽く一礼して本堂を下がります。
あ。久々にやり遂げた感です。
なら安心して建物鑑賞開始じゃ!
本堂内に鋳物のでっかい灯籠って珍しくない?
建物の彫刻も石榴を採用!
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立派彩色木彫ですが、針金のカバーがっ!!鳩除けかな??最近これをかけてる場所増えてるよな~。保存からいうと正解なんだが、情緒はないのう~。
そこへ参拝者がやってきた。まさかのスーツ着用のサラリーマン!!
ええ~~??ば・場違い感半端ないんですけど~?
と。参拝を終えた彼は、お守りを見繕い始めました。そこへ奥から人が現れた。
「子授守りはこちらです」お買い上げ!そっか~。そういう需要があるのね。
建物の下に石柱がありました。法名『寺』鬼子母神堂だそうで。
や。やっぱりお寺でよかったのねっ。一抹の不安があったので一安心です。
「法明寺鬼子母神堂(都指定有形文化財)
鬼子母神本殿の建立は、棟札によれば寛文4年(1664)、拝殿と幣殿は元禄13年(1700)に建てられた権現造りの建物です。
本殿は三軒社流造り、身舎側面二間ですが、内部は向背を含めて方三間の一堂となっています。
鬼子母神の由来は、永禄4年(1561)の鬼子母神像出現に始まったと伝えられます。長く庶民の信仰の対象になり、江戸後期には将軍の御成もあった程大いに繁盛しました」
境建物の周りには石榴の木が植えられてます。
ん!?
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携帯電話は旧式で、望遠出来ません。ブログ作成時に、iphotoで切り取って拡大したけど、何の彫刻だか判明せず。たぶん小鬼だと思うんだが、どうだろう~??
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他にこんなのを見つけました。江戸の頃流行った力自慢大会の時に使用した力石。
力石にはその時の大会の優勝者の名前や住所が刻んであったり、石の重さが刻んであったりします。富岡八幡宮や、根津神社でも見たような~?
それより、さっきから境内ですんごく目立ってるのがあるんですが…。
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何コレ!?
すんごく大きいよ?
何だろうなあ~。もしかして昭和の時代にお祭とかで見かけたお化け屋敷とか、こうおっきなヘビとか出てくる~??アレなのか???にしてもなぜに「赤い」のか??
…魔除け??
あ。何か幟がある『唐組』…。
現地ではさっぱり分からなかったのですが、どうやら劇団の小屋だったようです。今どき移動テントを好んで使ってる劇団ってあるのね。いや、これも昭和の再現なのか??
雑司ヶ谷の鬼子母神はまさかの昭和にトリップ出来る場所でした。訪問した時は参拝客もほとんど私だけだったので、昼下がりのタイムスリップに行き会った不思議な気分でした。
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さて、鬼子母神堂はどこにあるのか?なんとなく線路の反対側だと思うので、ともかく渡れる方へ行ってみた。そのままなんとなく道なりに歩いてみた。
突然右手になんか、素晴らしき参道が現れた!!
ふおおおおぉおおお~~っ!!
テンション上がるうぅうう!!
石碑発見。
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何が凄いって、ケヤキの大きさです。
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や。全部が全部太い木じゃないんだけどね。中には若いケヤキもあるんだけどね。中にはすんごく立派な樹もあるんですよ。
ケヤキ並木の途中には、観光案内所・雑司ヶ谷案内処がありました。早速情報ゲットです。だって朝思い立って出て来たので、鬼子母神堂の所在すらわからない有様。案内処では現在2階で日本のミケランジェロ・石川雲蝶パネル作品展が展示されています。
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彫刻家・石川雲蝶は、江戸時代末期から明治初期に活躍しました。雑司ヶ谷生まれ。現存する主な作品群は、新潟県魚沼市近辺にあります。
パネル展なので、本物の凄さがどこまで再現出来てるかは謎ですが、充分凄いです。パンフレットを手に入れる価値ありっ!!まるで美術書の如くです。
目の保養が終わったら改めて鬼子母神を目指します。
あれ??
ケヤキ並木の終点に着いてしまった~。なのに鬼子母神堂がないっ!!
あ~れ~??ケヤキ並木は参道じゃないのか??
終点で頭を捻りつつ、ふと左手にお社が見えたので行ってみた。
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こ・これかな~~??
いや。最近目がヤバくてですね。なんか小さい字が読めないの。本堂の扁額は見えんっ!
あ。
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入口の石彫に石榴が彫ってある!間違いありません。ここは鬼子母神堂です。
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境内に、立派な大イチョウがありました。
説明板発見:雑司ヶ谷鬼子母神のイチョウ(東京都指定天然記念物)
イチョウは、一属一種のイチョウ科に属する、裸子植物の落葉高木である。耐寒対暑性があり、社寺の境内・庭園・公園・街路樹として広く植栽されている。
中国原産といわれ、日本へは遣唐使の帰国によってもたらされたという説もある。
雌雄異株で、4月に開花し10月に種子(銀杏)は成熟し、黄葉する。
樹高30メートル、幹周り8メートルの雄株で、都内のイチョウでは、麻布善福寺のイチョウに次ぐ巨樹であり、樹勢は盛んである。
応永年間(1394-1428)に僧日宥が植えたと伝えられる。
古来『子授銀杏』といわれ、戸張苗堅の「ろ楓」によると、婦人がこのイチョウを抱く光景が見られ、注連縄を張るようになったのは、文政年間(1818-29)の頃という。」
おもわぬ歴史ポイントでした。なんつーか、新緑もいいけど秋に訪問したらばもっと感動した場所だったかも?
さて、何はともあれお詣りしとかないと~??ん!?
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なんか、ここだけ昭和が残ってる!
境内に突然駄菓子屋が現れた。ここで足りないのは子どもの姿だけど、今どきはなぁ~。
ン??
なんか動いた…。
よってみた!
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猫だった~~~っ!!
猫が店番してるとは…。侮れん…。猫好きにはおススメポイントですな。や。あっこさんとお散歩したかったぜ。
そういえば、私の萌えチェックも。
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愛嬌ある狛犬です。
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立派な建物です。
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つーか、色彩が華やか~~。
あれ?『鬼』に点が足りない。なぜかしら~??
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お賽銭を用意してまずは参拝です。
ハッ!!鬼子母神堂ってお寺なの??それとも神社なの??手を叩いていいの~~???
先にチェックしとけよっ!!てなもんだっ。
鬼子母神に「神」の字はあるけど、これって本尊だろうからご神体ってことはないハズで…。
ならば、神社でなく仏教寺院なハズ。入口にでっかい鳥居もなかった!
よし!まずはお賽銭投入。続いて鰐口を1回だけならして。姿勢をただし静かに一礼。お寺さんだから手は叩かない。八十八カ所でもないので読経もしない。つーか、般若心経も覚えてないから出来ないし。お願い事はもちろん、「今年一年、健康現状維持出来ますように!」今はもうこれしかない私です。最後に軽く一礼して本堂を下がります。
あ。久々にやり遂げた感です。
なら安心して建物鑑賞開始じゃ!
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立派彩色木彫ですが、針金のカバーがっ!!鳩除けかな??最近これをかけてる場所増えてるよな~。保存からいうと正解なんだが、情緒はないのう~。
そこへ参拝者がやってきた。まさかのスーツ着用のサラリーマン!!
ええ~~??ば・場違い感半端ないんですけど~?
と。参拝を終えた彼は、お守りを見繕い始めました。そこへ奥から人が現れた。
「子授守りはこちらです」お買い上げ!そっか~。そういう需要があるのね。
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や。やっぱりお寺でよかったのねっ。一抹の不安があったので一安心です。
「法明寺鬼子母神堂(都指定有形文化財)
鬼子母神本殿の建立は、棟札によれば寛文4年(1664)、拝殿と幣殿は元禄13年(1700)に建てられた権現造りの建物です。
本殿は三軒社流造り、身舎側面二間ですが、内部は向背を含めて方三間の一堂となっています。
鬼子母神の由来は、永禄4年(1561)の鬼子母神像出現に始まったと伝えられます。長く庶民の信仰の対象になり、江戸後期には将軍の御成もあった程大いに繁盛しました」
境建物の周りには石榴の木が植えられてます。
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携帯電話は旧式で、望遠出来ません。ブログ作成時に、iphotoで切り取って拡大したけど、何の彫刻だか判明せず。たぶん小鬼だと思うんだが、どうだろう~??
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他にこんなのを見つけました。江戸の頃流行った力自慢大会の時に使用した力石。
力石にはその時の大会の優勝者の名前や住所が刻んであったり、石の重さが刻んであったりします。富岡八幡宮や、根津神社でも見たような~?
それより、さっきから境内ですんごく目立ってるのがあるんですが…。
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何コレ!?
すんごく大きいよ?
何だろうなあ~。もしかして昭和の時代にお祭とかで見かけたお化け屋敷とか、こうおっきなヘビとか出てくる~??アレなのか???にしてもなぜに「赤い」のか??
…魔除け??
あ。何か幟がある『唐組』…。
現地ではさっぱり分からなかったのですが、どうやら劇団の小屋だったようです。今どき移動テントを好んで使ってる劇団ってあるのね。いや、これも昭和の再現なのか??
雑司ヶ谷の鬼子母神はまさかの昭和にトリップ出来る場所でした。訪問した時は参拝客もほとんど私だけだったので、昼下がりのタイムスリップに行き会った不思議な気分でした。
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