最高気温30度。
今年も、四万十にホタルの季節がやってきました。
南国四万十で、ゲンジボタルの光がよく見られるのは、5月20日頃から6月10日頃まで。
ホタルの出現期や数は、前年の水の出方やその年の気候などで少し変わります。
昨年は、お盆時に10メーター級の増水がありました。
その時にホタルの幼虫が流されてしまっていれば、今年は数が少ないかもしれません。
淡い光が夜の水面にフワフワと飛び、岸の木々で沢山の小さな光が点滅しています。
それは古い時代のモノクロ映画の
「貧しく質素な暮らしぶりだけど、あたたかな家庭のクリスマスツリー」を僕に連想させました。
そして僕らは、静かな夜の水面に音もなくカヌーを滑らせた。
そこはもう別世界。幻想的なホタルの光の川にカヌーでお邪魔です。
・ホタルの夜カヌー・満月の夜カヌー・星屑の夜カヌー 魅惑的な夜の3大カヌー。
*ナイトカヌーはキケンがあぶないのだ。素人さんや良い子は真似しないでね。
晴れた今日は、今年初の真夏日となりました。
白みがかった水色の空。湿って蒸し暑い空気。
昨日までの雨で少し増水した四万十川は、ささ濁り。
布団と洗濯物を干した僕は、ベランダでぼおっと眼下の庭をながめていました。
すると、道路から庭へ続く狭いスロープにイタチがのそのそと姿を見せた。
彼は(彼女かも)、こちらの視線もおかまいなしに
後ろ足で立ち上がり、スロープ脇の石垣をしきりにのぞいた後、ヨタヨタと草むらの中に。
こんな警戒心のないイタチを見たは初めてです。
(アナグマが、昼間の川原を千鳥足でフラフラ行くのは、これまでに何度か見た。
その姿は酒にへべれけに酔ったおっさんのようだった)*イタチもアナグマも夜行性。
自転車で川沿いの裏道を行くと、おっ!目の前に短身&大きな銭型斑紋のヘビの姿が。
うおっ、マムシだ!(こちらでは、クチメと呼びます)。
毒が強い、下手にちょっかい出して噛まれたら、タマランチ会長だ(古っ!)
まーむし(無視)しよう。
家に戻った僕はフルチンになり、汗をかいた体を水道の水で流しました。
「ザバッ、うおっほーい・・・」
水道の水は、股間のおいなりさんが、思わずきゅっとすぼむほどまだ冷たい。
けど、気分はソーカイ!四万十の夏は、もうすぐそこまで来ています。
梅雨の晴れ間は、もう夏空です。
雨に洗われ、クッキリと映る景色、あつーい日差し。
梅雨は、四万十川が一番水量に恵まれる季節(too machな時も多いけど)です。
この時期のツアーは、コース&時間をゲストのお好みに組み合わせたオリジナルツアーも可能ですよ。
(真夏のオリジナルはツアーは、なかなか難しいのですが)
四万十で、あなたの夏のトビラを開けてみませんか。
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