最高気温22度。
「四万十の山の色が見頃なのは、
秋の紅葉の時期だと思っている人は、けっこう多いのではないだろうか?」
でもじつは、南国の山が色とりどりで華やかなのは、春~初夏なのです。
あたたかな四万十は、秋に紅葉する落葉樹はすくなく、紅葉は山肌にポツポツ見られる程度。
(ハデな紅葉は、標高が高い黒尊渓谷などで見られます)
いっぽう春~初夏の山は、照葉樹(カシやシイなど)の葉の濃緑をベースに、
照葉樹の新葉の赤紫、落葉樹の新葉の萌黄、それら新葉の若緑にいろどられます。
5月には、シイやカシのクリーム色の花がいっせいに咲き、山肌にひときわ目立ちます。
このように南国の山は、春~初夏にカラフルな山景色を見せるのです。
春の山につながる川岸は、
ヤナギやエノキの萌黄の葉、キシツツジ、トサシモツケ、ウツギなどの花にいろどられます。
聞こえてくるのは、瀬音、木々のざわめき、ウグイスの声、カジカ蛙の美しい声。
春の山が萌えれば、僕のココロも「新緑萌えー」って感じです・・・。
♪The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind ♪ (風に吹かれてbyボブ ディラン)
「春の川 ひねもす のらり くらりかな」
若葉萌える春の山に吹き渡る風を、のんびりとながめた午後なのでした
黄金週間ツアーは、
初夏の山の景色と薫る風も大きな魅力。
ヤマフジ
シャガ
シモクレン とても好きな花です。花言葉は荘厳、恩恵
今日の四万十川 水量やや多し 笹濁り
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます